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09 研究振興局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html |
出典情報 | 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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AI等の活用を推進する研究データエコシステム構築事業
令和7年度要求・要望額
(前年度予算額
11億円
11億円)
背景・課題
〇 ポストコロナの原動力として「デジタル」「AI」が最重要視され、データ駆動型研究やAI等の活用による大量の研究データ分析が世界的に進展している中、
大規模かつ高品質なデータの利活用の推進を、様々な分野・機関を超えて進めていくことが鍵。
○ 我が国でもオープン・アンド・クローズ戦略に基づき全国の研究者が、分野を問わず必要な研究データを互いに利活用することで、優れた研究成果とイノベー
ションを創出していく環境の整備が急務。
〇 昨年に引き続き本年7月開催のG7科技大臣会合でも、オープンサイエンスを進める旨の共同声明が出されており、研究データ利活用は世界的な潮流。
本事業で解決する課題
様々な研究データの利活用が、研究者の負担なく円滑に促進されるよう、
研究データ基盤の高度化(他機関連携も含む)を進める。
適切な研究データの管理・公開、分野・機関横断的な検索といった研究
データ管理・利活用が持続的に行われる仕組みを構築。
各研究機関が、オープンサイエンス・オープンアクセスの世界的な潮流に対
応していくための体制整備にも貢献。
【G7ボローニャ科学技術大臣会合 共同声明】(令和6年7月9日-11日開催)
•
公的資金による学術出版物及び科学データへのオープンで公共的なアクセスを含む、科学的知識及
び適切な研究成果の公平かつ責任ある普及を通じてオープン・サイエンスを拡大するため、G7メンバ
ー間及び国際的な科学コミュニティ全体の協力を促進する。
【学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針】
(令和6年2月16日統合イノベーション戦略推進会議決定)
(4) 研究成果発信のためのプラットフォームの整備・充実
• 研究成果を誰もが自由に利活用可能とするための発信手段として、研究データ基盤システム (NII
Research Data Cloud)、その他のプレプリント、学術論文等の研究成果を管理・利活用をするた
めのプラットフォームの整備・充実に対する支援を行う。
必要な取組 (事業期間:令和4年度~令和8年度)
① 全国的な研究データ基盤(NII RDC※) を高度化
・研究者が研究により時間を割くことが可能となり、研究データ利活用が促進されるよう、
管理データの取捨選択・メタデータ付与、データの出所・修正履歴の管理など、
研究データ管理に係る関係者の作業負担を軽減するための機能等を開発
※NII-RDC(Research Data Cloud):研究データサイクルを支える3つのシステムにより構成
管理基盤(GakuNin RDM)、公開基盤(JAIRO Cloud)、検索基盤(CiNii Research)
② 研究データ基盤の活用を促進するための環境整備
・全国の研究者が統一的な基準でデータ管理できるよう、機械可読データの統一的な
記述ルールや データ管理・公開ガイドライン整備、データマネジメント人材育成支援、
各機関の研究データ基盤との連携等を実施
③ オープンアクセスの推進に向けた機能強化等
・オープンアクセス推進に向けて、全国の様々な分野・機関の研究者にとってNII RDC
がより使いやすい環境となるよう、ユーザビリティ機能充実、研究成果・研究者情報に
係る外部システム等との連携強化、オープンアクセス関連調査等を実施
企業 個人
【事業スキーム】
外部からのアクセス
文部科学省
補助金
検索・利用
中核機関群
全国的な研究データ基盤
■中核機関
(NII RDC)
※研究データ基盤の高度化
・情報・システム研究機構
国立情報学研究所(NII)
管理・保存
公開・蓄積
■共同実施機関
※基盤活用に係る環境整備
・理化学研究所
・東京大学
・名古屋大学
・大阪大学
マテリアル
ライフ
サイエンス
重要分野等のデータプラットフォーム
との連携を推進
(担当:研究振興局参事官(情報担当)付)
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令和7年度要求・要望額
(前年度予算額
11億円
11億円)
背景・課題
〇 ポストコロナの原動力として「デジタル」「AI」が最重要視され、データ駆動型研究やAI等の活用による大量の研究データ分析が世界的に進展している中、
大規模かつ高品質なデータの利活用の推進を、様々な分野・機関を超えて進めていくことが鍵。
○ 我が国でもオープン・アンド・クローズ戦略に基づき全国の研究者が、分野を問わず必要な研究データを互いに利活用することで、優れた研究成果とイノベー
ションを創出していく環境の整備が急務。
〇 昨年に引き続き本年7月開催のG7科技大臣会合でも、オープンサイエンスを進める旨の共同声明が出されており、研究データ利活用は世界的な潮流。
本事業で解決する課題
様々な研究データの利活用が、研究者の負担なく円滑に促進されるよう、
研究データ基盤の高度化(他機関連携も含む)を進める。
適切な研究データの管理・公開、分野・機関横断的な検索といった研究
データ管理・利活用が持続的に行われる仕組みを構築。
各研究機関が、オープンサイエンス・オープンアクセスの世界的な潮流に対
応していくための体制整備にも貢献。
【G7ボローニャ科学技術大臣会合 共同声明】(令和6年7月9日-11日開催)
•
公的資金による学術出版物及び科学データへのオープンで公共的なアクセスを含む、科学的知識及
び適切な研究成果の公平かつ責任ある普及を通じてオープン・サイエンスを拡大するため、G7メンバ
ー間及び国際的な科学コミュニティ全体の協力を促進する。
【学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針】
(令和6年2月16日統合イノベーション戦略推進会議決定)
(4) 研究成果発信のためのプラットフォームの整備・充実
• 研究成果を誰もが自由に利活用可能とするための発信手段として、研究データ基盤システム (NII
Research Data Cloud)、その他のプレプリント、学術論文等の研究成果を管理・利活用をするた
めのプラットフォームの整備・充実に対する支援を行う。
必要な取組 (事業期間:令和4年度~令和8年度)
① 全国的な研究データ基盤(NII RDC※) を高度化
・研究者が研究により時間を割くことが可能となり、研究データ利活用が促進されるよう、
管理データの取捨選択・メタデータ付与、データの出所・修正履歴の管理など、
研究データ管理に係る関係者の作業負担を軽減するための機能等を開発
※NII-RDC(Research Data Cloud):研究データサイクルを支える3つのシステムにより構成
管理基盤(GakuNin RDM)、公開基盤(JAIRO Cloud)、検索基盤(CiNii Research)
② 研究データ基盤の活用を促進するための環境整備
・全国の研究者が統一的な基準でデータ管理できるよう、機械可読データの統一的な
記述ルールや データ管理・公開ガイドライン整備、データマネジメント人材育成支援、
各機関の研究データ基盤との連携等を実施
③ オープンアクセスの推進に向けた機能強化等
・オープンアクセス推進に向けて、全国の様々な分野・機関の研究者にとってNII RDC
がより使いやすい環境となるよう、ユーザビリティ機能充実、研究成果・研究者情報に
係る外部システム等との連携強化、オープンアクセス関連調査等を実施
企業 個人
【事業スキーム】
外部からのアクセス
文部科学省
補助金
検索・利用
中核機関群
全国的な研究データ基盤
■中核機関
(NII RDC)
※研究データ基盤の高度化
・情報・システム研究機構
国立情報学研究所(NII)
管理・保存
公開・蓄積
■共同実施機関
※基盤活用に係る環境整備
・理化学研究所
・東京大学
・名古屋大学
・大阪大学
マテリアル
ライフ
サイエンス
重要分野等のデータプラットフォーム
との連携を推進
(担当:研究振興局参事官(情報担当)付)
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