-
2013年11月29日(金)
[改定速報] 薬価引下と本体部分を差引く「ネット改定率」廃止せよ 財政審
- 財務省の財政制度等審議会は11月29日に、麻生財務大臣に宛てて「平成26年度予算の編成等に関する建議」を提出した。 26年度予算は「2015年度の赤字半減目標、2020年度の黒字化目標の達成」に向けて、中期財政計画の枠組みのもとで収支改善に取組む最初の予算編成である。また、26年4月には消費増税が控えており、「各分野の予算が膨張すれば、国民の政府に対する信頼を失いかねない」として、「これまで以上に厳しく、聖域を設・・・
-
2013年11月27日(水)
[介護保険] 介護保険制度見直しの意見案、次回とりまとめへ
- 厚生労働省は11月27日に、社会保障審議会の「介護保険部会」を開催した。 この日は、厚労省からこれまで部会で議論してきた「介護保険制度の見直しに関する意見」の素案が提示された。厚労省当局は、委員の概ね賛意が得られたとして、12月20日開催予定の次回会議で今回の議論を踏まえた修正案を示し、とりまとめを行いたいとしている。 この日は厚労省からの新たな提案はなく、8月28日から7回にわたって議論されてきた内容を両・・・
-
2013年11月27日(水)
[改定速報] 亜急性期は評価充実し「原則として」病棟単位届出に 中医協
- 厚生労働省は11月27日に、中医協総会を開催した。 この日は、入院医療について議論をしたほか、消費税分科会や先進医療会議からの報告を受けるなどした。さらに、支払・診療両側から診療報酬改定に関する基本的な見解が発表されている。◆重症度・看護必要度の基準、「10分以上の指導」は盛込まず 入院医療については、次の4点を議題とした。(1)一般病棟入院基本料における「重症度・看護必要度」等(p23~p80参照)(2)亜・・・
-
2013年11月26日(火)
[医療保険] 自賠責保険と公的医療保険の費用負担対立解消求める 日医総研
-
- 自動車事故被害者の医療費をカバーする2つの公的保険をめぐる問題:自賠責保険と公的医療保険(11/26)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療保険 調査・統計
-
2013年11月22日(金)
[改定速報] 次期診療報酬改定の基本方針案に消費税対応を明記
- 厚生労働省は11月22日に、社会保障審議会の医療部会を開催した。 この日は、(1)地域医療ビジョンを実現するために必要な措置および新たな財政支援制度の創設(2)臨床研究の推進等(3)次期診療報酬改定の基本方針―の3つのテーマを議論した(p1~p2参照)。◆必要な病床の適切な区分、日医・四病協と厚労省が新提案 (1)の地域医療ビジョンを実現するために必要な措置については、「必要な病床の適切な区分の設定」に関し・・・
-
2013年11月22日(金)
[改定速報] 周術期の口腔機能管理推進に向け、医科でも歯科との連携評価へ
- 厚生労働省は11月22日に、中医協総会を開催した。 この日は、歯科医療について議論したほか、新たな医療機器の保険適用の了承、24年度改定(前回改定)結果検証調査結果報告を受けるなどした。◆周術期の口腔機能管理を進めるため、医科報酬でも連携体制等を評価 歯科については、7月31日の会合で自由討議が行われており、今回は2回目の集中討議となった。 この日は、厚労省当局から(1)全身的な疾患を有する者への対応(2)・・・
-
2013年11月20日(水)
[改定速報] 後発品出現から5年経過の先発品、毎回薬価特例引下げの可能性も
- 厚生労働省は11月20日に、中医協の薬価専門部会を開催した。 この日は、前回に引続き「長期収載品と後発品」について議論したほか、後発品メーカーからの意見聴取などを行った。◆上市から5年経過した後発品のある先発品、改正ごとに薬価引下げの可能性も 「長期収載品と後発品」については、前回(11月13日)会合で「後発品の上市から5年間で、後発品への置換え割合が60%以上に達しない場合には、長期収載品価格を引下げる」・・・
-
2013年11月18日(月)
[予防接種] 同一ワクチン、接種間隔が開いても定期接種として取扱う方針
- 厚生労働省は11月18日に、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の「予防接種基本方針部会」を開催した。 この日は、予防接種基本計画の策定や、「同一ワクチンにおける接種間隔」などについて議論を行った。 予防接種法に基づく予防接種は、接種方法(接種年齢、量や間隔など)が厳格に定められている。これは、副反応が生じる接種を公権力によって積極的に勧奨する行為であることから、エビデンスに基づいて可能な限り有効・・・
-
2013年11月15日(金)
[改定速報] 薬価引下分の診療報酬本体への振替えは認められない 麻生財相
- 内閣府は11月15日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、社会保障、とくに平成26年度診療報酬改定について議論を行った。 麻生財務大臣(p26~p38参照)は、26年度改定について検討する前に「医療費の自然増(改定がない場合でも年間3%程度増加する)も『企業・家計の負担増要因』であり、この負担増の妥当性から検証する必要がある」と指摘(p27参照)。 平成25年度の国民医療費は42兆円と推計されており、26年・・・
-
2013年11月15日(金)
[改定速報] 26年度改定率、診療報酬本体も最高でゼロ%とすべき 健保連
-
- 平成26年度診療報酬改定に関する要請(11/15)《健康保険組合連合会ほか》
- 発信元:健康保険組合連合ほか カテゴリ: 診療報酬
-
2013年11月14日(木)
[介護保険] 総合事業移行は訪問介護・通所介護、その他は予防給付継続
- 厚生労働省は11月14日に、社会保障審議会の「介護保険部会」を開催した。 この日は、(1)費用負担の公平化(2)予防給付の見直しと地域支援事業の充実―の2点を中心に議論した(p2参照)。◆補足給付は遺族年金と障害年金を収入として勘案 (1)の費用負担の公平化については、(i)一定以上所得者の利用者負担(ii)補足給付(iii)制度改正の財政影響―などをテーマに前回までの議論を踏まえ検討を行った(p4~p44参照)・・・
-
2013年11月14日(木)
[改定速報] 消費増税対応の改定論議、計算式や改定率は年末に内閣が判断
- 厚生労働省は11月14日に、診療報酬調査専門組織の「医療機関等における消費税負担に関する分科会」を開催した。 この日は、消費税8%対応に向けて技術的な検討を行った。 具体的には、「消費増税対応についてどの程度のプラス改定を行うべきか」というテーマについて議論したわけだが、改定率は内閣が年末の予算編成で決定するため、この点について分科会で議論すべき事項はなくなり、いくつかの要望を委員が述べる形で、本テ・・・
-
2013年11月11日(月)
[介護保険] 介護保険に対する国と企業の負担増等を強く要望 保団連
-
- 介護保険制度改悪を止め、国庫負担・企業負担拡大で介護保険制度の充実を求めます(11/11)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 介護保険
-
2013年11月08日(金)
[介護保険] 在宅医療・介護連携に向け、医療計画でも市町村の役割を明確化
-
- 地域包括ケアシステムの構築に向けた最近の動向と具体例について(第99回市町村職員を対象とするセミナー)(11/8)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 振興課 カテゴリ: 介護保険 医療制度改革 医療提供体制
-
2013年11月06日(水)
[社会保障] プログラム法案と消費税10%増税との関連性、回答せず
- 政府は11月6日に、「社会保障制度改革プログラム法案と消費税10パーセントへの増税との関係に関する質問」に対する答弁書を公表した。 平成25年10月15日に政府は、「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案」(社会保障制度改革プログラム法案)を衆議院に提出した。 これを踏まえ山井和則議員(衆議院)は、「社会保障制度改革プログラム法案は、平成27年10月に消費税率が10パーセントに上がるこ・・・
-
2013年11月06日(水)
[改定速報] 医療経済実調結果報告、病院はやや悪化、診療所は若干改善
- 厚生労働省は11月6日に、中医協の調査実施小委員会を開催した。 この日は、厚労省当局から第19回医療経済実態調査結果が報告された。 医療経済実態調査は、医療機関等調査と保険者調査の2つで構成されている。 前者の医療機関等調査は、医療機関や薬局に対し、アンケート形式で経営状況を調査するもの(p4~p343参照)。 後者の保険者調査は、協会けんぽや健保組合、市町村国保など医療保険者の財政状況を見たものだ・・・
-
2013年11月01日(金)
[26年度予算] 消費税率引上げ分、全て社会保障費に充てること 諮問会議
- 内閣府は11月1日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、来年度予算編成(平成26年度予算編成)に向けた基本的な考え方などを議論した。 26年度予算編成に向けては、伊藤委員(東大大学院経済学研究科教授)らから意見発表が行われている(p18~p20参照)。 そこでは、26年度には「骨太方針の着実な実現」、「アベノミクスの3本の矢によるデフレからの脱却と経済再生の本格的実現」を目指すものとし、同時に「財政再建・・・
-
2013年10月30日(水)
[介護保険] 新しい総合事業の費用は後期高齢者数の伸びを目標に効率化
- 厚生労働省は10月30日に、社会保障審議会の「介護保険部会」を開催した。 この日は、予防給付の見直しと地域支援事業の充実、特別養護老人ホームの重点化などについて議論を行った。◆新しい総合事業の費用は後期高齢者数の伸び(約3~4%)程度に効率化 予防給付の見直しと地域支援事業の充実は、(1)予防給付の見直し(2)地域支援事業の充実(3)介護予防の見直し(4)新しい総合事業の事務負担軽減・費用―の4点がポイント・・・
-
2013年10月23日(水)
[診療報酬] 財務省「26年度はマイナス改定」、日医は「あり得ない」と反発
- 日本医師会は10月23日の定例記者会見で、財務省が財政制度等審議会・財政制度分科会で披露した「平成26年度の診療報酬改定はマイナス改定とすべき」との見解に反論した。 財務省は10月21日に開かれた財政制度分科会において、次のような見解を披露している(p2参照)。(1)財政状況は厳しく、26年度改定はマイナス改定とすべき(2)医療提供体制改革(病床機能分化など)については、地域の実情に応じた対策が必要であり、・・・
-
2013年10月21日(月)
[診療報酬] 26年度改定、薬価引下分を「財源」とするのは不適切 財政審
- 財務省は10月21日に、財政制度等審議会の「財政制度分科会」を開催した。 この日は、平成26年度の社会保障関係予算、なかでも診療報酬改定について議論を行った。 26年度予算編成にあたって、政府は「社会保障支出についても聖域とせず、見直しに取組む」ことや、「自然増を含め、年金・医療等に係る経費について、合理化・効率化に最大限取組み、その結果を26年度予算に反映させる」との方針を固めている(p3参照)。 医・・・
-
2013年10月15日(火)
[社会保障] 持続可能な社会保障制度へ全世代型に転換 首相所信表明
- 安倍内閣総理大臣は10月15日に、衆議院および参議院の本会議で所信表明演説を行った。 演説冒頭で、安倍政権の金融政策、財政政策、成長戦略の「三本の矢」の経済対策について「『三本の矢』は世の中の空気を一変させた」と効果を強調。今年に入り2四半期連続で、主要先進国では最も高い成長率となる年率3%以上を達成した点や、昨年末0.83倍だった有効求人倍率が8ヵ月で0.95倍まで回復した実績をアピールした。 そのうえで・・・
-
2013年10月11日(金)
[精神医療] 精神障害者に対する医療提供の指針案を中間まとめ 厚生労働省
-
- 良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針案中間まとめ(10/11)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制
-
2013年10月08日(火)
[介護] 介護人材確保に向け「4割の常勤ヘルパー雇用できる介護報酬」要望
-
- 介護人材確保の推進に関する調査研究事業・介護事業者懇談会(10/8)《厚生労働省、日本総研》
- 発信元:厚生労働省 老健局、日本総合研究所 カテゴリ: 介護保険 医療制度改革
-
2013年10月03日(木)
[介護保険] 介護市場に営利サービス増加、不正少ない医療機関参入施策を
-
- 介護保険下における営利企業の現状と課題(10/3)《日医総研》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 介護保険
-
2013年09月25日(水)
[薬価] 日薬連やPhRMA等、新薬創出等加算の本格化・恒久化を強く要望
- 厚生労働省は9月25日に、中医協の薬価専門部会を開催した。 この日は、製薬メーカー等からヒアリングを行っている。 意見陳述を行ったのは、(1)日本製薬団体連合会(日薬連)(2)米国研究製薬工業協会(PhRMA)(3)欧州製薬団体連合会(EFPIA)(4)日本医薬品卸売業連合会(卸連)―の4団体。 (1)の日薬連は、「新薬創出・適応外薬解消等促進加算の本格導入・恒久化」と「保険医療上必要性の高い医薬品の薬価改定方式の・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。