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参考資料3 「薬害を学ぼう 指導の手引き(改訂版)」 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00007.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第23回 3/26)《厚生労働省》
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解説と補足

薬害ってなんだろう?〔テキスト p.1-2〕

【 目 的 】
○薬害の経緯を知り、薬害が発生してきたことを理解する。
○その上で単なる副作用との違いに注目しながら、薬害発生の共通点を考える。
○高校生については、さらに踏み込んで「どのようなことが理由で薬害が発生したか考
えてみよう」などの問いを設定し、その課題に対して考察や発表を行う。

Point


について

指導上のポイント
○年表を各自確認させる(必要であればいくつかの薬害について解説を行う)。
○古くは 1950 年頃から最近に至るまで薬害が起きたことや、原因薬剤には予防接種のた
めのワクチンや胃腸薬、解熱剤等自分たちにも身近なものが含まれていること※など
を認識させる。
※ 以下については、本手引きの p.8-9 の用語解説も参照。
ジフテリア:現在も予防接種法に基づく定期接種の対象疾病となっている。
キノホルム製剤:胃腸薬として使用されていた。
サリドマイド:睡眠薬や胃腸薬として使用されていた。

Point

について
➢ 考察結果の例


単なる副作用とは異なり、薬の安全性を守るために関係者が担うべき役割が
きちんと果たされていなかったために起きてしまった。
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