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09 研究振興局主要事項 -令和7年度科学技術関係概算要求- (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html |
出典情報 | 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》 |
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光・量子フラッグシッププログラム(Q-LEAP)
令和7年度要求・要望額
(前年度予算額
51億円
45億円)
現状・課題
量子技術は、将来の経済・社会に大きな変革をもたらす源泉・革新技術。そのため、米国、欧州、中国等を中心に、 【量子産業の創出・発展に向けた推進方策
(令和6年4月9日)】
諸外国においては「量子技術」を戦略的な重要技術として明確に設定し投資が大幅に拡大。我が国は、量子技術の
発展において諸外国に大きな後れを取り、将来の国の成長や国民の安全・安心の基盤が脅かされかねない状況。
量子技術の進展や各国の戦略、国内外の実用化・産業化の状況
量子技術をいち早くイノベーションにつなげることが必要。
変化にいち早く対応するため、「量子未来産業創出戦略(令和5
「量子産業の創出・発展に向けた推進方策」等に基づき、研究開発及び人材育成を強力に推進。
【対象技術領域】
事業内容
【事業の目的】
経済・社会的な重要課題に対し、量子科学技術を駆使して、
非連続的な解決(Quantum leap)を目指す
【事業概要・イメージ】
技術領域毎にPDを任命し、適確なベンチマークのもと、実施方針策定、予算配分等、
きめ細かな進捗管理を実施
Flagshipプロジェクトは、HQを置き研究拠点全体の研究開発マネジメントを行い、
事業期間を通じてTRL6(プロトタイプによる実証)まで行い、企業(ベンチャー含む)
等へ橋渡し
基礎基盤研究はFlagshipプロジェクトと相補的かつ挑戦的な研究課題を選定
知識集約度の高い技術体系の構築・
社会実装の加速
Flagshipプロジェクト
基礎基盤研究(理論を含む)
Flagshipプロジェクトと連携し、相補的かつ様々な挑戦的
課題に取り組むことで持続的に価値を創出
想定ユーザーとの
共同研究・産学連携
経済・社会の多様なニーズへの対応、ユーザーの拡大のため、
想定ユーザーとの共同研究や産学連携を推進
【事業スキーム】
事業規模:8~15億円程度/技術領域・年
事業期間(H30~):最大10年間、ステージゲート評価の結果を踏まえ研究開発を変更又は中止
Flagship
研究代表者グループ
委託
(大学、研究開発機関、企業等)
共同研究開発グループ
(大学、研究開発機関、企業等)
基礎基盤研究
(大学、研究開発機関、企業等)
(各領域の実施機関は令和6年8月現在)
技術領域1
量子情報処理(主に量子シミュレータ・量子コンピュータ)
Flagshipプロジェクト(2件:理研、大阪大)
• 初の国産量子コンピュータの開発、クラウド公開の実現
• 画像診断、材料開発、創薬等に応用可能な量子AI技術を実現
基礎基盤研究(5件:分子研、 慶應大、大阪大、産総研、NII)
• 量子シミュレータ、量子ソフトウエア等の研究
技術領域2
量子計測・センシング
Flagshipプロジェクト(2件:東工大、QST)
• ダイヤモンドNVセンタを用いて脳磁等の計測システムを開発し、
室温で磁場等の高感度計測
• 代謝のリアルタイムイメージング等による量子生命技術を実現
基礎基盤研究(6件: 京大、東大、学習院大、電通大<2件>、NIMS)
• 量子もつれ光センサ、量子原子磁力計、量子慣性センサ等の研究
技術領域3
次世代レーザー
Flagshipプロジェクト(1件:東大)
•
HQ:ネットワーク型研究拠点全体の
研究マネジメント
国
年4月)」等の政府戦略の下、早急に強化・追加すべき内容をまと
めたもの。
①アト(10-18)秒スケールの極短パルスレーザー光源等の開発及び
②CPS型レーザー加工にむけた加工学理等を活用したシミュレータの開発
基礎基盤研究(4件:大阪大、京大、東北大、QST)
•
強相関量子物質のアト秒ダイナミクス解明、先端ビームオペランド計測等の研究
領域4 人材育成プログラムの開発(3件:NII、民間企業<2件>)
•
我が国の量子技術の次世代を担う人材の育成を強化するため、
量子技術に関する共通的な教育プログラムの開発を実施
<令和7年度概算要求のポイント>
①国産量子コンピュータの大規模化を目指すための研究開発の加速
②国産実機の開発と並行したエラー率を低減するためのアーキテクチャ開発の加速
③若手・将来の研究者に量子技術への参入を促す、裾野の広い人材育成の推進 等
(担当:研究振興局基礎・基盤研究課量子研究推進室)
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令和7年度要求・要望額
(前年度予算額
51億円
45億円)
現状・課題
量子技術は、将来の経済・社会に大きな変革をもたらす源泉・革新技術。そのため、米国、欧州、中国等を中心に、 【量子産業の創出・発展に向けた推進方策
(令和6年4月9日)】
諸外国においては「量子技術」を戦略的な重要技術として明確に設定し投資が大幅に拡大。我が国は、量子技術の
発展において諸外国に大きな後れを取り、将来の国の成長や国民の安全・安心の基盤が脅かされかねない状況。
量子技術の進展や各国の戦略、国内外の実用化・産業化の状況
量子技術をいち早くイノベーションにつなげることが必要。
変化にいち早く対応するため、「量子未来産業創出戦略(令和5
「量子産業の創出・発展に向けた推進方策」等に基づき、研究開発及び人材育成を強力に推進。
【対象技術領域】
事業内容
【事業の目的】
経済・社会的な重要課題に対し、量子科学技術を駆使して、
非連続的な解決(Quantum leap)を目指す
【事業概要・イメージ】
技術領域毎にPDを任命し、適確なベンチマークのもと、実施方針策定、予算配分等、
きめ細かな進捗管理を実施
Flagshipプロジェクトは、HQを置き研究拠点全体の研究開発マネジメントを行い、
事業期間を通じてTRL6(プロトタイプによる実証)まで行い、企業(ベンチャー含む)
等へ橋渡し
基礎基盤研究はFlagshipプロジェクトと相補的かつ挑戦的な研究課題を選定
知識集約度の高い技術体系の構築・
社会実装の加速
Flagshipプロジェクト
基礎基盤研究(理論を含む)
Flagshipプロジェクトと連携し、相補的かつ様々な挑戦的
課題に取り組むことで持続的に価値を創出
想定ユーザーとの
共同研究・産学連携
経済・社会の多様なニーズへの対応、ユーザーの拡大のため、
想定ユーザーとの共同研究や産学連携を推進
【事業スキーム】
事業規模:8~15億円程度/技術領域・年
事業期間(H30~):最大10年間、ステージゲート評価の結果を踏まえ研究開発を変更又は中止
Flagship
研究代表者グループ
委託
(大学、研究開発機関、企業等)
共同研究開発グループ
(大学、研究開発機関、企業等)
基礎基盤研究
(大学、研究開発機関、企業等)
(各領域の実施機関は令和6年8月現在)
技術領域1
量子情報処理(主に量子シミュレータ・量子コンピュータ)
Flagshipプロジェクト(2件:理研、大阪大)
• 初の国産量子コンピュータの開発、クラウド公開の実現
• 画像診断、材料開発、創薬等に応用可能な量子AI技術を実現
基礎基盤研究(5件:分子研、 慶應大、大阪大、産総研、NII)
• 量子シミュレータ、量子ソフトウエア等の研究
技術領域2
量子計測・センシング
Flagshipプロジェクト(2件:東工大、QST)
• ダイヤモンドNVセンタを用いて脳磁等の計測システムを開発し、
室温で磁場等の高感度計測
• 代謝のリアルタイムイメージング等による量子生命技術を実現
基礎基盤研究(6件: 京大、東大、学習院大、電通大<2件>、NIMS)
• 量子もつれ光センサ、量子原子磁力計、量子慣性センサ等の研究
技術領域3
次世代レーザー
Flagshipプロジェクト(1件:東大)
•
HQ:ネットワーク型研究拠点全体の
研究マネジメント
国
年4月)」等の政府戦略の下、早急に強化・追加すべき内容をまと
めたもの。
①アト(10-18)秒スケールの極短パルスレーザー光源等の開発及び
②CPS型レーザー加工にむけた加工学理等を活用したシミュレータの開発
基礎基盤研究(4件:大阪大、京大、東北大、QST)
•
強相関量子物質のアト秒ダイナミクス解明、先端ビームオペランド計測等の研究
領域4 人材育成プログラムの開発(3件:NII、民間企業<2件>)
•
我が国の量子技術の次世代を担う人材の育成を強化するため、
量子技術に関する共通的な教育プログラムの開発を実施
<令和7年度概算要求のポイント>
①国産量子コンピュータの大規模化を目指すための研究開発の加速
②国産実機の開発と並行したエラー率を低減するためのアーキテクチャ開発の加速
③若手・将来の研究者に量子技術への参入を促す、裾野の広い人材育成の推進 等
(担当:研究振興局基礎・基盤研究課量子研究推進室)
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