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2010年01月22日(金)
[診療報酬] ラピアクタ点適用バイアルなど2品目を薬価収載
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厚生労働省は1月22日に、薬価基準の一部改正に関する通知を出した。
今回は薬事法に基づき製造販売承認され、薬価基準への収載希望があった注射薬2品目が薬価基準の別表に収載された。これにより、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬9998品目、注射薬5090品目、外用薬3464品目、歯科用薬剤50品目の計1万8602品目となった(p1参照)。
また通知では、今回収載されたラピアクタ点適用バイアル150mg・・・
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2010年01月22日(金)
[介護] 措置制度下での特養入所者、介護保険負担軽減を延長 厚労省
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厚生労働省が1月22日に開催した、厚生労働省政策会議で配付された資料。この日は、子ども手当て支給法案や介護保険法施行法の一部改正案などについて議論を行った。
平成12年4月より介護保険制度がスタートしたが、発足前から措置制度下で特養ホームに入所していた人に対して、利用料等がそれまでの水準を上回らないように経過措置が設けられている。具体的には、利用料・居住費・食費の合計額を軽減するというものだ・・・
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2010年01月22日(金)
[診療報酬] 入院患者の対診・他機関受診、現状理解を 京都府保険医協会
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- 入院中の他医療機関受診について、根拠なき入院基本料30%控除を盛り込んだ整理案による拙速な議論は止め、まずは現状理解から始めよ(談話)(1/22)《京都府保険医協会》
- 発信元:京都府保険医協会 カテゴリ: 診療報酬
談話では、「一般病棟等出来高の入院料を算定する医療機関の場合、入院側の入院基本料を30%控除して請求するという案は唐突」と指摘。再考すべき、としたううえで、入院側、外来受診受入側双方の医療機関で100%出来高払いとすべき、との見解を示してい・・・
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2010年01月22日(金)
[診療報酬] 22年度改定、医療現場や患者等の声を聴くため公聴会を開催
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厚生労働省が1月22日に開催する、中医協総会(公聴会)で使用する資料。公聴会は、平成22年度診療報酬改定に当たり、医療の現場や患者など国民の声を反映させるため、中央社会保険医療協議会委員が国民の声を聴く機会を設定したもの。当日は、13時から15時にかけて、福島県文化センターにおいて開催される。
資料としては、(1)現時点の骨子(p7~p31参照)(2)諮問書(p33参照)(3)改定率(p34参照)(4)基本・・・
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2010年01月21日(木)
[介護保険] 介護保険制度下での訪問介護等に係る医療費控除、Q&A示す
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厚生労働省は1月21日に、介護保険最新情報Vol.128を公表した。今回は、介護保険制度下での訪問介護等にかかる医療費控除の取扱いに関する事務連絡を掲載している。
事務連絡では、国税庁と協議のうえ整理した、介護保険制度下での訪問介護等にかかる医療費控除の取扱いに関するQ&Aを示している(p3~p4参照)。Q&Aでは、「1回の訪問介護において、身体介護と生活援助を組み合わせて算定する場合の医療費控除は、どのように・・・
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2010年01月21日(木)
[労災医療] 労災認定基準の見直しなどを提言 日医
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日本医師会は1月21日の定例記者会見で、労災・自賠責委員会による「労災保険、自賠責保険をめぐる今日のあり方」に対する答申を公表した。
労災保険や自賠責保険に係る医療については、これまでいくつかの問題点が指摘されており、日医はその解決に向けて取組んでいる。本答申は、その一環として、日医会長から同委員会に宛ててなされた諮問に対するもので、労災・自賠責のあるべき姿について提言を行っている。
労災につい・・・
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2010年01月21日(木)
[病院] 21年9月の1日平均外来患者数は、増加傾向に
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- 病院報告(平成21年9月分概数)(1/21)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 大臣官房 人口動態・保健統計課 カテゴリ: 調査・統計
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で7502人減少し、129万8236人となっている。一般病床の1日平均患者数は9212人減の67万194人、外来患者数は2万4247人増の140万9587人だった(p1参照)。
一方、病院全体の月末病床利用率は対前月比0.2%増の80.6%で、うち一般病床は0.7%増の74.1%、介護療養病床は0.1%減の94.2%だっ・・・
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2010年01月21日(木)
[チーム医療] 諸団体からの要望書をもとに、これまでの論点を整理
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厚生労働省が1月21日に開催した、チーム医療の推進に関する検討会で配付された資料。この日は、チーム医療について主な論点の整理を行った。事務局からは、(1)チーム医療の推進に係る基本的な考え方(2)看護師の役割の拡大(3)その他のメディカルスタッフの役割の拡大(4)多職種の連携の推進―についてこれまでの検討課題と論点が示された(p4~p7参照)。
また諸団体から、要望書が提示された。日本臨床衛生検査技師会・・・
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2010年01月21日(木)
[規制改革] 株式会社の病院経営、全国展開は見送り 構造改革特区
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- 構造改革特別区域推進本部 評価・調査委員会 医療・福祉・労働部会(第29回 1/19)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療制度改革
資料には、医療・福祉・労働部会が所管する、平成21年度の評価対象となる規制の特例措置一覧が示されている。(1)病院等開設会社による病院等開設事業(2)公立保育所における給食の外部搬入方式の容認事業(3)特別養護老人ホーム等2階建て準耐火建築物設置事業・・・
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2010年01月21日(木)
[新型インフル] ワクチン接種後の死亡は115例に増加、因果関係は未だ不明
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- 新型インフルエンザワクチンの接種後副反応報告及び推定接種者数について(1/20)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部 カテゴリ: 新型インフル
資料では、(1)接種第10週~12週(平成21年12月21日~平成22年1月18日)の医療機関納入数が455万人分であったことから、推定接種者数は最大1947万人と推定(2)1月18日までの報告に基づく副・・・
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2010年01月21日(木)
[診療報酬] 診療所の再診料引下げは、地域医療に大きな打撃 日医
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日本医師会は1月21日の定例記者会見で、「平成22年度診療報酬改定に係る検討状況について(現時点での骨子)」等に対する見解を公表した。
日医は、骨子のうち、(1)救急医療(2)一般病棟入院基本料(3)有床診療所(4)医療・介護職種の連携(5)再診料、外来管理加算等(6)療養病棟入院基本料(7)検査、処置及び手術等―について、分析及び見解を示している。
このうち再診料、外来管理加算等については、「病院の再診・・・
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2010年01月20日(水)
[新型インフル] GSK社など2社の輸入ワクチンの概要を公表
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- 輸入ワクチンの概要(1/20)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部 カテゴリ: 新型インフル
海外産の新型インフルエンザワクチンは、平成22年1月20日時点で、(1)グラクソ・スミスクライン(以下、GSK社)「アレパンリックス(H1N1)筋注」(2)ノバルティスファーマ(以下、ノバルティス社)「乳濁細胞培養A型インフルエンザHAワクチンH1N1『ノバルティス』筋注用」―以上2社の製剤、計2製剤について特例承認がされた。
資料では、(1)輸入ワクチンの・・・
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2010年01月20日(水)
[医薬品] ブリディオン静注200mgなど、新医薬品29品目を承認
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厚生労働省は1月20日に、新医薬品として承認された医薬品に関する事務連絡を行った。今回、薬事法に基づき再審査を受ける新医薬品として29品目が承認された。
承認されたのは、ブリディオン静注200mg(シェリング・プラウ)、サインパルタカプセル20mg(塩野義製薬)、レミケード点滴静注用100(田辺三菱製薬)など(p2参照)。
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2010年01月20日(水)
[医薬品] フェンタニル経皮吸収型製剤を慢性疼痛患者に使用する場合の注意
- 厚生労働省が1月20日に発出した、フェンタニル経皮吸収型製剤の使用に当たっての留意事項に関する通知。フェンタニル経皮吸収型製剤(販売名:デュロテップMTパッチ2.1mg等)については、慢性疼痛に係る効能効果が追加されている。通知では、その使用にあたり(1)慢性疼痛の診断、治療に精通した医師によってのみ処方されること(2)添付文書の注意を遵守すること(3)慢性疼痛患者への処方・使用にあたり、医師はメーカーの提・・・
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2010年01月20日(水)
[医薬品] エベロリムス製剤の腎細胞癌適応薬、アフィニトール錠5mg承認
- 厚生労働省が1月20日に発出した、腎細胞癌を適応とするエベロリムス製剤の使用にあたっての留意事項に関する通知。通知では、「心移植における拒絶反応の抑制」を効能・効果とする既存製剤(販売名:サーティカン錠0.25mg等)との区別を明確なものとするため、異なる販売名(アフィニトール錠5mg)を付した上で、「根治切除不能又は転移性の腎細胞癌」を効能・効果とする製剤を承認したとしている。そのうえで、留意事項をまとめ・・・
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2010年01月20日(水)
[インフル] 1週間で患者数は膨れ上がり、休校等の措置をとった施設は12倍に
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厚生労働省は1月20日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第12報)を公表した。この報告は平成22年1月10日から1月16日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は、先週の261人から膨れ上がり5150人となっている。これに伴い、この1週間の休校は72校、学年閉鎖は217校、学級閉鎖は404校と急増して・・・
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2010年01月20日(水)
[新型インフル] 1月20日現在、入院患者は累計で1万6000人突破
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厚生労働省は1月20日に、平成22年1月20日時点の新型インフルエンザの国内での患者数を公表した。
資料によると、1月13日~1月19日に入院した新型インフルエンザ患者は211人、累計では1万6125人となった。入院患者の内訳は、1~4歳が52人、5~9歳が45人、1歳未満が18人などとなっている(p2参照)。
1月19日時点の死亡者数は累計で168人。うち基礎疾患を有する患者は121人だった(p5参照)。
資料では(1)クラスタ・・・
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2010年01月20日(水)
[診療報酬] 長期入院患者の減額規定、年齢拡大は反対 京都府保険医協会
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京都府保険医協会は1月20日に、「長期入院患者」に対する減額規定の対象拡大に関するアンケート調査の結果を発表した。
中医協では、次回診療報酬改定に向けた議論が活発に行われている。1月15日に示された「現時点の骨子」でも、これまで後期高齢者のみを対象に行われてきた「長期入院患者」に対する入院基本料の減額規定を、原則として全年齢を対象にしてはどうかという内容が盛り込まれている。京都府保険医協会は、今回の・・・
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2010年01月20日(水)
[雇用保険] 改正雇用保険法が閣議決定、安定運営に期待
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厚生労働省は1月18日に、「雇用保険法の一部を改正する法律案」が閣議決定されたことを発表した。
法律案は、雇用保険制度の安定的運営を確保するため、平成21年度における国庫負担を3500億円追加する措置を講ずるとともに、平成23年度以降について国庫負担を法律本則(1/4)に戻す旨を規定するもの。
資料では、雇用保険法の一部を改正する法律案の(1)概要(補正予算関連)(p2参照)(2)要綱(p3参照)―が掲載・・・
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2010年01月20日(水)
[診療報酬] 外来の医療費配分示すか否かで激論に 中医協総会
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厚生労働省が1月20日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、再診料及び外来管理加算などについて議論を行った。
再診料及び外来管理加算については、前回会合で、「未受診投薬の場合、外来管理加算を算定できないものとする」という新ルールの提案や、外来改定財源が400億円となっている状況で、1点影響率や外来管理加算の影響額等について数字提示の要請があったことなどから、病院及び診療所における1点あたり・・・
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2010年01月19日(火)
[治験] 中核病院・拠点医療機関に対し、マイルストーンを示す
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厚生労働省が1月19日に開催した、新たな治験活性化5カ年計画の中間見直しに関する検討会で配付された資料。この日は、前回に引き続き報告案が提示された。
報告案では、治験・臨床研究活性化の必要性・方向性、重点取組事項(アクションプラン)の進捗、今後の取組みについて整理している(p4~p8参照)。中でも、今後の取組みの一例として、「中核病院・拠点医療機関へ求める機能」を明確にし、5カ年計画の後半に、中核病院・・・
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2010年01月19日(火)
[新型インフル] 1歳未満の子ども、予防接種で免疫をつけることは難しい
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- 新型インフルエンザワクチンQ&A(1/19)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部事務局 カテゴリ: 新型インフル
今回は、1歳未満の子どもは予防接種ができないのかについて、「免疫をつけることが難しいため、新型インフルエンザワクチンの接種は推奨されない」としたうえで、「有益性とリスクを十分に考慮した上で、新型インフルエンザワクチン接種を行うことは差し支えない」としている(p1参照)。
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2010年01月19日(火)
[病院報告] 5月運用開始の「オンライン調査システム」、ガイドライン公表
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- 病院報告 オンライン調査 利用ガイドライン(1/19)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 大臣官房 人口動態・保健統計課 カテゴリ: 調査・統計
病院報告は、厚生労働行政総合情報システム(WISH)共用システムを活用してオンライン報告が行われているが、業務・システム最適化計画により、平成22年6月を目途にWISHを利用した病院報告オンラインシステムは廃止される予定となっている。これに伴い、平成22年5月(平成22年4月報告分)より総務省の「政府統計共同利用システム(オン・・・
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2010年01月19日(火)
[診療報酬] 保険適用の優先度が高い新規技術は72件 医療技術評価分科会
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厚生労働省が1月19日に開催した、診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会で配付された資料。この日は、平成21年度の医療技術評価や再評価について報告を行った。
平成21年3月から6月までに、各学会から申請された合計726件(重複を除く)の医療技術について、6分野のワーキンググループによる1次評価を実施し、339件について2次評価を行っている(p4~p5参照)。
資料では、2次評価の結果(案)として(1)新規保険収載・・・
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2010年01月18日(月)
[産科医療] 事故原因分析報告書のマニュアル公表 医療機能評価機構
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- 産科医療補償制度 原因分析報告書作成マニュアル(1/18)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制
このマニュアルは産科医療における事故の原因を報告・分析し、事故防止に役立てる狙いがある。したがって、責任追及を目的としたものではないことを「基本的考え方」の筆頭にあげて強調している(p1参照)。
また分析にあたっては、報告書の書き方が同一であることが好ましいため、マニュアルでは詳細な「・・・
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