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資料7 先進医療合同会議の審議結果について【報告事項】 (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25067.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第132回 4/18)《厚生労働省》 |
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【別添6】
「人工呼吸管理を要する ARDS(急性呼吸促迫症候群)患者に対するセ
ボフルラン鎮静療法」の治療計画(申請書類より抜粋)
6.治療計画
患者登録方法
(1) 研究責任医師または研究分担医師は、研究対象者または代諾者からの同意取得後、スクリ
ーニング検査を行い、研究対象者の適格性を判定する。なお、研究対象者または代諾者か
らの同意が得られた場合、同意取得前の検査結果を用いてもよい。
(2) 研究責任医師または研究分担医師は、研究対象者が選択基準をすべて満たし、除外基準の
いずれにも該当しないことを確認した上で、予め発行されたユーザ ID 及びパスワードを
用いて Web 登録システムにアクセスし、症例登録に必要な情報を入力する。
(研究対象者の特定を容易にするため、研究対象者識別コードリストを作成する。)
(3) Web 登録システムにて適格と判定された場合、当該研究対象者を登録可能となり、適格の
判断および登録番号が表示される。研究責任医師または研究分担医師は、Web 登録システ
ムで当該対象者が登録されていることを確認してからプロトコル治療を開始する。
(4) 研究責任医師または研究分担医師は、Web 登録システムから「症例登録票」及び「症例登
録確認書」を印刷し、原資料として適切に保管する。
⇨
プロトコル治療開始
⇨
登録結果の確認
⇨
登録システムへの入力
Web
⇨
適格性の確認
スクリーニング検査
同意取得
⇨
検査・治療
①セボフルラン 投与方法
簡易型気化器 AnaConDa(ACD)
(1)を挿管チューブと呼吸器回路の Y ピースの間
に接続する。液体のセボフルランを充填したシリンジ(4)を、接続用チューブで ACD
に接続する。患者の吸気が開始される毎に、ACD 内で気化した吸入麻酔薬が気管内に吸
入される。
患者の呼気に含まれるセボフルランの 90%は ACD に回収され再利用し、10%は人工
呼吸器より排気され活性炭に吸着される。(7)
ACD とチューブで接続した麻酔薬濃度監視装置で呼気麻酔薬濃度をモニタリングする
(2)。目標呼気終末セボフルラン濃度は ACD 開発者が推奨する、0.5%とする。液体セボ
フルランの投与速度は 0.5~5ml/hr で投与し、目標呼気終末セボフルラン濃度に達するよ
うに調節する。呼気セボフルラン濃度が安定した時点で RASS score を確認し、RASS が-
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「人工呼吸管理を要する ARDS(急性呼吸促迫症候群)患者に対するセ
ボフルラン鎮静療法」の治療計画(申請書類より抜粋)
6.治療計画
患者登録方法
(1) 研究責任医師または研究分担医師は、研究対象者または代諾者からの同意取得後、スクリ
ーニング検査を行い、研究対象者の適格性を判定する。なお、研究対象者または代諾者か
らの同意が得られた場合、同意取得前の検査結果を用いてもよい。
(2) 研究責任医師または研究分担医師は、研究対象者が選択基準をすべて満たし、除外基準の
いずれにも該当しないことを確認した上で、予め発行されたユーザ ID 及びパスワードを
用いて Web 登録システムにアクセスし、症例登録に必要な情報を入力する。
(研究対象者の特定を容易にするため、研究対象者識別コードリストを作成する。)
(3) Web 登録システムにて適格と判定された場合、当該研究対象者を登録可能となり、適格の
判断および登録番号が表示される。研究責任医師または研究分担医師は、Web 登録システ
ムで当該対象者が登録されていることを確認してからプロトコル治療を開始する。
(4) 研究責任医師または研究分担医師は、Web 登録システムから「症例登録票」及び「症例登
録確認書」を印刷し、原資料として適切に保管する。
⇨
プロトコル治療開始
⇨
登録結果の確認
⇨
登録システムへの入力
Web
⇨
適格性の確認
スクリーニング検査
同意取得
⇨
検査・治療
①セボフルラン 投与方法
簡易型気化器 AnaConDa(ACD)
(1)を挿管チューブと呼吸器回路の Y ピースの間
に接続する。液体のセボフルランを充填したシリンジ(4)を、接続用チューブで ACD
に接続する。患者の吸気が開始される毎に、ACD 内で気化した吸入麻酔薬が気管内に吸
入される。
患者の呼気に含まれるセボフルランの 90%は ACD に回収され再利用し、10%は人工
呼吸器より排気され活性炭に吸着される。(7)
ACD とチューブで接続した麻酔薬濃度監視装置で呼気麻酔薬濃度をモニタリングする
(2)。目標呼気終末セボフルラン濃度は ACD 開発者が推奨する、0.5%とする。液体セボ
フルランの投与速度は 0.5~5ml/hr で投与し、目標呼気終末セボフルラン濃度に達するよ
うに調節する。呼気セボフルラン濃度が安定した時点で RASS score を確認し、RASS が-
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