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2024年07月23日(火)
[医療提供体制] 副業・兼業先への移動時間も勤務間インターバルに 厚労省
- 医師の働き方改革を巡り、厚生労働省は23日、副業・兼業先との往復の移動時間について終業時刻から次の始業時刻までに一定時間以上の休息を確保する「勤務間インターバル」に含めることができるとの解釈をQ&Aで示した。また、連続した9時間の休息を確保した後、予定された次の始業までに急な呼び出しでの業務が1時間発生した場合、その時間分の代償休息を付与する義務はないとの考えも明らかにした<doc15856page4>。 働・・・
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2024年07月22日(月)
[医療提供体制] データ提出加算、60病院が8月の算定不可に
- 厚生労働省は、データ提出加算を届け出ている病院のうち60病院について、データ提出に「遅延等」が認められたため、8月中は加算を算定できないと地方厚生局や都道府県に通知した<doc15878page1>。 データ提出加算は、DPCに準拠したデータを正確に作成し、継続して提出する病院への評価。入院初日に算定するデータ提出加算1と加算2のほか、療養病棟入院基本料などの届け出病棟(病室)で入院期間が90日を超えるごとに算定・・・
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2024年07月22日(月)
[医療提供体制] 地域のポリファーマシー対策、業務手順書を通知 厚労省
- 厚生労働省は22日、高齢者のポリファーマシー対策の地域での始め方や進め方を示した業務手順書を都道府県などに通知した。手順書では、地域全体の対策を推進する旗振り役として「地域ポリファーマシーコーディネーター」を定めることが有効だとしている<doc15843page17>。 コーディネーターには、中核病院の地域連携室の医療従事者や、薬剤師会の薬剤師らを想定しており、地域でのポリファーマシー対策を検討・実行する役・・・
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2024年07月22日(月)
[医療提供体制] 在宅医療専用のハラスメント相談窓口を開設 東京都
- 東京都は22日、在宅医療関係者専用のハラスメント相談窓口を開設した。患者や家族からの暴言や暴力、迷惑行為などから医療関係者を守り、在宅医療の円滑な運用体制の確保を支援する。 患者宅を1人か少人数で訪問する在宅医療では、ハラスメントを受けた場合に組織的な対応を取りづらく、相談窓口も少ないという課題があった。 新たに開設した専用窓口では、在宅医療の現場でのハラスメントに関する知識や技能を持つ相談員が相・・・
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2024年07月22日(月)
[医療提供体制] 「地域枠」を医師多数県・少数県間で配分、恒久定員化や診療科選定も促進 医師偏在対策
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- 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第4回 4/26)《厚生労働省》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療提供体制 特集 Scope
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2024年07月19日(金)
[医療提供体制] 地域連携薬局の機能、医療用麻薬調剤や情報共有を必須に
- 厚生労働省は19日の「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」で、患者の入退院時に医療機関と情報連携する「地域連携薬局」が担うべき機能に医療用麻薬の調剤や医療機関などとの情報共有も加えることを提案し、おおむね了承された<doc15767page9>。夏ごろ議論の取りまとめを行う。 地域連携薬局が担うべき機能を巡っては、厚労省が6月の前回の会合で在宅対応や夜間・休日などの臨時対応を挙げ、医療用麻薬の調剤に関し・・・
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2024年07月19日(金)
[医療提供体制] 特別地域連携プログラム、「要件緩和」に反対意見相次ぐ
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- 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会(令和6年度第1回 7/19)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医事課 医師養成等企画調整室 カテゴリ: 医療提供体制
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2024年07月19日(金)
[医療提供体制] 処方箋・調剤録の保存期間、見直し検討へ 厚労省
- 厚生労働省は19日、現行では3年とされている調剤済みの処方箋や調剤録の保存期間の見直しを検討する方針を「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」で明らかにした。医師や歯科医師の診療録の保存期間は5年とされているため、それに合わせて延長を検討する<doc15769page2>。 薬剤師法では、処方箋は調剤済みとなった日、調剤録は最終の記入日からそれぞれ3年間保存することを規定しており、同法が制定された1960年以降・・・
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2024年07月19日(金)
[医療提供体制] かかりつけ医機能、報告制度の枠組み固まる 厚労省分科会
- 厚生労働省の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」は19日、2025年4月に施行される新たな報告制度を巡る議論を大筋で取りまとめた。焦点だった「日常的な診療を総合的・継続的に行う機能」(1号機能)に関しては、「皮膚・形成外科」「神経・脳血管」「精神科・神経科」など17の領域ごとに早期発見などの一次診療に対応できるかどうかや、一次診療を行える疾患の報告を求めることになった・・・
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2024年07月18日(木)
[医療提供体制] 強化型訪問リハビリテーションの創設を提言 日慢協
- 日本慢性期医療協会は18日の定例記者会見で、「強化型訪問リハビリテーション」の創設を提言した。入院と同程度の手厚い訪問リハビリを集中的に提供し、身体機能を改善させて生活能力の向上につなげることが狙い<doc15833page3>。強化型訪問リハビリの対象には、脳卒中、骨折、廃用症候群、関節症や骨粗鬆症などのうち、「回復を見込める」と医師などが判断した在宅の患者・利用者を対象に想定している・・・
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2024年07月12日(金)
[医療提供体制] 医療措置協定締結の実績報告、確保病床数は3万6,918床
- 厚生労働省は12日に開催された社会保障審議会・医療部会で、医療措置協定に係る状況(「予防計画・医療計画に記載している目標値」および「2024年6月1日時点の医療措置協定の締結等の実績」)について報告した。確保病床数は3万6,918床(目標値4万5,148床)、発熱外来の協定締結医療機関数は2万2,276機関(目標値4万1,228機関)で、いずれも6月1日時点では目標値にとどかなかった<doc15680page10>。 報告では、改正感染症・・・
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2024年07月10日(水)
[医療提供体制] 認知症施策推進基本計画の素案を公表
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- 認知症施策推進基本計画(素案) (7/10)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課 カテゴリ: 医療提供体制 社会福祉
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2024年07月10日(水)
[医療提供体制] 再編検討リストの382病院、急性期8,600床減
- 厚生労働省は10日、再編・統合を含めて地域での役割の見直しを求められた自治体や日赤などの436病院のうち382病院の急性期病床が、2017年7月から24年3月にかけて8,600床減少したとする集計結果を明らかにした<doc15662page36>。 一方、回復期の病床はこの間に6,500床増え、再編が進んだ。高度急性期は300床増え、慢性期は1,400床減少した。高度急性期・急性期・回復期・慢性期の4機能全体では差し引き3,200床の減・・・
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2024年07月10日(水)
[医療提供体制] 地域医療構想、具体的対応方針「協議・検証未開始」なお7%
- 厚生労働省は10日、2025年の地域医療構想に関する「具体的対応方針」の検討状況に回答した1万2,560医療機関のうち841施設(7%)が依然として「協議・検証未開始」だったとする調査結果を「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」に示した<doc15662page16>。また、地域医療構想の推進の目標を年度ごとに設定していない構想区域が29(全体の9%)あった<doc15662page8>。 厚労省では2月19-3月19・・・
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2024年07月10日(水)
[医療提供体制] 23年度病床機能報告の速報値を報告、病床数は119.3万床
- 厚生労働省は10日、「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」(以下、WG)で、2023年度病床機能報告の速報値を報告した。23年の病床数は119.3万床で、25年7月1日時点における予定病床数は119.0万床としており、全体で約0.3万床の減少を見込んでいる<doc15662page29>。 23年の病床数を機能別でみると、▽高度急性期/16.0万床(構成比13%)▽急性期/52.5万床(44%)▽回復期/20.4万床(17%)▽慢性期・・・
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2024年07月09日(火)
[医療提供体制] HPVワクチン「ゼロからわかる」サイト開設 東京都
- 子宮頸がんを防ぐためのHPVワクチンに関する情報を接種対象者や保護者などに分かりやすく伝えるため、東京都は9日、「はじめてのHPVワクチン ゼロからわかるポータルサイト」を立ち上げた。接種の対象者やワクチンに関する相談窓口などを解説している。 サイトでは、小学6年生から高校1年相当の女性は定期接種の対象になると説明している。定期接種は無料だが、高校1年生が公費(無料)で受けられるのは2025年3月末までとしてい・・・
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2024年07月09日(火)
[医療提供体制] 24年6月末時点の医療事故報告30件 日本医療安全調査機構
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- 医療事故調査制度の現況報告(6月)(7/9)《日本医療安全調査機構》
- 発信元:日本医療安全調査機構 カテゴリ: 医療提供体制 調査・統計
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2024年07月05日(金)
[医療提供体制] 「かかりつけ医機能」の報告内容、固める 厚労省分科会
- 厚生労働省の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」は5日、対象の医療機関に求める報告内容を固めた。「日常的な診療を総合的・継続的に行う機能」(1号機能)に関する報告事項は、具体的な機能を有していることや報告事項を院内で掲示していることに加え、「かかりつけ医機能」に関する研修の修了者や総合診療専門医の配置の有無、精神科・神経科など17の診療領域ごとの一次診療に対応できるかどうかや、い・・・
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2024年07月05日(金)
[医療提供体制] 「かかりつけ医機能」データ活用し役割協議 議論の整理案
- 病院や診療所による「かかりつけ医機能」の発揮を促す仕組みを議論する分科会が5日開かれ、厚生労働省がこれまでの議論の整理案を示した。病院や診療所が都道府県に毎年報告するデータを活用し、時間外対応への役割分担などを地域ごとに協議するなどの内容<doc15650page9>。それによって、地域に不足している機能の底上げにつなげる。整理案の方向性に異論はなく、厚労省は月内の取りまとめを目指す。 「かかりつけ医機能・・・
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2024年07月04日(木)
[医療提供体制] 後発医薬品の業界再編を13社に要請 武見厚労相
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- 後発医薬品の産業構造改革に向けた大臣要請(7/4)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医薬産業振興・医療情報企画課 医薬品産業・ベンチャー等支援政策室 カテゴリ: 医療提供体制
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2024年07月03日(水)
[医療提供体制] 医学部臨時定員、医師多数の都府県で30枠減 25年度
- 厚生労働省は3日、「医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」で、2025年度の医学部臨時定員の地域枠の配分について具体例を示した。臨時定員の地域枠は24年度比で増やす意向の「医師少数県」に「医師多数県」の定員の一部を配分・調整する。厚労省は、各都道府県・大学の意向を機械的に調整したとしながら、医師多数県は24年度より30枠少ない161枠とした<doc15474page4>。 25年度の配分方針については4月の・・・
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2024年07月03日(水)
[医療提供体制] 臨時定員地域枠、26年度以降も医師多数県で一定数削減へ
- 医師の偏在を解消するため、厚生労働省は3日、大学医学部の臨時定員地域枠について2026年度以降も医師多数県では一定数減らしていく一方、偏在の是正が特に必要な医師少数県や一部の中程度県は24年度と比べて増えることも認める案を有識者検討会に示し、おおむね了承を得た<doc15475page6>。 医師については今後、供給が需要を上回っていくことが予想されることから、増加のペースの見直しが求められている。そのため、医・・・
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2024年07月03日(水)
[医療提供体制] マイナ保険証、電子証明書の有効期限切れへの対応策示す
- 厚生労働省は3日に開催された、社会保障審議会・医療保険部会において、医療機関などでのマイナ保険証の利用時に生じる事象や課題への対応方法を示した。課題の一つとして「電子証明書の有効期限が切れるとマイナ保険証として使えなくなる」ことを挙げている<doc15611page2>。 「電子証明書の有効期限切れ」へのこれまでの対応として、有効期間満了日の3カ月前に、地方公共団体情報システム機構から、更新手続の案内書を・・・
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2024年07月03日(水)
[医療提供体制] 特定機能病院の現状を報告、論点示す 厚労省
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- 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第20回 7/3)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 地域医療計画課 医療安全推進・医務指導室 カテゴリ: 医療提供体制
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2024年07月02日(火)
[医療提供体制] バーコード表示、医療用消耗材料で9割超
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- 「医療機器等における情報化進捗状況調査」(令和4年9月末時点)の結果公表(7/2)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医薬産業振興・医療情報企画課 カテゴリ: 医療提供体制 医薬品・医療機器
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