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資料6 薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (31 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/45/giji_list/mext_00001.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 新薬剤師養成問題懇談会(第22回 3/15)《文部科学省》
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B-1 薬剤師の責務

B-1-1 薬剤師に求められる倫理観とプロフェッショナリズム
<ねらい>
かん

豊かな人間性と生命の尊厳に関する深い認識に裏付けられたプロフェッショナリズムを涵養し、
医療人に求められる倫理観及び倫理的問題に適切に対応する判断力や行動力を培う。さらに、患
者・生活者の権利を尊重した利他的な態度で医療に貢献する能力を身に付ける。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶ前後を通して関連する項目
「C 基礎薬学」「D 医療薬学」「E 衛生薬学」「F 臨床薬学」「G 薬学研究」
<学修目標>
1)生命・医療に係る倫理観を身に付け、医療人としての感性を養い、様々な倫理的問題や倫理的
状況において主体的に判断し、プロフェッショナルとして行動する。
2)医療の担い手として、常に省察し、自らを高める努力を惜しまず、利他的に公共の利益に資す
る行動をする。
3)医療の担い手として、必要な知識・技能の修得に努め、自身の職業観を養い、生涯にわたり学
び続ける価値観を形成する。
4)薬剤師の使命に後進の育成が含まれることを認識し、ロールモデルとなるよう努める。
<学修事項>
(1)プロフェッショナリズムの概念【1)、2)、3)】
(2)職業観の形成【1)、2)、3)】
(3)生命倫理及び研究倫理の歴史や諸原則(ヘルシンキ宣言等)【1)】
(4)医療や研究における患者及び研究対象者の自律尊重【1)】
(5)生命の誕生、終末期、先端医療に伴う倫理的課題【1)】
(6)医療行為に伴う倫理的課題【1)】
(7)倫理的感受性の涵養と葛藤の解決【1)】
(8)成人学習理論を活用し、同僚や後輩との協働やフィードバックを実践する。【4)】
(9)倫理的課題に直面した際の適切な対応について、文脈を踏まえて討議する。【1)】
(10)自らの言動を客観的に捉えた学びや経験を省察し、メタ認知能力を高める。【2)、3)】
<評価の指針 重点>
1、4、8

B-1-2 患者中心の医療
<ねらい>
医療心理学や行動科学の考え方等を理解し、患者・患者家族の身体的・心理的・社会的背景
を総合的に把握して、患者の基本的人権を尊重した全人的な患者中心の医療を提供する能力を
身に付ける。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「D 医療薬学」「E 衛生薬学」
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