新型コロナウイルス感染症拡大とオンライン診療の活用状況
○令和２年５月に電話等初診料、電話等再診料、オンライン診療料のいずれかを１回以上算定したと回答した医療機関に対し、
電話や情報通信機器を用いた診療を実施した理由について尋ねたところ、「新型コロナウイルス感染症拡大の影響を
考慮したため」との回答が84.2％で最も多く、その理由は「患者から実施の要望があったため」が75.0％で最多で
あった。
○ 新型コロナウイルス感染症の拡大以前から、オンライン診療を活用していたと回答した医療機関に対して、その診療内容につ
いて尋ねたところ、「仕事や家庭の事情等により頻繁な通院が困難な患者に対する診療」との回答が53.8％と最多であった。
令和２年５月に電話等初診料、電話等再診料、オンライン診療料のいずれか
を１回以上算定したと回答した医療機関（n=247）

令和２年５月に電話または情報通信機器を用いた診療を実施した理由（複数回答）
0

20

40

60

80

100
（％）

新型コロナウイルス感染症拡大による影響を考慮したため

84.2

新型コロナウイルス感染症の拡大にかかわらず、新型コロナウイ
ルス感染症の拡大以前から、情報通信機器を用いた診療を活用
（又は活用を検討）していたため

その他
無回答

新型コロナウイルス感染症拡大による影響を考慮した理由
（複数回答）
n=208

0

20

40

60

80

100
（％）

院内感染予防のために実施すべきと考えたため

61.5

外出自粛等の患者の受療行動の変化に鑑みて
実施すべきと考えたため

69.7

患者から実施の要望があったため

15.8
3.6

6.9

新型コロナウイルス感染症拡大以前においてオンライン診療を活用した診療（複数回答）
n=13 0
身体機能・認知機能等の低下により頻繁な通院が困難な患者に対する診療

【出典】令和２年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査（令和２年度調査）
「かかりつけ医機能等の外来医療に係る評価等に関する実施状況調査」（施設票）

60

80

100

23.1

仕事や家庭の事情等により頻繁な通院が困難な患者に対する診療

53.8

住まいが遠方で頻繁な通院が困難な患者に対する診療

15.4

予約システムを導入するなどより効率の高い診療

15.4

75.0
0.5

40

（％）

患者の自宅や職場の環境を把握するなど、よりきめ細やかな診療
無回答

20

その他の活用方法
無回答

0
7.7
15.4

87