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資料7   先進医療合同会議の審議結果について【報告事項】 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25067.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第132回 4/18)《厚生労働省》
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先進医療B評価用紙(第 2 号)
評価者 構成員:横井 香平 先生

先進技術としての適格性

先 進 医 療




人工呼吸管理を要する ARDS 患者に対するセボフルラン鎮静療法

社会的妥当性
(社会的倫理
的 問 題 等 )

A.倫理的問題等はない。
B.倫理的問題等がある。

現時点での




A.罹患率、有病率から勘案して、かなり普及している。
B.罹患率、有病率から勘案して、ある程度普及している。
C.罹患率、有病率から勘案して、普及していない。
既に保険導入されている医療技術に比較して、







A.大幅に効率的。
B.やや効率的。
C.効率性は同程度又は劣る。
A. 将来的に保険収載を行うことが妥当。なお、保険導入等の評価に際しては、
以下の事項について検討する必要がある。

将来の保険収
載の必要性

セボフルランの 48 時間以上の長期継続投与の安全性と有効性も
検討する必要がある。

B.将来的に保険収載を行うべきでない。
総合判定:





適 ・ 条件付き適 ・ 否

コメント:重症 ARDS 患者における人工呼吸器管理において、高一回換気量はそ
の臨床予後を悪化させることが知られている。現在鎮静剤として使用さ
れているプロポフォールにはそのような呼吸努力を抑制する効果はな
く、必要な場合には短期間筋弛緩剤が併用されている。上記の状態に
おいて、軽度の筋弛緩作用と気管支拡張作用を有する吸入麻酔薬で
あるセボフルランを使用することで一回換気量の制御が可能であれ
ば、これら患者の予後を改善することが期待される。

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