よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-1 基本指針について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31263.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第106回 2/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

中長期的な地域の人口動態やサービス需要を踏まえたサービス基盤の整備について
○ 第9期計画においては、中長期的な人口動態等を踏まえたサービス需要の見込みや生産年齢人口の動向を踏
まえ、施設サービス、居住系サービス、地域密着型サービスをバランス良く組み合わせて整備することが重要。
<参考>地域における中長期的なサービス需要の傾向に応じた整備の考え方(例)
◆ 中長期的なサービス需要を踏まえ、①サービス基盤の大きな傾向を把握し、その上で②サービス整備の絶対量、③期間(角度②/③)を勘案して第9期
計画を策定することが重要。
①大きな傾向
利用者数

【傾向3】

【傾向2】

【傾向1】

利用者数

利用者数

②’






③’



2023

2026

2030



2040

2050

【サービス需要が増加し続ける地域】

(例)特養など施設の整備に加え、高齢者向
けの住まいも含めた基盤整備、在宅生活を
支える地域密着型サービス(小規模多機
能・GH・既存資源を活用した複合型サービ
ス等)の充実など、地域の資源を効率的に
活用しつつ、整備することが重要。

2023

2026

2030



2040

2050

【サービス需要のピークアウトが見込まれる
地域】

(例)サービス需要のピークアウトを見据えた
在宅生活を支える地域密着型サービスの
整備、将来的な機能転換や多機能化を見
据えた施設の整備など、地域の実情に応じ
た対応の検討が重要。

2023

2026

2030

2040

2050

【サービス需要が減少する地域】
(例)介護人材の有効活用の観点から、既存
事業所の包括報酬型サービスへの転換、既
存施設の多機能化、共生型サービスの活用
など地域の実情に応じた対応の検討が重要。

(共通)
・ 医療・介護双方のニーズを有する高齢者のサービス需要や在宅医療の整備状況を踏まえ、医療ニーズの高い居宅要介護者のニーズに柔軟に
対応できる看護小規模多機能型居宅介護などの整備の検討や医療・介護連携の強化も重要。
・ 中長期的なサービス需要の見込みをサービス提供事業者を含め、地域の関係者と共有し、地域の実情に応じたサービス基盤の整備の在り方を
議論することが重要。
・ 広域型施設である介護保険施設、地域密着型サービスを組み合わせ、周辺保険者のサービスニーズを踏まえ都道府県等とも連携して広域的な
整備を進めることが必要。

11