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総-5-5○最適使用推進ガイドラインについて (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00173.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第536回 1/18)《厚生労働省》
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熱性好中球減少症があらわれることがある。また、進行性多巣性白質脳症(PML)が報告
されていることから、神経症状があらわれた場合は鑑別のための適切な検査(脳脊髄液検
査や MRI による画像診断等)を行うこと。本品の投与前に臨床的に重要な活動性感染症が
認められた場合は、回復するまで本品の投与を延期すること。
B 型肝炎又は C 型肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者において、肝炎ウイルスが
再活性化される可能性がある。HIV 感染者においてはウイルスが増加する可能性がある。
白血球アフェレーシスを実施する前に、B 型肝炎ウイルス、C 型肝炎ウイルス及び HIV 感
染の有無を確認すること。肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者に本品を投与する
場合は、肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行う等、B 型肝炎ウイル
スの再活性化や C 型肝炎の悪化の徴候や症状の発現に注意すること。
本品の投与後数週間以上にわたり、血小板減少、好中球減少、貧血等の骨髄抑制があらわ
れることがあるので、本品の投与にあたっては、定期的に血液検査を行い、患者の状態を
十分に観察すること。
低 γ グロブリン血症があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認
められた場合には適切な処置(免疫グロブリン補充療法を定期的に行う等)を行うととも
に、感染症の徴候等に対する観察を十分に行うこと。
腫瘍崩壊症候群があらわれることがあるので、本品の投与にあたっては、血清中電解質濃
度の測定及び腎機能検査を行うなど、観察を十分に行うこと。
精神状態変化や痙攣発作等の神経系事象があらわれることがあるので、本品投与後の患者
には自動車運転や危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。

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