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令和3年度老健事業「介護経営の大規模化・協働化に関する調査研究事業」 (25 ページ)

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出典情報 介護施設・事業所の協働化・大規模化(9/19)《厚生労働省》
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今後の展望
法人後見事業の学習と実施体 制 の 整 備

⿟一つの施設の中で、その施設が法人後見するのはなかなか厳しい。社福連として、法人後見を受けて、会員、会員の
施設の中の利用者も含めて、後見事業ができないか、現在取り組みをしている最中である。

介護・保育の ICT 化の推進
⿟効率化を図るためにも実施していく予定。会員の福智会では尿の時間を予測できるセンサーを利用している。それ
らの事例をまとめ、情報を提供していきたい。

B to B による企業間契約モデル
⿟企業の職員の親が、介護が必要になったり、認知症が少し進んだりしたときに、すぐに相談できる専門的な窓口があ
れば心強いと思う。社福連であれば、例えば、子育てや障害者の相談にも対応できる。知的障害の方や高齢の認知
症も含めて相談ができ、さらには施設紹介もできる。社福連の中に多くの施設があるので、適応施設を選んでいた
だき、入所もスムーズにできる。
⿟企業側は、職員に対して介護相談等の専門相談がいつでもできるといった福利厚生が提供でき、施設としては利用
者の確保につながる。

災害時支援への取組みの強化
⿟福智町独自の災害福祉支援チーム
(福智DWAT)の設置を検討している。

農福連携による取組み
⿟農福連携は、障害者や高齢者などが農業分野で活躍することを通じて、自信や生きがいを持って社会参画を実現し
ていく取り組み。近年、農福連携の取り組みは、障害者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い
手不足や、高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながるなど、相乗効果が期待されている。そ
の具体的取り組みとして給食にかかわる食材の確保を通じて農福連携がどのような取り組みが可能なのかを検討
している。
以上

事業者名
一般社団法人福智町社会福祉連携協議会(福智町社福連)

法人本部について
母体となる事業所が法人本部の役割を果たしている

参 加し て い る 法 人( 施 設・事 業 所 )に つ い て
会員

24法人(福智町内の社会福祉法人加入率100%)

全事業所数

52事業所

上記のうち、介護保険事業所23事業所
職員数

1,463人

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