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総-5-5○最適使用推進ガイドラインについて (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00173.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第536回 1/18)《厚生労働省》
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(2)BCM-001 試験の臨床成績
2 レジメン以上の治療歴のある再発又は難治性のアグレッシブ B 細胞性 NHL 患者を対象としたコ
ホート 1 及びコホート 3 の有効性を以下に示す。これらのコホートの有効性の主たる解析時点(2019
年 9 月 13 日データカットオフ時)における主要評価項目とされた Lugano 基準(J Clin Oncol 2014;
32: 3059-68)に基づく独立審査委員会の判定による全奏効割合の結果は表 6 のとおりであった。全
奏効割合[95%CI]は 58.8%[40.7, 75.4]であり、閾値 40%に対して統計的に有意であった。また、
コホート 3(日本人 10 例)の全奏効割合[95%CI]は 70.0%[34.8, 93.3]であった。
表6 コホート1及び3の主要評価項目の結果(独立審査委員会判定、2019年9月13日データカットオフ)
例数
全体
コホート1
コホート3
34例
24例
10例
CR
7(29.2)
5(50.0)
12(35.3)
PR
6(25.0)
2(20.0)
8(23.5)
SD
6(25.0)
0
6(17.6)
Non-PD*
1(4.2)
0
1(2.9)
PD
4(16.7)
3(30.0)
7(20.6)
13(54.2)
7(70.0)
20(58.8)
全奏効(CR+PR)
(全奏効割合[95% CIa])
[32.8, 74.4]
[34.8, 93.3]
[40.7, 75.4]
0.020
片側p値b
a:Clopper-Pearson 法
b:有意水準片側 0.025、正確二項検定
*:ベースライン後の全ての評価時点で PET が評価不能又は未実施で、CT ステージの評価に基づく最良効果が CR、
PR、SD の場合、独立審査委員会の判定による最良治療効果として non-PD と判定した。全奏効割合の算出では nonPD を非奏効とした。

2020 年 6 月 19 日データカットオフ時点における奏効割合の結果は表 7 のとおりであり、全奏効割
合[95%CI]は 63.0%[47.5, 76.8]であった。また、コホート 3(日本人 10 例)の全奏効割合
[95%CI]は 70.0%[34.8, 93.3]であった。
表7 コホート1及び3の主要評価項目の結果(独立審査委員会判定、2020年6月19日データカットオフ)
例数
全体
コホート1
コホート3
46例
36例
10例
CR
12(33.3)
5(50.0)
17(37.0)
PR
10(27.8)
2(20.0)
12(26.1)
SD
7(19.4)
0
7(15.2)
Non-PD*
1(2.8)
0
1(2.2)
PD
6(16.7)
3(30.0)
9(19.6)
22(61.1)
7(70.0)
29(63.0)
全奏効(CR+PR)
[43.5, 76.9]
[34.8, 93.3]
[47.5, 76.8]
(全奏効割合[95% CIa])
a:Clopper-Pearson 法
*:ベースライン後の全ての評価時点で PET が評価不能又は未実施で、CT ステージの評価に基づく最良効果が CR、
PR、SD の場合、独立審査委員会の判定による最良治療効果として non-PD と判定した。全奏効割合の算出では nonPD を非奏効とした。

コホート 1 及びコホート 3 における組織型別の奏効割合の結果は表 8 のとおりであった。
表 8 組織型別の有効性の結果
(BCM-001 試験コホート 1 及び 3、独立審査委員会判定、2020 年 6 月 19 日データカットオフ)
DLBCL
HGBCL
tiNHL
FL3B
全体
(tFL のみ)

8