安全衛生を取り巻く現状②
２．職場における労働者の健康状態等
（職場における傷病等を抱える労働者の現状）
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労働人口の約３人に１人が、何らかの病気を抱えながら働いている。

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一般定期健康診断の有所見率は50％を超え、疾病リスクを抱える労働者は増加傾向。

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治療と仕事を両立できるような取組がある事業所は約４割。
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疾病を抱える労働者が離職する時期の８割以上が治療開始後。

（労働者の心身の健康状態）
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仕事で強い不安やストレスを感じる労働者の割合は、約５割。

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小規模事業場におけるメンタルヘルス対策の取組は、低調。

３．化学物質等を起因とする労働災害の状況等
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化学物質（有害物）を起因物とする労働災害が年間約400件発生。

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上記約400件の８割を占めるのは、特化則等の個別規制の対象外となっている物質による。

よって、事業場における自律的管理の定着が必要不可欠。
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石綿使用建築物の解体は2030年頃がピークで、更なる石綿ばく露防止対策の推進が必要。
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