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2017年07月25日(火)
[精神医療] 2026年までに自殺率を30%以上減少 自殺対策大綱
- 政府は7月25日、「自殺総合対策大綱」を閣議決定した。2026年までに自殺死亡率を2015年の30%以下にする目標を掲げ、かかりつけ医と専門医・相談機関との連携体制の構築や妊産婦への支援の充実などを図る方針を示した。 大綱は自殺対策基本法に基づき、自殺対策の指針として5年ごとに見直すこととなっている。日本の自殺者は2010年以降減少が続き、2012年には3万人を下回ったが、自殺死亡率は主要先進7カ国の中で最も高い・・・
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2017年07月25日(火)
[医療改革] 医療療養入院患者の光熱水費引き上げを改めて周知 厚労省
- 厚生労働省は7月25日、医療療養病床に入院する65歳以上の高齢者の光熱水費の負担が2017年10月1日から引き上げられることについてポスターを作成し、改めて周知した。 現在の光熱水費の負担額は、医療の必要性の低い「医療区分I」の患者は1日当たり320円、医療の必要性の高い「医療区分II」「医療区分III」は負担なしとなっているが、厚労省は昨年11月、負担の公平性を図る観点から、介護保険施設入所者と同額の1日370円に段階的・・・
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2017年07月25日(火)
[精神医療] 相模原事件から1年「精神保健福祉法案の早期成立を」 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は7月25日、神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」での殺傷事件から1年を迎えるにあたり、「追悼式に参加して、このようなことが二度と起きないようにしなければいけないと強く決意した」と所感を述べた。また、審議継続となった精神保健福祉法改正案について、「措置入院者が退院後に医療や福祉などの支援を確実に受けられるようにするために国会提出した」との意図を説明し、早期成立に取り組・・・
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2017年07月21日(金)
[診療報酬] 入棟前の居場所で地域包括ケアの評価を区分へ 入院医療分科会
- 中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織の「入院医療等の調査・評価分科会」は7月21日、【地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料】と【回復期リハビリテーション病棟入院料】などについて議論した。地域包括ケア病棟では、入棟前の居場所が自宅の場合と、急性期病棟からの転棟の場合で、患者の状態像や提供される医療の内容が異なることから、評価を分けるべきとの意見が大勢を占めた。 分科会が行った2016年度入院医・・・
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2017年07月20日(木)
[医療改革] 医療・介護のWGを再編、来年6月に答申 規制改革推進会議
- 政府の規制改革推進会議は7月20日開かれ、来年6月に予定している答申の取りまとめに向け、月1~2回のペースで議論を進めていく方針を確認した。このほか、下部組織のワーキンググループ(WG)の設置や、「規制改革ホットライン」の集中受付の実施などを決定した。 今回設置を決めたのは、▽医療・介護WG▽保育・雇用WG▽投資等WG▽農林WG▽水産WG―の5つ。厚生労働行政関係では、従来の医療・介護・保育WGと人材WGを医療・介護WGと保・・・
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2017年07月20日(木)
[医療改革] 健康・医療戦略2017骨子案を議論 健康・医療戦略参与会合
- 政府は7月20日、健康・医療戦略参与会合を開き、「健康・医療戦略の実行状況と今後の取組方針2017」の骨子案などについて議論した(p3~p4参照)。 健康・医療戦略推進法の規定に基づき、2014年7月に策定された政府の「健康・医療戦略」は、基礎研究から実用化のための研究までの一貫した研究開発の推進を通じて、国民に世界最高水準の医療を提供することや、経済成長への貢献を実現するための具体的施策や取り組みなどが盛り・・・
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2017年07月20日(木)
[予算] 高齢化による自然増6,300億円認める 2018年度概算要求・基本方針
- 政府は7月20日の臨時閣議で、2018年度予算概算要求に当たっての基本方針を了承した。年金・医療などの社会保障関係費については、2017年度当初予算額31.2兆円に、高齢化などに伴う増加分6,300億円を上乗せした額の範囲内での要求が認められる(p1参照)(p8参照)。予算概算要求の期限は8月末。 財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会や経済財政諮問会議は、社会保障関係費の単年度の伸びを5,000億円以内に抑制する・・・
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2017年07月20日(木)
[医療改革] 医療計画検討会から報告、今後通知を発出 医療部会
- 厚生労働省の社会保障審議会・医療部会は7月20日に開かれ、医療計画の見直し等に関する検討会から、▽医療従事者の確保(p10~p34参照)▽医療・介護の体制整備に関する協議の場の役割などの整理(p35~p62参照)▽5疾病・5事業の見直し(p63~p79参照)▽在宅医療の体制構築(p80~p135参照)▽地域医療構想の達成に向けた検討の現状(p90~p121参照)―について報告を受けた。今後、2018年度から始まる第7次医療計画に反映・・・
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2017年07月19日(水)
[診療報酬] 医療機関群の選択制導入、2018年度導入は見送りへ DPC分科会
- 診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会は7月19日、DPC制度(医療費包括支払制度)見直しに向けた、本格的議論をスタートした。これまで段階的に実施されてきた「調整係数」の「機能評価係数II」への置き換えは次回2018年度診療報酬改定で完了するが、厚生労働省は推計診療報酬変動率が一定幅以上の医療機関については期限付きの激変緩和措置を講じることを提案した。また、5月の中間報告に盛り込んだ医療機関群の選択制については・・・
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2017年07月19日(水)
[医療提供体制] 病床の「機能らしさ」を示す項目例を提示 地域医療構想WG
- 厚生労働省は7月19日に開かれた、医療計画の見直し等に関する検討会・地域医療構想に関するワーキンググループ(WG)に、医療機関が選択した病床機能とレセプトデータの分析から、各病床機能に期待される診療内容を仮にひも付けした場合のイメージを示した。病床機能の分化・連携について議論する「地域医療構想調整会議」での活用を想定しており、ひも付けした診療内容の実績が1件もない病棟(病床)については、実際にどのよう・・・
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2017年07月18日(火)
[医療改革] 予防による医療・介護需要の抑制に取り組む 諮問会議で厚労相
- 政府の経済財政諮問会議は7月18日、「平成30年度(2018年度)予算の全体像」をまとめた。14日の会議に民間議員が提出した意見が反映されており、社会保障関係費の伸びについては、高齢化による増加(年5,000億円)の範囲内に抑制する方針を明記した(p26~p27参照)。塩崎恭久厚生労働大臣も「(社会保障関係費の伸びは)『3年間で1.5兆円』の基調を継続するとともに、中長期視点では予防による医療・介護需要そのものの抑制に・・・
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2017年07月14日(金)
[医療改革] 社会保障費5,000億円以上の抑制要求 諮問会議で民間議員
- 政府の経済財政諮問会議は7月14日、2018年度予算の全体像について意見交換した。この中で民間議員は、医療・介護サービス内容の地域差の見える化や、社会保障制度改革の着実な実施を改めて要望。社会保障関係費の単年度の伸びについては、政府目標である5,000億円以上の抑制を求めた。なお諮問会議はきょう18日夕方の会合で、2018年度の予算概算要求基準について議論する予定。 2018年度は、集中改革期間(2016~2018年度)の最・・・
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2017年07月13日(木)
[臨床研修] 2017年度研修医採用実績、前年度比133人減の8,489人 厚労省
- 厚生労働省は7月13日、2017年度の「臨床研修医の採用実績調査」の結果を公表した。今年度は1,031カ所の臨床研修病院と大学病院を対象に実施した。 2017年度の採用実績は、8,489人(対前年度比133人減)だった(p1参照)(p2参照)。大都市部のある6都府県(東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県)を除く道県の採用実績の割合は、58.2%(0.8ポイント増)で、過去最大となった(p1参照)・・・
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2017年07月12日(水)
[医療改革] 病院の将来ビジョンとミッションの明確化を 相澤日病会長
- 日本病院会の相澤孝夫会長は7月12日、東京ビッグサイト(東京・有明)で開催された「国際モダンホスピタルショウ2017」で講演し、総人口の減少と急速な高齢化が同時進行するなど、医療を取り巻く環境が大きな変革を迎えるなか、「病院もこれまで通りというわけにいかず、病院経営も変化に適切に対応して組織を継続発展させていかねばならない」との認識を表明。個々の病院が将来を見据えたミッションとビジョンを定め、それを達・・・
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2017年07月12日(水)
[医薬品] 支払い意思額調査、了承得られず議論継続 費用対効果部会
- 中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会は7月12日、2018年度から制度化予定の医薬品・医療機器の費用対効果評価で、結果判定のベースとなる「支払い意思額」の調査方法などについて議論した。厚生労働省が示した調査票案では、評価対象品目の費用を公的医療保険から支出することの妥当性を質問する形式となっていたが、委員からは、医療保険制度や保険財政の状況を理解している国民は限られ、適切な回答が得られるか疑・・・
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2017年07月12日(水)
[診療報酬] 秋から請求事務効率化とレセデータの活用法検討 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は7月12日開かれ、診療報酬に関係する事務の効率化・合理化と診療報酬明細書(レセプト)データなどの利活用をテーマに議論した。診療報酬の審査・支払が本来の使用目的であったレセプトや診療実績のデータは、医療の標準化や質の向上を目的とした様々な施策への活用が期待されているが、その半面、診療報酬は改定を重ねるたびに複雑化し、医療機関の事務負担は増している。こうした実態を踏まえ、・・・
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2017年07月07日(金)
[医療安全] 医療事故報告受付28件、センター調査依頼8件 医療安全調査機構
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- 医療事故調査制度の現況報告(6月)(7/7)《日本医療安全調査機構》
- 発信元:日本医療安全調査機構 医療事故調査・支援センター カテゴリ: 医療提供体制 医療制度改革 調査・統計
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2017年07月05日(水)
[医薬品] 価格調整の実施時期で診療側・支払側が対立 費用対効果部会
- 2018年度からの医薬品・医療機器価格への費用対効果評価導入に向けた検討で、厚生労働省は7月5日の中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会に、評価期間や評価結果の薬価・医療機器価格への反映時期(価格調整時期)についての論点を示した。薬価などへの反映時期では、新規製品の保険収載時(最大年4回)、中間年の価格改定時、通常改定年の価格改定時の3案を候補に挙げた。このうち新規収載のタイミングに合わせること・・・
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2017年06月30日(金)
[医療提供体制] キャリア形成プログラム策定を義務化 医療計画検討会2
- 厚生労働省は6月30日の「医療計画の見直し等に関する検討会」に、医療従事者の確保についての考え方を示した。2018年4月からのスタートに向け、今後、都道府県が策定する「第7次医療計画」に、医師、歯科医師、薬剤師、特定行為研修を修了した看護師の確保に向けた施策を書き込む。同日の検討会で了承された、在宅医療サービス必要量の推計方法とともに、今月末の社会保障審議会・医療部会に報告した後、通知で周知する予定。 ・・・
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2017年06月30日(金)
[医療提供体制] 在宅医療サービス必要量の推計方法を了承 医療計画検討会1
- 医療計画の見直し等に関する検討会は6月30日、2018年度スタートの「第7次医療計画」に盛り込む在宅医療サービスの必要量の推計方法について、厚生労働省が示した案を了承した。医療・介護療養病床の医療区分1に該当する患者の約7割を在宅医療などでの対応分と見込み、これら患者の2023年度末時点(7次計画の終了年度)の推計数から介護医療院への転換分を除いた値を、患者調査の医療療養病床退院患者の介護施設と在宅医療の利用・・・
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2017年06月28日(水)
[医薬品] 原価計算方式におけるイノベーション評価を議論 薬価専門部会
- 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は6月28日、薬価算定におけるイノベーションの評価について審議した。主に原価計算方式で薬価算定される新薬の評価のあり方が論点になり、厚労省は製造経費などが明確化された品目を対象にイノベーションを評価する新たな仕組みを設けることを提案。委員からも製造原価や製造経費などの情報開示を求める意見が相次いだ。 新薬のうち類似薬が存在しないものの薬価算定には原価計算方式が適・・・
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2017年06月28日(水)
[医薬品] 費用対効果評価結果は価格調整に活用へ 費用対効果部会
- 中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会は6月28日、医薬品・医療機器の費用対効果評価の結果を保険適用の判断ではなく、価格調整の基準として活用することなどを了承した。価格調整の実施時期は今後議論することになるが、新規製品については当面、現行の価格算定ルールに基づいて一旦保険収載した後、費用対効果評価が終了した段階で価格調整を行うこととする。支払側委員は、将来的には費用対効果が悪い製品は保険給・・・
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2017年06月27日(火)
[がん対策] 今年度中に中核病院を指定 がんゲノム検討会・報告書
- 厚生労働省の「がんゲノム医療推進コンソーシアム懇談会」は7月10日までに、がんゲノム医療の中核を担う「がんゲノム医療中核拠点病院(仮称)」の整備や、がんのゲノム情報(全遺伝情報)を集約・管理する「がんゲノム情報管理センター(仮称)」の創設などを盛り込んだ報告書を公表した。 がんの革新的治療法や診断法の開発のためには、個々の患者のがんの原因となったゲノムの変異情報や、治療法や副作用などの臨床情報を集・・・
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2017年06月27日(火)
[医療改革] AI活用重点分野に医薬品開発などを提案 AI活用懇談会・報告書
- 厚生労働省の「保健医療分野におけるAI活用推進懇談会」は6月27日、報告書を公表した。報告書は、重点的にAI(人工知能)活用を推進する分野としてゲノム医療や画像診断支援、医薬品開発など6分野を提案。AIの活用の推進には、開発者が開発に必要なデータを円滑に入手することができる環境の整備や、データの標準化規格の作成、保健医療分野でAIの開発を担う人材の確保などが必要と指摘している。 懇談会は保健医療分野でAIを活・・・
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2017年06月26日(月)
[看護] 指定研修機関の事務、一部外部委託を容認 特定行為・研修部会
- 医道審議会保健師助産師看護師分科会の「看護師特定行為・研修部会」は6月26日、特定行為研修の推進と充実に向けた議論をスタートした。このなかで厚生労働省は、省令を改正し、現行では指定研修機関が実施しなければならないとされている事務の一部外部委託を認め、事務負担の軽減を図ることで、指定研修機関の確保を目指す方針を示した。委託先は指定研修機関が所属する医療関係団体などを想定している。 看護師の特定行為研・・・
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