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資料5 香取構成員提出資料 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50604.html
出典情報 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第3回 2/10)《厚生労働省》
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定期巡回随時対応型訪問介護看護におけるケアマネジャーと計画作成責任者の機能の重複の
マネジメントの解決策として、AIやICTのサービスを活用

定期巡回随時対応型訪問介護看護では柔軟なサービス提供が求められる。継続的なアセスメントと連携、全体像
の把握が重要で、効率的な運用が課題となっている。例えばケアマネジャーと計画作成責任者がAIやICTのサービ
スを利用し連携をしていくことが考えられます。
1. 役割の明確化

計画作成責任者は定期巡回・随時対応型訪問介護看護計画を作成し、ケアマネジャーは居宅サービス計画
(ケアプラン)を作成します。両者の役割は明確に区分されていますが、密接に連携する必要があります。

2. 計画の階層構造

居宅サービス計画が上位計画となり、定期巡回・随時対応型訪問介護看護計画はその下位計画として位置
づけられます。下位計画は上位計画に沿って作成されますが、一定の柔軟性が認められています。

3. 柔軟性と連携

計画作成責任者は、居宅サービス計画の内容を踏まえつつ、利用者の状況に応じて柔軟にサービス提供日
時を決定できます。ただし、ケアマネジャーへの報告と緊密な連携が求められます。

4. アセスメントの重要性

初回サービス提供時はケアマネジャーのアセスメントを基に開始されますが、サービス提供中は計画作成
責任者が継続的にアセスメントを行い、必要に応じて変更を提案します。

5. 意思決定プロセス

サービス内容の変更については、計画作成責任者が提案し、ケアマネジャーが最終決定を行います。この
過程では、利用者や家族、他のサービス提供者の意見も考慮されます。

6. 全体像の把握

計画作成責任者が全体のサービス計画を理解することが重要です。限られた時間枠内で効率的なサービス
提供を行うためには、全体像の把握が不可欠です。

7. 説明と同意

サービス内容の変更時には、利用者やケアマネジャーへの事前説明と同意が必要となります。これにより、
透明性と信頼性が確保されます。

8. 業務効率化の可能性

計画作成責任者により大きな裁量権を与えることで、より迅速で効率的なサービス調整が可能になる可能
性があります。ただし、これには慎重な検討と適切な体制整備が必要です。
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