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09 研究振興局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (10 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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スーパーコンピュータ「富岳」及び革新的ハイパフォーマンス・
令和7年度要求・要望額
コンピューティング・インフラ(HPCI)の運営
(前年度予算額

205億円
189億円)

事業目的
○ 多様なユーザニーズに応える革新的な計算環境(HPCI:革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)として、 「富岳」を中核として国内の大学等の
システムやストレージを高速ネットワークで結び、全国の利用者が統一的な申請窓口を通じて多様なシステムを利用できる制度を運営するとともに、計算したデータ
の共有や共同での分析を実施できるシステムを構築・運営し、その利用を推進することで、我が国の科学技術の発展、産業競争力の強化、安全・安心な社会の
構築に貢献する。
統合イノベーション戦略2024(令和6年6月4日閣議決定)
• AI・データ駆動型研究による研究開発の効率化・迅速化を推進するため、SINET(超高速・大容量のネットワーク基盤)、計算資源、ストレージ等の
研究デジタルインフラの高度化を進めていく。引き続き、「富岳」を効率的かつ着実に運用し学術界・産業界における幅広い活用を促進する(略)

事業概要

フラッグシップシステム

1.「富岳」の運営等 184億円(158億円)

北大

○ 令和3年に共用開始した世界最高水準のスーパーコンピュータ「富岳」について、安定した運転や
課題選定・利用者支援を継続するとともに、社会的課題等の解決のために成果創出の取組を
加速する。

第2階層スパコン
産総研

2.HPCIの運営 21億円(31億円)
九大

【期待される成果例】
★気象ビッグデータ解
析により、線状降水
帯のリアルタイム予測
等に活用
★地震の揺れ・津波の進
入・ 市民の避難経路
をメートル単位でシミュ
レーション

★エネルギー問題

★基礎科学の発展

★健康長寿社会の実現

★太陽電池や燃料電池の
低コスト・高性能化や人
工光合成メタンハイドレート
からメタン回収を実現

★宇宙でいつどのように物質
が創られたのかなど、科学
の根源的な問いへの挑戦

★高速・高精度な
創薬シミュレーション
の実現による
新薬開発加速化

★電気自動車のモーター
や発電機のための永久
磁石を省レアメタル化で
実現

JCAHPC

京大

○ 国内の大学・研究機関のスパコンを高速ネットワークでつなぎ、利用者が一つのアカウントにより
様々なスパコンやストレージを利用できるようにするなど、多様なユーザーニーズに応える環境を構築
し、全国のユーザーの利用拡大を促進する。
★防災・環境問題

東北大

阪大

筑波大
名大

東大

東工大

JAMSTEC

★産業競争力の強化
★次世代産業を支える
新デバイスや材料の
創成の加速化

★医療ビッグデータ解析と
生体シミュレーションによる
病気の早期発見と予防
医療の支援実現

★飛行機や自動車の
実機試験を一部代替
し、開発期間・コストを
大幅に削減

(担当:研究振興局参事官(情報担当)付)

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