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参考資料3 障害者自立支援法違憲訴訟団提起協議要請書 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45257.html
出典情報 社会保障審議会障害者部会(第143回 11/14)こども家庭審議会障害児支援部会(第8回 11/14)(合同会議)《厚生労働省》
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滋賀

・本人(原告)はとても元気…。時々イライラすると物壊しなどはあるが、ホームで
の週3日の外出支援、土日の自宅に帰ってきた時には、夕方の1時間のヘルパーさん
とのお出かけを楽しみにしている。月1回の銭湯に入ることを楽しみに、仕事も頑張
っている。
・本人は区分 6 で行動点数が 19 点で行動援護を受けているが、ヘルパーがホームに
入れる制度を恒久化してもらいたい。
・物価高になっているので、年金などをもっと増やしてほしい。本人は 2 級年金のみ
で、ホームの食費なども値上げがあったので…。よろしくお願いします。
【原告Mさん・補佐人】
・本人(原告)は 61 歳になり高齢による機能低下が著しい毎日です。以前より介護
が必要な場面も増え、生活介護、GH、移動支援によって支えられ、状態悪化を防ぐ
ことで精一杯です。周辺の介護者の苦労はありつつも、本人は何歳になっても作業所
の通所は生活の柱となっており、出勤意欲は高いです。GHも大好きな第 2 の家に位
置づいています。この暮らしが継続できることを願うばかりです。親は介護保険制度
を利用し、自身の健康維持がままなりません。子に対する日常的な心配があっても、
実際のところ対処が難しくなっています。
国に対しては、家族制度に頼らない、ひとりひとりの当事者やその家族に応じた生
活のあり方や選択ができるよう、制度設計を求めます。個人の尊厳が守られ権利が尊
重される、障害者権利条約に基づいた中身にしていただきたいです。
【原告Hさん・補佐人】

京都

・自立支援法違憲訴訟和解から 15 年の歳月がたちました。この間に、進行性の病
気が進んできています。両視力はほぼ完全になくなりました。両下肢がさらに動
きにくくなってきています。
現在は、昼間は生活介護事業所に通い、グループホームで暮らしています。訪
問看護などの経費に対する補助金がずーッと続くことを願います。ヘルパーの不
足で外出などの機会が減っています。また前のように甲子園に観戦に行きたいで
す。
【原告Kさん】
・毎日、仕事は忙しく働いています。私もだんだん歳をとってきたので、介護保
険を使わないといけなくなるかもしれない。そうなると第三(作業所)を辞めて
(みんなと分かれて)
、新しいところに行くのだろうか。新しいところは気を遣う
から絶対イヤだ。
毎月もらっている工賃は将来のために貯金しているけど、介護保険事業所に通
うようになったら、たくさんお金もかかるように聞いているから困る。
・物の値段があがってきて、作業所の給食費(自己負担分)も少し値上がった。
作業所の給食は栄養バランスもとれていて、ここで給食を食べられるから、家で
は簡単に済ますこともできる。家で色々作るのも大変になってきたから助かって
いる。これからも元気でいたいから、給食は続けてほしい。これからもずっと食
べられるように、国に助けてほしいと思っている。
【原告Dさん】