よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-1 中期目標期間実績評価説明資料 (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

評価項目2-1

業務運営等の効率化 難

1 効率的な業務運営体制
○理事長が一層リーダーシップを発揮できるマネジメント体制(P149)
理事長のもと、「SUREプロジェクト」において、今後のNHOの
進むべき方向性について議論を進め、令和元年10月にとりまとめた報
告書では、2040年を見据え、NHOが引き続き地域から必要とされる医
療機関であり続けるため、次のとおり今後のNHOにおけるあらゆる取
組を貫く理念を定めた。
① 地域等の患者、住民が必要とする医療を安定的かつ継続的に提供する
NHO(地域包括ケアシステムを構築するため、関係機関と連携し、地
域で必要とされる医療を提供していくこと)
② 全ての職員にとって安全、安心に働ける職場であるNHO(患者等に寄
り添い、良い医療を提供するためにも、職員にとって問題意識を共有で
き、また、働きがいのある職場であること)
③ 災害時等の危機管理に強いNHO(災害発生時や不祥事の際などの危機
管理対応が求められる状況にあっても、迅速、確実に対応できる組織で
あること)

自己評価

A

○新型コロナが流行する厳しい環境下において病院運営に尽力する全
ての職員に対する特例措置(P155)
患者の生命、健康を守るために使命感を持って職務にあたっている職員の
これまでの尽力に報いること、また、全職員が安心して働くことができる環
境の整備も重要であることなどを総合的に考慮し、職員の士気の維持・向上
を図ることができるよう、全ての職員を対象とする特例措置を実施した。
【臨時特別一時金(※)の支給実績】
令和3年6月支給総額: 41.6億円 令和4年3月支給総額: 35.6億円
令和4年6月支給総額: 10.8億円 令和5年3月支給総額:106.4億円
(※)令和3年6月、令和4年6月は賞与に加えて支給

○働き方改革への適切な対応(P161)

医師にかかる時間外労働時間の上限規制が、令和6年4月より適用されたが、
NHOでは、原則として、令和5年度までにすべての医師の時間外・休日労働
時間数が960時間以内とすること等を目指して取り組みを進めてきており、
医師の働き方改革を一層推進していくため、タスク・シフティングの推進等
により、改善を図っている。
また、引き続き病院長会議等を通じて全職員と共有し、NHO全体と なお、特定労務管理対象機関としては、令和6年4月現在で9病院(B水準:
して一体的な組織運営を進めることとした。
9病院、C―1水準:1病院)が都道府県からの指定を受けている。
○新型コロナへの対応に従事した職員に対する給与等の特別措置(P155)
新型コロナへの対応は、危険性・困難性等が伴う勤務であることを踏ま
え、全国に先駆けて、感染症患者等の診療等に従事した職員に対する給与
等の特別措置として、令和2年度に新型コロナウイルス感染症対策従事手
当等を創設し、令和5年5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上
の位置付けが5類へ移行となるまでの間、特別措置を講じた。
【新型コロナウイルス感染症対策従事手当等の支給実績】
R2年度
R3年度
R4年度
R5年度
813,689人日
1,188,705人日
1,539,218人日
支給対象人日
53,362人日
支給総額
35.6億円
45.4億円
59.4億円
2.1億円

○新たな勤務時間管理方法の導入・運用の開始(P162)
客観的な記録に基づく新たな勤務時間管理方法を実施するため、モデル病
院における検証及び課題等を踏まえ、令和6年1月に発生した能登半島地震
の影響を受けて導入が遅れている1病院を除き、全病院に勤務時間システム
を導入した。
今後、各病院の勤務時間システムを次期HOSP
net・人事給与システムへ自動連携させることに
より、本部において各病院の勤務時間関連データ
が集積可能となり、病院への個別調査を削減させる
など業務の効率化を図る。

29