資料6 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (108 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/45/giji_list/mext_00001.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 新薬剤師養成問題懇談会(第22回 3/15)《文部科学省》 |
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(1)標準予防策(手指衛生、個人防護具(手袋・マスク等)の適切な使用)【1)、2)】
(2)代表的な感染症の予防策の把握と適切な消毒薬の選択と使用【1)、2)】
(3)感染症発生時及び針刺し事故等の事例発生時における初期対応【1)、3)】
(4)施設内の感染症発生時の報告ルート、感染症法等を踏まえた保健所等への報告【1)、3)】
(5)施設内の感染制御管理体制と感染制御における多職種連携【1)、2)、3)、4)】
(6)新興・再興感染症等に対する対応【4)】
<評価の指針 重点>
4、8
F-4 地域医療・公衆衛生への貢献
F-4-1 地域住民の疾病予防・健康維持・増進の推進、介護・福祉への貢献
<ねらい>
「B 社会と薬学」で学ぶ社会制度や薬剤師に求められる社会貢献を見据え、疾病予防や健康管
理の知識「D 医療薬学」で学ぶセルフケア、セルフメディケーションの知識、「E 衛生薬学」で
学ぶ栄養や食品衛生等の知識を、実際の臨床や地域社会で活用することで、住民自らの疾病予防
や健康維持・増進につながる行動を薬剤師として支援し、プライマリケアを実践するとともに、
多職種と連携しながら、地域包括ケアの担い手として積極的に参画する能力を身に付ける。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-1 薬剤師の責務」、「B-2 薬剤師に求められる社会性」、「B-3 社会・地域におけ
る薬剤師の活動」、「B-5 情報・科学技術の活用」、「D-1-2 身体の病的変化」、「D2-20 セルフケア、セルフメディケーション」、「E-1 健康の維持・増進をはかる公衆
衛生」
<学修目標>
1)地域住民が自らの健康生活を維持するための健康の相談窓口として、有益な知識・情報を積極
的に提供し、適切なアドバイスを気軽に受けられる環境を整備して、地域住民の健康維持・管
理を支援する。
2)地域包括ケアシステムにおけるかかりつけ薬剤師の役割を理解し、地域住民の介護・福祉を向
上させるために地域連携を推進し、生活環境、生活の質(QOL)の維持・改善に尽力する。
3)地域における医療、保健、介護、福祉等の疫学データを活用して、地域住民の健康状態及び地
域独自の医療、保健、介護、福祉環境等の課題を把握するとともに、それらの課題改善への取
り組みを科学的エビデンスに基づき検討し提案する。
<学修事項>
(1)健康相談、介護・生活相談等のファーストアクセスと薬局の役割【1)】
(2)食生活(栄養管理・健康食品等)や運動等(基本的生活要因及び精神的要因)の評価・改善【1)】
(3)健康相談での情報収集・臨床判断とそれに対応するプライマリケアの地域住民への実践(受診
勧奨、救急対応、一般用医薬品等の推奨、生活指導等)【1)】
(4)要指導医薬品・一般用医薬品、薬局製造販売医薬品、医療機器、衛生材料、特別用途食品、
保健機能食品等を活用したセルフケア、セルフメディケーションの指導の実践【1)】
(5)地域住民個々の健康維持・増進に寄与する活動(禁煙指導、口腔ケア、生活習慣病予防、プレ
コンセプションケア等)への参画【1)】
(6)地域包括ケアを推進する介護予防・福祉に関する相談や地域連携活動への参画【2)】
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