よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


岡部先生資料(レポート) (21 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/10/4041102.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第4回 11/2)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

項目 D では脳病態を反映するバイオマーカーの長期的な追跡など、得られたデータの分析
やモデル化についての新しい方法論の開発も求められる。D-1 の研究項目では疾患関連分
子パスウェイの情報が得られるので、この分子情報を回路レベルの機能変化に結び付ける
ために項目 B-3 で実施される局所回路と単一神経細胞レベルでの分子・構造・機能間の連
結技術が活用できる。項目 D-2 で実施される研究では従来の疾患分類を使わずに、
「行動レ
ベルの障害とそれと関連付けられたマクロレベルの神経回路」へと臨床データをリンクで
きるかどうかが鍵となる。その為に項目 A-1 で実施される動物モデルでの「行動‐回路活
動」データの取得が必要となり、項目 C-3,4 で実施する霊長類マルチモーダルデータベース
の構築も本項目の実施の基盤となる。

21