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参考資料3 「薬害を学ぼう 指導の手引き(改訂版)」 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00007.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第23回 3/26)《厚生労働省》
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製薬会社による研究開発

品た厳
質製格
の造な
確にル
保よー
りル
、を

全遵
性守
、し

基礎研究 2~3年
(将来薬となる可能性のある新しい物質を発見したり作り出す)

非臨床試験 3~5年
(動物や培養細胞を用いて有効性と安全性を研究する)

臨床試験(治験) 3~7年
(安全で実際にヒトに効果があるかどうかを最終的に調べる)

承認申請
独立行政法人医薬品医療機器総合機構による承認審査
(薬学、医学、獣医学などの専門知識を有する審査員がチームで審査)

厚生労働省薬事・食品衛生審議会による審査
(学識経験者による審査)

製造・販売
販売時にすべての情報が揃っているわけではないので、事後的に情報
を収集し、医療従事者等に提供するさまざまな仕組みが整備されている

再審査
(市販後一定期間が経過し
た薬について、実際の使用
状況を 見て 改めて 効 能や
有効性を審査する制度)

再評価
(再審査の終了した薬等につ
いて、現時点での医学・薬学
の学問水準に照らして品質や
有効性などを評価する制度)
etc.

主作用・副作用
○全ての薬には「主作用」と「副作用」があり、主作用と副作用のバランスで考えるこ
とで薬の有効性や安全性を評価する。
・ 「主作用」=病気を治療したり、症状を軽くしたりする働き(例:熱を下げる、痛
みを和らげる、かゆみをとる等)
・ 「副作用」=本来の目的以外の働き(例:花粉症の薬を飲んだら眠くなった等)
副作用が起こる主な原因としては、
① 薬のもっている性質によるもの、薬の使い方によるもの(例:飲み合わせ等)
② 薬を使う人の体質によるもの(例:年齢、体重、体型等)
③ 薬を使った人のそのときの体の状態(例:持病、飲酒等)
などがある。
○副作用の危険は、自分にあった薬を正しく使うことで減らすことができるものの、予
想できない副作用が出ることがあるので注意が必要である。また、抗がん剤のように、

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