よむ、つかう、まなぶ。
【資料1-2-1】情報収集・分析に関するガイドライン[806KB] (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
第2章 準備期の対応
(2)リスク評価
国及び JIHS は、平時から国内外で発生している各種の疾病発生状況につい
て情報を収集しリスク評価を実施することにより、新たな感染症発生リスクの
早期探知を図るとともに、新たな感染症発生時に速やかにリスク評価を実施で
きるようにする。
例えば、JIHS が主体となって上表に示す情報収集源の他、様々な媒体から
得た情報を分析し、厚生労働省に対し適宜情報を報告するとともに、疫学・感
染症危機管理の専門家のほか、各病原体の専門家等とも毎日情報共有すること
などが挙げられる。
(3)政策上の意思決定
国は、平時からのリスク評価の結果に基づき、新たな感染症発生リスクが探
知された場合には、必要に応じて専門委員会等とも連携し、リスクに応じた体
制整備等の必要な意思決定を行う。
4.人材育成・確保及び訓練
ⅰ)国及び JIHS は、情報収集・分析の円滑な実施のため、平時において、多
様な背景の専門性(公衆衛生や疫学、データサイエンス等)を有する感染
症専門人材の育成や人員確保、及び有事に向けた訓練等を行う。
また、感染症インテリジェンスの目的や体制を理解し、基礎的な知識と
技術を習得のうえ、政策判断に資する情報の効果的かつ効率的な収集・分
析及び提供ができる人材を育成する。
ⅱ)国及び JIHS は、感染症による公衆衛生上のリスクを分析・評価し、予防
や準備、探知、対応等の検討・企画立案に寄与する人材を育成するため、
リスク評価に関する研修7を実施する。研修の対象は、感染症、公衆衛生、
疫学、データサイエンス、リスクコミュニケーション及び危機管理政策等
を習得する感染症関連専門人材が考えられる。
ⅲ)国及び JIHS は、有事に配員調整等を円滑に行うため、感染症インテリジ
ェンスに資する情報収集や有事に必要な人員規模を確保するとともに、専
門性を確認するとともに感染症専門人材の専門性や所属先等をロスター登
録・管理する。
ⅳ)国は、発生国や近隣国・地域における在外公館による感染症インテリジ
ェンスに資する情報収集を強化するため、外務省医務官の感染症に係る専
門的知識の習得を目的とした研修を行う。
7
国が、感染症の初動調査としての情報収集や分析の手法、情報源の信ぴょう性の精査・評価をするため
の技術を習得することを目的に、感染症関連専門人材を対象に実施している研修。
8
(2)リスク評価
国及び JIHS は、平時から国内外で発生している各種の疾病発生状況につい
て情報を収集しリスク評価を実施することにより、新たな感染症発生リスクの
早期探知を図るとともに、新たな感染症発生時に速やかにリスク評価を実施で
きるようにする。
例えば、JIHS が主体となって上表に示す情報収集源の他、様々な媒体から
得た情報を分析し、厚生労働省に対し適宜情報を報告するとともに、疫学・感
染症危機管理の専門家のほか、各病原体の専門家等とも毎日情報共有すること
などが挙げられる。
(3)政策上の意思決定
国は、平時からのリスク評価の結果に基づき、新たな感染症発生リスクが探
知された場合には、必要に応じて専門委員会等とも連携し、リスクに応じた体
制整備等の必要な意思決定を行う。
4.人材育成・確保及び訓練
ⅰ)国及び JIHS は、情報収集・分析の円滑な実施のため、平時において、多
様な背景の専門性(公衆衛生や疫学、データサイエンス等)を有する感染
症専門人材の育成や人員確保、及び有事に向けた訓練等を行う。
また、感染症インテリジェンスの目的や体制を理解し、基礎的な知識と
技術を習得のうえ、政策判断に資する情報の効果的かつ効率的な収集・分
析及び提供ができる人材を育成する。
ⅱ)国及び JIHS は、感染症による公衆衛生上のリスクを分析・評価し、予防
や準備、探知、対応等の検討・企画立案に寄与する人材を育成するため、
リスク評価に関する研修7を実施する。研修の対象は、感染症、公衆衛生、
疫学、データサイエンス、リスクコミュニケーション及び危機管理政策等
を習得する感染症関連専門人材が考えられる。
ⅲ)国及び JIHS は、有事に配員調整等を円滑に行うため、感染症インテリジ
ェンスに資する情報収集や有事に必要な人員規模を確保するとともに、専
門性を確認するとともに感染症専門人材の専門性や所属先等をロスター登
録・管理する。
ⅳ)国は、発生国や近隣国・地域における在外公館による感染症インテリジ
ェンスに資する情報収集を強化するため、外務省医務官の感染症に係る専
門的知識の習得を目的とした研修を行う。
7
国が、感染症の初動調査としての情報収集や分析の手法、情報源の信ぴょう性の精査・評価をするため
の技術を習得することを目的に、感染症関連専門人材を対象に実施している研修。
8