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09 研究振興局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (23 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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生命科学・創薬研究支援基盤事業(BINDS)

令和7年度要求・要望額
(前年度予算額

49億円
36億円)

現状・課題


「健康・医療戦略」(令和2年3月閣議決定)に基づき、広くライフサイエンス分野の研究発展に資する高度な技術や施設等の先端研究基盤を整備
・維持・共用することにより、大学・研究機関等による基礎的研究成果の実用化を促進。



また、本事業は「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議中間とりまとめ」(令和6年5月22日)において、非臨床
試験や共用・基盤整備の推進に活用されることが記載されている。
令和7年度においては、以下の取組などを行うことにより、「経済財政運営と改革の基本方針2024」(令和6年6月21日閣議決定)や「新資本主義
実行計画2024年改訂版」(令和6年6月21日閣議決定)で示されている、研究基盤の強化や創薬エコシステムを構成する人材の充実を行い、創
薬力の抜本的強化を図る。
クライオ電子顕微鏡高度化等対応した基盤の拡充
空間オミクス解析機器を用いた技術研修、ライブラリー化合物合成を通した研究者育成
分野横断的連携強化の取り組み



事業内容



以下の分野における先端的な機器整備の実現を通じて研究支援技術の高度化を図り、生命科学・創薬研究成果の実用化を促進する。
関係機関が連携し、高度な解析機器を効果的かつ効率的に運用できる人材の育成を推進する。
ヒット化合物創出

モダリティ探索

薬効・安全性評価

・化合物ライブラリーの整備・提供

・化合物の構造展開によるHit to Lead

・疾患モデル動物作出

・ハイスループットスクリーニング(HTS)

・in vitro 薬物動態
パラメーター評価

・生体・生体模倣評価

・インシリコスクリーニング
構造解析

・毒性・安全性評価
発現・機能解析

・最新型クライオ電子顕微鏡等の活用

・遺伝子・タンパク質発現解析

・イメージング・画像による解析

・トランスクリプトーム解析

・高難度タンパク質試料の生産

・メタボローム解析

・ペプチド・核酸・抗体等の新モダリティの生産

・パスウェイ解析

事業実施期間
交付先

・薬物動態評価

令和4年度~令和8年度

国公私立大学、研究開発法人等の国内研究機関(56課題)

インシリコ解析
・ビッグデータ活用
・動態予測・毒性予測などへの
AI開発・活用
・構造インフォマティクス技術による
立体構造や相互作用の推定
補助金

【事業スキーム】



補助

AMED

大学等

(担当:研究振興局ライフサイエンス課) 23