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○外来(その1)について-3 (98 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00097.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第482回  7/7)《厚生労働省》
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参考

1.初診からのオンライン診療の取扱い等について

(1)前回の検討会での意見

① 初診からのオンライン診療に必要な医学的情報について
 どのような情報であれば認められるかについては、細かい規定を設けるのではなく、医師や患者
のリテラシーを信頼した上で、医師と患者の合意の中で決めるべきではないか。
 事務局案として挙げられたもののほか、いわゆる「お薬手帳」も有用ではないか。
 PHRを含め、今後は患者が情報を持っている場合も増えていくと考えられるので、引き続き検討し
て、幅広に認めていくという方向性が必要ではないか。
 過去の医学的情報について、どの程度過去のものが認められるかという観点は必要であり、目安
は示していく必要があるのではないか。
 患者が自ら管理している健診結果や過去の検査値、服薬歴等もオンライン診療に活用できる場合
があるため、患者の医学的情報は限定せず幅広い範囲を想定すべきではないか。
 かかりつけ医のいない健康な若者等の医療アクセスを担保する観点から、初回のオンライン診療
の前に患者本人と医師でやり取りして、患者の医療履歴や基礎疾患等の情報が把握でき、医師と
患者双方がオンライン診療が可能であると判断した場合にはオンライン診療を認めることも考えら
れるのではないか。
② 初診からのオンライン診療の安全性の担保について
 特に自費診療の領域において、不適切と考えられるオンライン診療を正すことができる仕組みに
ついて、厚生労働省は検討する必要があるのではないか。
 研修を受けずにオンライン診療を実施する医師がいることなど、ルールを守れていない医療機関
があることは問題ではないか。
 美容医療での不適切なオンライン診療の広告については対応が必要ではないか。
 処方できる医薬品に一定の制限を加える必要はあるのではないか。
 日本医学会連合が作成した「初診からのオンライン診療に適さない症状・医薬品のリスト」につい
ては、本検討会においても取り上げるべきではないか。
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 オンライン診療に適する疾患や、医師・患者の同意などの議論も必要ではないか。