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参考資料1 臓器移植対策の現状について (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43677.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会臓器移植委員会(第68回 9/18)《厚生労働省》
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臓器提供に係る診療報酬改定(令和6年度)
● 抗HLA抗体検査の算定要件の見直し
【地域医療指数・体制評価指数の具体的な評価内容(令和6年度)】
具体的な考え方

「臓器移植抗体陽性診療ガイドライン」において、移植前の抗 HLA 抗体測定の意義に係る見直
しがなされたことを踏まえ、抗 HLA 抗体の測定に係る対象患者及び要件の見直しを行う。
具体的な内容
日本臓器移植ネットワークに移植希望者として登録された患者(待機患者)であって、輸血歴
や妊娠歴等の医学的に既存抗体陽性が疑われるものについて、抗 HLA 抗体(スクリーニング検
査)の対象患者に追加する。
(原則として1年に1回に限り算定する。ただし、抗体関連拒絶反応を強く疑う場合等、医学
的必要性がある場合には、1年に1回に限り更に算定できる)
抗 HLA 抗体(抗体特異性同定検査)を算定できる要件について、日本臓器移植ネットワークに
移植希望者として登録された患者であって、抗 HLA 抗体(スクリーニング検査)において既存
抗体陽性が確認された患者に対して、抗 HLA 抗体獲得の確定を目的に行う場合を追加する。
その上で、その結果に基づき脱感作療法を行った場合に、1年に2回に限り更に算定できる。

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