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資料3-1 中期目標期間実績評価説明資料 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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評価項目1-3

教育研修事業

○ 質の高い医師の育成・キャリア形成支援 (P118)
国に指定された基幹型臨床研修病院及び協力型臨床研修病院において、
初期研修医の育成を行っており、本中期目標期間においても、毎年度、
より多くの初期研修医の育成を行った。
本中期目標期間における臨床研修病院の指定状況は基幹型で50以上の
病院、協力型で120以上の病院(一部基幹型を含む)が毎年度指定され
ていた。また、初期研修医の受入数は基幹型で毎年度800人以上、協力
型で毎年度120人以上を受け入れた。初期研修医の臨床研修マッチング
結果はマッチ数は毎年度400人以上、マッチ率は毎年度87.8%以上と
なった。
専攻医への対応については、平成30年度から開始されたいわゆる新専
門医制度に対応するため、NHOにおいても平成30年度より専門医取得を
目指す若手医師である専攻医が安心して研修ができる環境を整えた。例え
ば、基幹施設(基本領域の専門研修プログラムを有する等一定の基準を満
たした病院)を目指す病院では、内科領域で受講が必須となるJMECC
(Japanese Medical Emergency Care Course)を自院で開催し、早期
から指導者を育成するため、平成26年度からNHO-JMECC指導者講習会を
開催した。基本領域である19領域のうち17領域については、国民に標準
的で適切な診断・治療を提供できる専門医を育成できるよう、各病院が多
くの領域で魅力溢れるプログラムを作成し、令和5年度においては、49
病院が基幹施設として、17領域119プログラムの認定を受けている。

自己評価

A

【NHO-JMECC 開催実績】

開催
回数

H30年度

R元年度

R2年度

R3年度

R4年度

R5年度

23回

28回

13回

22回

28回

34回

○ 病院ネットワークを活用した質の高い医師の育成 (P118)
若手医師を対象として研修については、初期研修医・専攻医等の医師
や専門医を目指す医師を対象として、NHOのネットワークを活用し、各
領域の専門性に秀でた指導医が講師を務め、講義と技術習得を組み合わ
せたセミナー形式の実地研修である「良質な医師を育てる研修」を毎年、
開催した((例)「神経・筋(神経難病)診療中級研修」、「センスとスキ
ルを身につけろ!未来を拓く消化器内科セミナー」)。
なお、新型コロナの流行状況を踏まえ、研修によってはオンラインを
取り入れ、研修受講機会の確保に努めた。
また、本部主催の「重症心身障害児(者)に関する研修」においては、
重症心身障害児(者)医療に携わる医師や関心のある医師(大学病院等
に所属する医師を含む)を対象に研修を行っている。本研修においては、
参加者のスキルアップを図るため、実際の医療機器を用いて呼吸管理を
学ぶハンズオンセミナーや、臨床上の課題である意思決定・臨床倫理に
ついてのグループワークなどを実施し、重症心身障害医療に携わる医師
の育成や確保に努めている。

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