よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-1 基本指針について (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31263.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第106回 2/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

地域包括ケアシステム構築状況の振り返り視点の例(暫定版)
(株)日本総合研究所『地域包括ケアシステムの構築状況の点検ツール~住み慣れた地域で暮らし続けられる社会の実現に向けて~』令和3、4年度厚労省老人保健健康増進等事業



以下の枠組みと視点で、地域包括ケアシステムの機能性と効果を振り返る。その際、各項目に関連した参考指標を用いて、これまでの成果と今後の課
題を具体化する。(地域のビジョンや政策目標の実現に向けて、個々の施策が十分な機能を果たしているか、今後、何を優先すべきかを考える。)

地域の
ビジョン

ビジョンの実現に向けた政策目標の具体化と、
その機能、効果についての点検
政策レベルの視点
(大項目)

(中項目)

要介護状態等となることの予防
等を図りつつ、住民や多様な主
体が関わって地域の資源が整
備・維持・活用されている

高齢者個
人が尊厳
を保持し、
かつ個人
の能力に
応じた
自立した
日常生活
の維持・継
続できる社
会の実現

※それぞれの項目で関連した参考指標を用いて、振り返る

※他分野の政策との連動の視点を含む

(理想の姿)

〈理想の姿〉

個々の施策が連動しつつ、十分に機能しているかを点検

住民が希
望する、
住み慣れ
た地域・
居宅での
生活を継
続できて
いる

目指す姿の実現に向けて政策が
展開されているか?

高齢者や家族が必要な医療・
介護を利用しながら望む場所で
生活を継続している

政各
策施
目策
標・
が事
目業
指は
す政
姿策
を目
具標
体の
的実
に現
共を
有意
で識
きし
てて
いい
るる
かか
??

施策レベルの視点




















多くの住民が自分の強みや興味・関心に沿った社会参加の機会を得
て、結果的に健康増進や介護予防につながっている
高齢者がリハビリテーション等を活用しながら出来る限り心身機能や生
活行為の回復と維持を図っている
高齢者を含む地域住民が、認知症への理解を深め、認知症の人の
発信や意思決定・権利擁護が尊重されていると感じている
高齢期の住まいや移動を支える資源の整備・活用に向けた取り組み
が実施されている
高齢者や家族が、望む暮らしに合った介護サービスや生活支援を利
用でき、生活を継続している
認知症になっても、その状況に応じた適時・適切な医療・介護サービ
スを利用でき、生活を継続できている
高齢者が、普段の生活のなかでの療養を継続でき、入退院があっても
切れ目のないケアを利用でき、生活を継続している
本人の希望に応じた療養から看取りへと続く体制を整え、提供できて
いる
庁内外の連携は十分に機能しているか?
自治体を中心に、地域包括支援センターや地域の関係機関が連携し、
分野横断的なマネジメントが実施できている

規範的統合

地域の持続性の観点からの点検
(地域のビジョンの持続性を高める観点での参考となる指標)

目指す地域づくりに向け、
全庁的に取り組めているか?

医療・介護をはじめとするサービ
スの提供が持続可能な状態であ


組織の機能を
高める各領域
共通の視点

地域のビジョン及び各施策が目指す姿の実現のために多職
種が連携して取り組んでいる
庁内外の関係部局・機関で地域のビジョン及び各施策が目
指す姿や課題を具体的に共有して事業等を推進している
庁内外の関係者が課題や成果を客観的に共有できるよう情
報を収集・活用できている

27