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参考資料3 「薬害を学ぼう 指導の手引き(改訂版)」 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00007.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第23回 3/26)《厚生労働省》
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【 補 足 】
薬の役割
○前提として、病気やけがから回復するときには自然治癒力(病気やけがを乗り切る
ために、本来人間が持っている力)が働く。
○その上で、薬は、自然治癒力だけでは回復できない場合に、病気の原因を取り除い
たり、自然治癒力を助け、病気やけがが早く治るようにしたり、重くならないよう
にしたりする役割を果たしている。
薬の製造から販売まで
○製薬企業が薬を製造、販売するには、医薬品医療機器等法(旧薬事法)に基づき、
様々な審査を得て、医薬品としての承認や製造販売業等の許可を厚生労働大臣から
受ける必要がある。
○新薬の承認では、基礎研究、非臨床試験(動物実験)、臨床試験(治験)などのデー
タに基づき、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)で審査がなされ、
学識経験者の集まる薬事・食品衛生審議会の意見を踏まえて厚生労働大臣が承認す
る。
○薬の承認後には、製薬企業は安全性情報を報告する義務が課されるとともに、一部
の薬には再審査、再評価が課される場合もある。

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