-
2016年01月13日(水)
[改定速報] 終末期に近いがん患者の外来から在宅連携を評価 中医協・総会3
- 1月13日の中央社会保険医療協議会「総会」では、改定骨子で、このほか、改定の第3の視点の「重点的な対応が求められる医療分野を充実する視点」に関しても議論が整理・提示された。 「緩和ケアを含む質の高いがん医療の評価」に関しては、「地域がん診療病院」、「小児がん拠点病院」についても体制を評価する(p33参照)。また、終末期に近いがん患者の外来から在宅への連携を評価。緩和ケア病棟で在宅緩和ケアを受ける患・・・
-
2016年01月12日(火)
[介護] 介護職の魅力向上へ業務改善やロボット・ICT活用を検討 介護懇談会
- 厚生労働省は1月12日、「介護のシゴト魅力向上懇談会」の初会合を開催し、(1)1億総活躍社会の実現に向けた取り組み、(2)構成員からの発表―などを議題とした。 懇談会は介護の仕事・職場の魅力向上のため、業務プロセスの改善やテクノロジー活用による業務負担の軽減、生産性の向上等について、先進的な現場の実践を踏まえて議論して今後の政策の参考にすることが目的。 厚労省は今後、「業務プロセスの改善に向けた取り組・・・
-
2015年11月06日(金)
[がん対策] 「がん対策加速化プラン」への新たな具体策案 がん対策協議会
- 厚生労働省は11月6日、「がん対策推進協議会」を開催し、「がん対策加速化プラン」に関する「委員の意見と新たな具体策案」(p15~p26参照)および、「がん検診のあり方に関する検討会」の「中間報告書(乳がん検診・胃がん検診の検診項目などについて)」(p4~p14参照)が俎上にのぼった。 「がん対策加速化プラン」は、がん克服のための取り組みを強化する施策で、2015年内の策定が予定されている。また、この協議会は7・・・
-
2015年11月06日(金)
[改定速報] 地域包括診療料、苦労した施設基準は研修修了 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月6日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。「2014年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2015年度調査)の速報案」を議題とし、「主治医機能の評価の新設や紹介率・逆紹介率の低い大病院における処方料等の適正化による影響を含む外来医療の機能分化・連携の実施状況調査」結果を示し、了承されている。 2014年度改定では、外来機能分化を進めるため、主治医機能(かかりつけ医機能)を評価する包括・・・
-
2015年10月28日(水)
[改定速報] 退院支援連携体制構築などで退院調整加算を充実 中医協・総会3
- 10月28日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「入院医療」をテーマに、(1)地域包括ケア病棟、(2)慢性期入院医療―のほか、(3)入院中の他医療機関の受診、(4)退院支援―も議論されている。 (4)に関しては、入院医療等の調査・評価分科会の検討結果や中医協総会のこれまでの議論で、退院支援の特徴として(i)様々な項目の評価が設けられ要件が複雑化(p96~p98参照)、(ii)病棟への専任・専従の職員配置で、早・・・
-
2015年10月23日(金)
[医療提供体制] 拠点病院事業や移植目的外提供が俎上に 造血幹細胞移植委
- 厚生労働省は10月23日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「造血幹細胞移植委員会」を開き、(1)「造血幹細胞移植」推進拠点病院の現状と課題(p5~p8参照)、(2)研究目的での「臍帯血」の利用・提供基準(p9~p19参照)―などについて討議した。 造血幹細胞とは、血球系細胞に分化可能な幹細胞。造血幹細胞移植とは、白血病や再生不良性貧血などを治すため、造血幹細胞が含まれる血液を移植する治療法を意味する。また、臍・・・
-
2015年10月21日(水)
[改定速報] 外来がん患者の在宅移行の紹介・連携を評価 中医協・総会3
- 10月21日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、厚労省は、がんに関して、(i)がん診療提供体制―のほか、(ii)緩和ケアの充実、(iii)医師主導治験における保険外併用療養費―についても課題と論点を示している。 (ii)に関しては、「外来がん患者の在宅医療への移行」もテーマとなった。厚労省は【がん治療連携計画策定料】などの地域連携に関する現行の評価は、入院医療機関と連携先との評価が中心と説明・・・
-
2015年10月15日(木)
[改定速報] 90日超入院、外来・在宅でよいが退院予定なし2割 入院分科会1
- 厚生労働省は10月15日、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」を開催し、分科会検討結果の取りまとめ案を議論。若干の文言修正をすることで取りまとめた。中央社会保険医療協議会への報告は10月21日の見通し。 報告書は8月26日報告の中間取りまとめに、前回10月1日に議論した、(1)特定除外制度の見直しに伴う影響(p5参照)、(2)特定集中治療室管理料の見直し(p8~p9参照)―などを加筆している。 ・・・
-
2015年08月28日(金)
[介護保険] 認知症疾患医療センターに三井記念病院など29医療機関 東京都
- 東京都は8月28日、三井記念病院など29医療機関(19病院、10診療所)を、新たに「認知症疾患医療センター」として指定すると発表した。 東京都は、認知症患者とその家族の支援体制構築のため、医療機関や、医療と介護の連携を推進する「認知症疾患医療センター」の整備を進めている。同センターの役割は、(1)地域連携型(区市町村での認知症医療・介護連携の推進)、(2)地域拠点型(2次保健医療圏の認知症医療の拠点)―の2つ・・・
-
2015年08月05日(水)
[診療報酬] 専任・専従の退院支援職員の配置効果を分析 入院分科会
- 厚生労働省は8月5日、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」を開催し、(1)特定除外制度(p12~p19参照)、(2)退院支援(p67~p87参照)―などに関するまとめ案が提示されている。 (1)に関して、一般病棟では入院長期化につれて報酬が下がる逓減制度がとられ、90日超の入院患者は低い特定入院料を算定している。しかし、がんなど長期入院がやむを得ない患者は、90日以前と同じ出来高算定ができる制度を・・・
-
2015年07月16日(木)
[改定速報] 自宅への退棟を、在宅復帰率要件病棟より高く評価 入院分科会3
- 7月16日の診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」ではこのほか、(2)退院支援の取り組み(p65~p87参照)、(3)入院中の他医療機関の受診(p88~p106参照)―も議論されている。 (2)は、これまで、退院支援に関する診療報酬上の評価見直しが継続的に行われており、現在、内容の類似した加算や指導料など13種にのぼる多数の評価項目がある(p60~p62参照)。しかし、一部の項目(【総合評価加算】、【退・・・
-
2015年07月02日(木)
[医療改革] 薬剤師の資質や地域連携の重要性を論点として示す 薬局検討会
- 厚生労働省は7月2日、「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」を開催し、「健康づくり支援薬局(仮称)に関するこれまでの議論」を整理した論点(p2~p19参照)について提示した。「健康づくり支援薬局」という名称について厚労省は、「暫定的な略称として用いる」(p2参照)としている。 健康づくり支援薬局(健康情報拠点薬局)は、2013年6月14日に閣議決定した「日本再興戦略」のなかに、薬局・薬剤師を活・・・
-
2015年06月17日(水)
[DPC] DPC対象病院の持参薬取り扱いを調査、見直しへ DPC分科会2
- 6月17日の「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」では、このほか、(1)激変措置対象病院についての分析結果案(p38~p50参照)、(2)2015年度特別調査(アンケート)の実施案(p51~p55参照)―も示された。 (1)は、2018年度診療報酬改定で予定される調整係数の廃止に向けて、今回の2014年度特別調査アンケートを行い特徴の抽出を試み、分科会委員からアンケート結果以外の分析も行うべきとの意見があり厚労省が分析し・・・
-
2015年06月03日(水)
[予算] 2016年度予算の概算要求に向けて8項目を要望 日医
- 日本医師会(横倉義武会長)は6月3日の定例記者会見で、国の2016年度予算に対する「概算要求要望」(p1~p64参照)(p65~p84参照)を公表した。次の8項目を柱として、予算確保や財源措置などを求めている。(1)地域包括ケア推進(地域医療介護総合確保基金における医療・介護事業に関する十分な財源を確保すると同時に、これまでの基金を活用した事業などで、とくに有用なものの拡充をはかる)(p13~p34参照)・・・
-
2015年05月13日(水)
[診療報酬] 一般病棟入院基本料等の調査項目を了承 中医協・基本問題小委
- 厚生労働省は5月13日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」を開催し、前回改定について診療報酬調査専門組織・入院医療等の調査・評価分科会がまとめた「2015年度調査項目」を議論し了承した。 2015年度に実施する調査項目は、入院医療の機能分化・連携の推進に関する、(1)一般病棟入院基本料等の見直し(その2)、(2)特定集中治療室管理料の見直し―の2つ。入院医療等の調査・評価分科会の議論内容を武・・・
-
2015年04月22日(水)
[社会福祉] 2015年度社会福祉振興助成事業を募集 福祉医療機構
-
- 平成27年度社会福祉振興助成事業募集のお知らせ(4/22)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 社会福祉 高齢者
-
2014年11月27日(木)
[医療法人] 参加法人の範囲・ガバナンスを討議 医療法人事業検討会
- 厚生労働省は11月27日、「医療法人の事業展開等に関する検討会」を開催し、(1)非営利新型法人(非営利ホールディングカンパニー型法人、地域連携型医療法人:仮称)制度の創設(p2~p6参照)と医療法人制度の見直し(p7~p9参照)について討議した。 (1)では、参加法人などの範囲について、事業地域範囲内における医療事業(病院・診療所など)を実施する法人としたうえで、社団法人の場合、参加法人は社員に、財団法人・・・
-
2014年11月27日(木)
[医療法人] 非営利新型法人や制度の見直しを討議 医療法人事業検討会
- 厚生労働省は11月27日、「医療法人の事業展開等に関する検討会」を開き、(1)非営利新型法人(非営利ホールディングカンパニー型法人、地域連携型医療法人:仮称)制度の創設(p2~p6参照)、(2)医療法人制度の見直し(p7~p9参照)について討議した。 (1)では、新型法人のガバナンスの仕組みなどが俎上に上った(p5参照)。(11月28日に詳報します) ・・・
-
2014年11月20日(木)
[医療提供体制] 地域医療介護総合確保基金、内示通りの交付決定 厚労省
-
- 地域医療介護総合確保基金の交付決定(11/19)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医師確保等地域医療対策室 カテゴリ: 医療提供体制 予算・人事等
-
2014年10月29日(水)
[緩和ケア] 28年度から「精神症状への緩和ケア」等含めた緩和ケア研修実施
-
- 緩和ケア推進検討会(第15回 10/29)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 医療提供体制
-
2014年10月10日(金)
[改定速報] 向精神薬を別目的で投薬した場合でも、多剤投与カウント対象に
- 厚生労働省は10月10日に、疑義解釈資料の送付(その10)について事務連絡を行った。 今回は、(1)救急搬送患者地域連携紹介加算・受入加算(2)短期滞在手術等基本料(3)在宅療養支援診療所・病院等(4)コンタクトレンズ検査料(5)投薬(6)向精神薬多剤投与(7)看護補助加算―に関するQ&Aを掲載している。 (1)のA238-4【救急搬送患者地域連携紹介加算】と、A238-5【救急搬送患者地域連携受入加算】は、たとえば3次救急・・・
-
2014年10月10日(金)
[医療法人] HD法人、【地域連携型医療法人】(仮称)として制度化を検討
- 厚生労働省は10月10日に、「医療法人の事業展開等に関する検討会」を開催した。 この日も、非営利新型法人制度(いわゆる非営利ホールディングカンパニー型法人)について議論したほか、医療法人の分割に関する検討等を行った。 非営利ホールディングカンパニー型法人については、今回、厚労省当局から【地域連携型医療法人】制度(仮称)との名称とともに、具体的な仕組みが提案された(p6~p10参照)。 まず、地域連携型・・・
-
2014年09月29日(月)
[介護] 採用・定着に向けポイントを整理した調査結果 介護労働安定センター
-
- 平成25年度 介護労働実態調査結果(特別調査)について(9/29)《介護労働安定センター》
- 発信元:介護労働安定センター カテゴリ: 介護保険
-
2014年09月19日(金)
[医療IT] 地域連携支えるICT技術についてプレゼン IT総合戦略本部
- 政府は9月19日に、IT総合戦略本部(高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部)の「医療・健康分科会」を開催した。 この分科会は、医療・介護分野におけるICT化を戦略的に推進するために設置された(平成25年11月)。 この日は、坂野参考人(スキルアップジャパン社社長)から「地域医療・介護連携を支える医療モバイルICT」についてプレゼンテーションが行われた(p2~p12参照)。 同社では、「日本のICT技術で救える命・・・
-
2014年09月19日(金)
[がん対策] 予防・早期発見、地域完結型医療等が今後のがん対策の方向
-
- がん対策推進協議会(第45回 9/19)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 医療提供体制
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。