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資料1 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に向けた検討状況について(報告) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40616.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第108回 6/7)《厚生労働省》
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令和6年4月12日「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」資料

2040年頃までを視野に入れた今後の人口動態・医療需要等を踏まえた
地域で必要とされる主な医療機能・地域の医療提供体制のイメージ(たたき台案)②
2.2040年頃までを視野に入れた医療提供体制を取り巻く状況


生産年齢人口が減少する中で、医療従事者の働き方改革を進めながら、地域で必要な医療提供体制を確保するため、以下のような
取組が重要となるのではないか。
生産年齢人口が減少して医療需要の質・量が変化するとともに、人材確保が困難になると見込まれる中で、効率的に質の高い医療
を提供する観点から、地域によって、一定の症例を集積して医療の質を確保するとともに、医療機能の転換・集約化、地域の医療
機関等の連携の確保、遠隔医療やオンライン診療の活用等。その際、医療情報を共有する基盤の整備、疾患・機能に応じたアクセ
ス時間の考慮等が重要。
‣ 24時間の在宅医療や夜間・休日対応等を行うため、病院や診療所等の連携確保、複数医師による診療所、複数診療所でのグループ
診療の推進。手法の一つとして地域医療連携推進法人制度の活用。
‣ 地域の医師の高齢化が進む中、健診、予防接種、学校医、産業医、警察業務等の地域保健・公衆衛生の体制の確保。




医療従事者の確保や医療従事者が活躍できる環境の整備、医師の地域・診療科偏在への対応、現役世代が医療・健診・健康相談等を
受けられる体制の確保、医療の高度化や持続可能性への対応等も重要となるのではないか。

3.地域の医療提供体制のイメージ(大都市部、地方都市部、過疎地域等で異なる)

かかりつけ医機能(身近な地域における日常的な診療、
疾病の予防のための措置その他の医療の提供を行う機能)
専門的な医療の提供、
高度な手術等が必要
な患者、重症の救急患
者等の受入れ

紹介/逆紹介

訪問看護事業所、薬局
訪問看護、訪問
薬剤管理指導 利用・相談

主に診療所・中小病院

介護サービス

訪問診療

主に在宅療養支援
診療所・病院
・後方支援病床
・24時間の在宅医療
・人材の育成 等

受診・相談・入院
オンライン診療

・地域の医療機関等や多職種が機能や専門性に応じて連携
・地域によって、一定の症例を集積して医療の質を確保、医療機能の転換・集約化、地域の医療機
関等の連携の確保、遠隔医療やオンライン診療の活用、医療情報を共有する基盤の整備等
・病院や診療所等の連携確保、複数医師による診療所、複数診療所でのグループ診療の推進 等

介護施設・事業所

利用・相談

住民

保健事業
保険者

地域包括支援
センター
市町村

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