-
2010年04月19日(月)
[退職者医療] 平成22年度の概算拠出率は3.12890‰ 厚労省
-
厚生労働省は4月19日に、退職者医療制度にかかる平成22年度の概算拠出率を発表した。退職者医療制度とは、国保加入者のうち65歳未満の被用者年金受給者に対する医療保険制度で、平成26年度まで経過的に存続するものである。
退職者医療制度加入者の医療費については、国保財源だけでなく、被用者保険等からの拠出金もあわせて賄われている。これは、保険事故発生リスクの高い退職者の医療費を賄うにあたっては、長年加入してき・・・
-
2010年04月15日(木)
[後発品] 平成21年12月分の後発品割合(薬剤料ベース)は全国平均7%
-
厚生労働省は4月15日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向の中から、制度別の都道府県別後発医薬品割合(薬剤料ベース)の平成21年12月分を公表した。これは医療保険および公費負担医療での支給対象となる医療費の中で審査支払機関による審査分のうち、電子レセプトを集計対象としたもので、保険薬局の所在する都道府県ごとに集計したもの。
全国平均では総計が7.0%、協会一般が7.1%、健保組合が6.8%、国保計が7.2%、・・・
-
2010年04月14日(水)
[制度改革] 診療報酬など平成22年4月の制度改正一覧を公表 厚労省
- 厚生労働省は4月14日に、平成22年4月現在の厚生労働省関係の主な制度変更について発表した。(1)診療報酬改定(2)肝炎医療費助成事業の拡充(3)介護保険法改正―など16の制度変更について、内容や対象者、さらに問い合わせ先などが一覧表の形で整理されている。
-
2010年04月13日(火)
[大学病院] 医学部(医科大学)新設に極めて慎重な対応を求めた要望書
-
- 国立大学医学部長会議からの要望書(4/13)《国立大学医学部長会議》
- 発信元:国立大学医学部長会議 カテゴリ: 医療制度改革
これは、平成21年10月22日付で、内閣総理大臣ほかに宛てた要望について、その政策のすべてが早期に遂行されることを期待するとともに、新たに、医学部(医科大学)の新設に極めて慎重な対応を求めるもの。同会議は現在の地域医療崩壊や診療科の偏在は、医師臨床研修制度や総医療費抑制政策な・・・
-
2010年04月13日(火)
[医学] 科学・技術を駆使し、医療・介護の課題解決へ 内閣府
-
内閣府が4月13日に開催した、アクション・プラン策定に係るライフ・イノベーションタスクフォースの会合で配付された資料。この日は、ライフ・イノベーションについての考え方などを議論した。
科学・技術が貢献できるライフ・イノベーションとは、「医療・介護・健康分野における科学・技術による課題解決、イノベーションの実現により、国民生活の質の向上、産業・経済の中長期的な発展・成長を目指す」ものを言う。具体的に・・・
-
2010年04月09日(金)
[がん医療] がん対策に向けた具体的な施策を厚労相に提示
-
厚生労働省は4月9日に、がん対策推進協議会の垣添会長が「平成23年度がん対策に向けた提案書」を長妻厚生労働大臣に手交したことを発表した。この提案書は、3月11日に開催された、第12回がん対策推進協議会において議論され、取りまとめられたもの(p1参照)。
提案の骨子は、(1)がん対策の現状に対する提案(2)「予算」「診療報酬」「制度改正」の3つの側面からなる140本の推奨施策を提案(3)重点項目に入れるべき施・・・
-
2010年04月08日(木)
[審査支払] 審査支払機関の在り方について検討開始 厚労省
-
厚生労働省が4月8日に開催した、「審査支払機関の在り方に関する検討会」の初会合で配付された資料。
医療機関は、社会保険診療報酬支払基金(支払基金)と国民健康保険団体連合会(国保連)に対し、患者の診療報酬明細書を提出することで医療費を得ているが、行政刷新会議や累次の規制改革関係会議において、審査支払機関の在り方について様々な指摘がある。そのため、この検討会では、審査支払機関の組織の見直しや効率化の・・・
-
2010年04月06日(火)
[障害者] 自立支援医療の利用者負担限度額を整理 厚労省
-
厚生労働省は4月6日に、自立支援医療における利用者負担の基本的な枠組みについての資料を公表した。
障害者に関する公費負担医療制度である育成医療、更生医療及び精神障害者通院医療費公費負担制度については、平成18年4月から自立支援医療として再編されている。利用者は1割の定率負担をするが、負担が過大にならないよう、所得に応じて1ヵ月あたりの負担限度額が設けられている。
資料では、所得別の負担限度額が整理さ・・・
-
2010年04月05日(月)
[医療費] 外来医療費の伸びが鈍化、診療所医療費は横ばいに 厚労省
-
厚生労働省は4月5日に、最近の医療費の動向(概算医療費)の平成21年12月号を発表した。
平成21年12月の医療費は、前年同月に比べて2.4%増加。これを制度別に見てみると、被用者保険全体では1.2%増(本人1.2%増、家族1.1%増)、国保では1.0%増、公費負担分は8.2%増となっている(p3~p5参照)。
種類別に見ると、診療費は1.7%増(入院2.9%増、入院外1.2%増、歯科1.6%減)、調剤5.6%増、入院時食事0.1%増、訪問・・・
-
2010年04月05日(月)
[調剤医療費] 処方せん1枚当たりの調剤医療費は8273円 厚労省
-
厚生労働省は4月5日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成21年12月号)を公表した。
資料によると、平成21年12月の処方せん1枚当たりの調剤医療費(電算処理分に限る、以下同様)は8272円、伸び率は対前年同期比6.4%の増となっている(p2参照)。また、処方せん1枚当たりの調剤医療費の内訳をみると、技術料が2034円で24.6%、薬剤料が6225円で75.3%を占めていた(p3参照)。
処方せん1枚当たりの調剤医・・・
-
2010年03月25日(木)
[肝炎治療] 22年度からの肝炎医療費助成、自己負担は月額原則1万円に
-
厚生労働省は3月25日に、平成22年度における肝炎医療費助成の拡充を行うことを公表した。
肝炎治療特別促進事業は、肝炎総合対策に掲げる主要施策の一つとして、平成20年度から実施されているもの。今回、平成22年度予算の成立を受け、平成21年11月に成立した肝炎対策基本法、および肝炎治療戦略会議でまとめられた最新の医学的知見等を踏まえ、肝炎の早期・適切な治療を一層推進させるため、肝炎医療費助成の拡充が行われる。・・・
-
2010年03月18日(木)
[診療報酬] 2010年改定で医療提供体制は再生不能に陥りかねない 保団連
-
- 2010年点数改定にあたっての談話(3/18)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 診療報酬
-
2010年03月12日(金)
[医療費] 被用者保険の医療費の増加、依然継続 21年11月医療費
-
厚生労働省は3月12日に、最近の医療費の動向(概算医療費)の平成21年11月号を発表した。
平成21年11月の医療費は、前年同月に比べて5.2%増加。これを制度別に見てみると、被用者保険全体では5.1%増(本人2.5%増、家族8.1%増)、国保では4.5%増、公費負担分は9.5%増となっている(p3~p5参照)。
種類別に見ると、診療費は4.2%増(入院3.2%増、入院外6.1%増、歯科0.1%減)、調剤11.2%増、入院時食事0.2%減、訪・・・
-
2010年03月12日(金)
[調剤医療費] 処方せん1枚当たりの調剤医療費は7946円 厚労省
-
厚生労働省は3月12日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成21年11月号)を公表した。
資料によると、平成21年11月の処方せん1枚当たりの調剤医療費(電算処理分に限る、以下同様)は7946円、伸び率は対前年同期比6.4%の増となっている(p2参照)。また、処方せん1枚当たりの調剤医療費の内訳をみると、技術料が1998円で25.2%、薬剤料が5934円で74.7%を占めていた(p3参照)。
処方せん1枚当たりの調剤・・・
-
2010年03月11日(木)
[がん対策] がん推進連携拠点病院制度の大幅な見直しで均てん化の推進を
-
厚生労働省が3月11日に開催した、がん対策推進協議会で配付された資料。この日は、平成23年度がん対策に向けた提案書や、がん対策推進基本計画の中間報告などについて議論を行った。
平成23年度のがん対策に向けた提案書案では、(1)がんに対する社会資源投入量の増加(2)予算・診療報酬・制度改正を横断的かつ有機的に検討し、効率的で有効な対策を進める―ことを提言。また、緩和ケア施設等の拡充や、長期の化学療法への医・・・
-
2010年03月06日(土)
[社会保障] 医療費のOECD平均並みへの引上げなどを決議 札幌市医師会
-
札幌市医師会は3月6日に開催した定時代議員会で、我が国の医療を守るための決議を行った。
札幌市医師会は、「政権交代により与党となった民主党の公約は、財務省主導となった事業仕分けや診療報酬改定をみると、今後4年間で果されるのか疑問」との見解を示し、早急に社会保障財源を安定的に確保すべきとしている。
具体的には、(1)我が国の医療費の、速やかなOECD平均並みまでの引き上げ、維持(2)受診抑制につながる患・・・
-
2010年03月05日(金)
[後期高齢者] 新制度への移行についても明示 厚労省パンフ
-
厚生労働省は3月5日に、後期高齢者医療制度についての新しいパンフレットを公表した。75歳以上の方を対象に平成20年4月から施行された後期高齢者医療制度について、対象となる被保険者、保険料の納め方、保険料額、医療費の負担などについてわかりやすく解説したもの(p2~p4参照)。
今回は、平成21年10月以降に行われている後期高齢者医療制度の見直しについて触れ、新たな制度への移行が検討されていることや、平成22年夏・・・
-
2010年03月05日(金)
[診療報酬] 22年度診療報酬改定に伴う、各種の関連通知を発出
- 厚生労働省は3月5日に、診療報酬改定に係る通知を発出した。資料では、(1)特定診療報酬算定医療機器の定義等について(p1~p15参照)(2)医療費の内容の分かる領収証及び個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の交付について(p16~p34参照)(3)「指定訪問看護の事業の人員及び運営に関する基準について」の一部改正について(p35~p36参照)(4)処方せんに記載された医薬品の後発医薬品への変更について・・・
-
2010年02月26日(金)
[健康保険] 協会けんぽの平成21年9月医療費、速報値は4226億円
-
厚生労働省は2月26日に、平成21年9月分の協会管掌健康保険事業月報(速報値)を公表した。
資料によると、協会けんぽの一般被保険者分における平成21年9月の医療費(速報値)は、入院が1155億円、入院外が1752億円、調剤が709億円などで、合計で4226億円となっている(p1参照)。また、伸び率では入院がマイナス0.9%、入院外が1.6%、調剤が7.9%などとなっている(p2参照)。
-
2010年02月19日(金)
[厚生統計] 医療費の国際比較可能性を向上させる検討会を設置 厚労省
-
厚生労働省が2月19日に開催した、社会保障審議会の統計分科会で配付された資料。この日は、厚生労働統計の整備に関する検討会の設置などについて報告が行われた。
この検討会は、医療費に関する統計の国際比較可能性の向上などについて検討を行うもので、平成25年度まで、年に3回程度開催される(p2~p3参照)。
このほか、平成22年度の厚労省統計情報部の事業計画についても報告されている(p13参照)。
-
2010年02月12日(金)
[医療費] 被用者保険の医療費の伸び、若干高め 21年10月医療費
-
厚生労働省は2月12日に、最近の医療費の動向(概算医療費)の平成21年10月号を発表した。
平成21年10月の医療費は、前年同月に比べて3.0%増加。これを制度別に見てみると、被用者保険全体では3.4%増(本人2.3%増、家族4.6%増)、国保では1.5%増、公費負担分は7.2%増となっている(p3~p5参照)。
種類別に見ると、診療費は2.1%増(入院2.0%増、入院外2.7%増、歯科1.1%減)、調剤8.0%増、入院時食事0.3%減、訪・・・
-
2010年02月12日(金)
[調剤医療費] 処方せん1枚当たりの調剤医療費は7923円 厚労省
-
厚生労働省は2月12日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成21年10月号)を公表した。
資料によると、平成21年10月の処方せん1枚当たりの調剤医療費(電算処理分に限る、以下同様)は7923円、伸び率は対前年同期比5.4%の増となっている(p2参照)。また、処方せん1枚当たりの調剤医療費の内訳をみると、技術料が1997円で25.2%、薬剤料が5913円で74.6%を占めていた(p3参照)。
処方せん1枚当たりの調剤・・・
-
2010年02月12日(金)
[診療報酬] 公益裁定尊重するが、財政中立の締め付けに危惧 日医
-
日本医師会は2月12日に緊急記者会見を開催し、同日の中医協で取りまとめられた、平成22年度診療報酬改定に関する答申に対し、見解を示した。
日医は、今回の診療報酬改定を振り返り、(1)新政権の見通しの甘さと公約後退(2)財務省主導の改定(3)実質ゼロ改定の意味合い(4)不透明な改定財源による制約(5)中医協の進め方―について分析を行っている。また、今回の診療報酬改定には問題も多いとしながらも、社会保障費の年・・・
-
2010年02月12日(金)
[診療報酬] マイナス改定食い止めを評価、実りある中医協論議に満足げ
-
- 声明―第22回中央社会保険医療協議会での診療報酬改定を終えて―(2/12)《厚労省》
- 発信元:中央社会保険医療協議会 2号側(診療側)委員 カテゴリ: 医療制度改革 改定答申
「声明」では、中医協改革に向けた7つの決意が示されている。(1)国民、医師、歯科医師など、医療に携わるす・・・
-
2010年02月10日(水)
[肝炎治療] 自立支援医療に肝臓機能障害が加わる 厚労省パンフ
-
厚生労働省は2月10日に、平成22年4月から自立支援医療(更生医療・育成医療)に肝臓の機能障害が加わることに関し、パンフレットを公表した。これは、肝臓移植を予定している人、肝臓移植後に抗免疫療法(免疫抑制療法)を受けている人へ向けて、医療費負担を軽減する制度が始まることを知らせるもの(p1参照)。
パンフレットでは、自立支援医療を受給するまでの基本的な流れなどがまとめられている(p2~p4参照)。
・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。