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参考資料3 「薬害を学ぼう 指導の手引き(改訂版)」 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00007.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第23回 3/26)《厚生労働省》
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【 用語解説 】五十音順
医薬品
医療機器等法
(旧薬事法)

「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の略称。
薬機法ともいう。医薬品・医療機器・再生医療等製品等の品質・有効性・安全性の
確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生・拡大の防止のために必要
な規制を行うとともに、指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にそ
の必要性が高い医薬品・医療機器・再生医療等製品の研究開発の促進のために必要
な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ることを目的とする法律。

エイチアイブイ

HIV

人の体をさまざまな細菌などから守る働き(免疫)をするTリンパ球などに感染す
るウイルスであり、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)の略
称である。
HIV感染により免疫力が低下することで、普段は感染しないような病原体に感染
しやすくなり、さまざまな症状を発症するようになる。代表的な 23 種の疾患に感
染した時点でエイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)と診断される。

エムエムアール

MMR
ワクチン

平成元年から予防接種法に基づく予防接種で使用され始めたはしか(Measles)・お
たふくかぜ(Mumps)・風疹(Rubella)の3種混合ワクチン。はしかと風疹は予防
接種法の対象疾病であり、おたふくかぜは対象でなかったが、MMRワクチンを使
用すれば3疾病同時に予防接種を受けられるようになった。

キノホルム
製剤

1900 年頃にスイスで外用薬(塗り薬)として販売が始まった薬で、日本では 1953
年から内服薬(飲み薬)の整腸剤として使われるようになった。
現在、日本では医薬品として承認されていないが、オーストラリア等の海外では外
用殺菌剤として使われている国がある。

クロイツフェ
ルト・ヤコブ


脳に異常プリオンが蓄積し、神経細胞の変性が起こって機能が障害される病気。急

クロロキン

1950 年からマラリアや腎疾患等の治療薬として日本での販売が始まった薬。

速に認知症が進行し、発病から数ヶ月で無言・無動状態となり、1~2年で全身衰
弱、呼吸麻痺、肺炎などで死亡する。
現在、日本では医薬品として承認されていないが、米国等の海外では抗マラリア薬
等として使われている国がある。

クロロキン
網膜症

クロロキン製剤の副作用によって生じる網膜の障害で、視野狭窄による視野の欠損

血液製剤

人の血液から得られた医薬品で、「輸血用血液製剤」と「血しょう分画製剤」の2

などを主要な特徴とする不可逆性の視覚障害。
つに分類される。「輸血用血液製剤」は、人の血液そのものや、赤血球、血小板、
血しょうといった成分を分離精製した製剤で、「血しょう分画製剤」は、血しょう
から治療に必要な血しょうタンパク質を分離精製した製剤である。
現在、日本では様々な安全対策を施した上で使用されている。

血友病

出血したときに血を固めるために働くタンパク質が、生まれつき低下・欠乏してい
る病気。このため、一度出血すると、止血までに時間がかかる。
血友病の患者が出血した場合、低下・欠乏している血を固めるためのタンパク質を
補充するため、血液製剤を投与することがある。
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