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参考資料3 「薬害を学ぼう 指導の手引き(改訂版)」 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00007.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第23回 3/26)《厚生労働省》
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【公民科(公共、政治・経済)】
授業の流れ(例)

時間50分

〈本時のねらい〉
1 様々な薬害の経緯と現状から薬害の発生・拡大原因を理解する。
2 薬害を起こさない社会にするためにはどうしたらよいのか、主体的に考察する。

【公共(公民科)

<高等学校学習指導要領(抜粋)>
2 内容 B 自立した主体としてよりよい社会の形成に参画する私たち
ア(ウ)職業選択,雇用と労働問題,財政及び租税の役割,少子高齢社会における社会保障の充実・安定
化,市場経済の機能と限界,金融の働き,経済のグローバル化と相互依存関係の深まり(国際社会におけ
る貧困や格差の問題を含む。)などに関わる現実社会の事柄や課題を基に,公正かつ自由な経済活動を行う
ことを通して資源の効率的な配分が図られること,市場経済システムを機能させたり国民福祉の向上に寄
与したりする役割を政府などが担っていること及びより活発な経済活動と個人の尊重を共に成り立たせる
ことが必要であることについて理解すること。
<高等学校学習指導要領の解説(抜粋)>
より活発な経済活動と個人の尊重の両立については,例えば,製品事故や薬害問題などを扱い,政府によ
る適切な政策が必要であるとともに,企業にはそうした問題を生じさせないなど社会的に責任のある行動
が求められていることを理解できるようにすることが大切である。また,消費者も,社会,経済,環境な
どに消費が与える影響を考えて商品を選択するなど,公正で持続可能な発展に貢献するような消費行動を
とることが求められていることを理解できるようにすることも大切である。

【政治・経済(公民科)

<高等学校学習指導要領(抜粋)>
2 内容 A 現代日本における政治・経済の諸課題
イ(エ)市場経済の機能と限界,持続可能な財政及び租税の在り方,金融を通した経済活動の活性化につい
て多面的・多角的に考察,構想し,表現すること。
(内容の取扱い)市場経済の効率性とともに,市場の失 敗の補完の観点から,公害防止と環境保全,消費者に
関する問題も扱うこと。
<高等学校学習指導要領の解説(抜粋)>
消費者に関する問題については,家計,企業,政府間の情報格差という情報の非対称性についての理解を
基に,製品事故や薬害問題などを扱い,政府や企業の責任に触れるようにすることに加え,消費者も自ら
の利益の擁護及び増進のために自立した消費者になるとともに,個々の消費者の特性及び消費生活の多様
性を尊重しつつ,自らの消費生活に関する行動が現在及び将来の世代にわたって内外の社会経済情勢及び
地球環境に影響を及ぼし得るものであることを自覚して,公正かつ持続可能な社会の形成に積極的に参画
することが期待されていることや,どのような消費者行政が行われているのかということについて関心を
もつことができるよう指導を工夫することも考えられる。

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