よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 第3期がん対策推進基本計画中間評価報告書案 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25437.html
出典情報 がん対策推進協議会(第79回 4/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3.尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築
(目標の詳細)
がん患者が住み慣れた地域社会で生活をしていく中で、必要な支援を受けること
ができる環境を整備する。関係者等が、医療・福祉・介護・産業保健・就労支援分野
等と連携し、効率的な医療・福祉サービスの提供や、就労支援等を行う仕組みを構築
することで、がん患者が、いつでもどこに居ても、安心して生活し、尊厳を持って自分
らしく生きることのできる地域共生社会を実現する。
(進捗状況及び指標測定結果)
これまでに、がん診療連携拠点病院等に設置しているがん相談支援センターや地
域統括相談支援センター、民間団体による相談窓口、国立研究開発法人国立がん
研究センターのがん対策研究所が運営する「がん情報サービス」等の様々な支援を
充実させてきた。また、「がんとの共生のあり方に関する検討会」を発足し、緩和ケア
や相談支援・情報提供に関する質の向上、多様なニーズへの対応の向上にむけて、
対策を検討しながら取組を進めている。
自分らしい日常生活を送ることができていると感じるがん患者の割合や、治療開始
前に病気のことや療養生活について相談できたと感じるがん患者の割合は、それぞ
れ増加し、一定の評価はできるものの、改善の余地がある。また、家族の悩みや負
担を相談できる支援が十分であると感じているがん患者・家族の割合は、増加してい
るものの更なる充実が望まれるものであった。

30016

自分らしい日常生活が送ることがで
2018 年度
きていると感じるがん患者の割合 70.5%(比較値7:80.8%)

がん診断~治療開始前に
3002
病気や療養生活について
相談できたと感じるがん患者の割合
家族の悩みや負担を
3003
相談できる支援が十分である
と感じているがん患者・家族の割合

2018 年度
76.3%
2018 年度
成人:48.7%
(比較値:57.6%)
2019 年度

2014 年度
77.7%
2014 年度
67.4%

2014 年度
成人:37.1%

小児:39.7%

6

項目番号 3001-3003 の患者体験調査の対象となる患者は 19 歳以上、小児患者体験調査の対

象となる患者は 18 歳以下で回答者はその家族等。
7

前回調査と比較するために、実測値に比較補正係数をかけた値。
12