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2024年11月16日(土)

[医療提供体制] 967病院の経常利益率マイナス1.3%に 3団体調査

2024年度 病院経営定期調査 概要版 最終報告(集計結果)(11/16)《日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会》
発信元:日本病院会 全日本病院協会 日本医療法人協会   カテゴリ: 医療提供体制 調査・統計
 日本病院会など3団体は18日、「病院経営定期調査」の最終報告(概要版)を公表した。回答があった967病院の2023年度の経常利益率は100床当たりマイナス1.3%で、前年度のプラス4.9%から赤字に転落した<doc17661page8>。 3団体の経営調査では、近年は増収減益の傾向が続いていたが、24年度は減収減益の傾向に転じることも想定されると指摘した<doc17661page6>。1,215病院による24年6月の外来診療収益が前年同月から・・・

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2024年11月07日(木)

[医療提供体制] 地方独立行政法人104病院の7割が赤字 23年度決算

全国地方独立行政法人病院協議会 総会(11/7)《全国地方独立行政法人病院協議会》
発信元:全国地方独立行政法人病院協議会   カテゴリ: 医療提供体制
 全国地方独立行政法人病院協議会は7日、会員104病院の7割に当たる73病院が2023年度決算で赤字だったことを明らかにした。協議会では、新型コロナウイルス感染症への対応や物価・人件費の高騰などで病院のコスト負担が大幅に増えているとして、国に財政支援を緊急要望する。 この日、さいたま市内で開かれた第12回総会で決算状況の報告があった。それによると、協議会に加盟する104病院の23年度決算は73病院(70.2%)が赤字、31・・・

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2024年11月06日(水)

注目の記事 診療報酬] 医療経済実態調査でベースアップ評価料の効果を把握へ 中医協

中央社会保険医療協議会 調査実施小委員会(第59回 11/6)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 2024年度改定
 厚生労働省は6日、医療関係職種の賃上げのため6月に新設した「ベースアップ評価料」の効果を次の医療経済実態調査で把握する案を中央社会保険医療協議会・調査実施小委員会に示し、おおむね了承された<doc17420page8>。また、医療機関などでの食費に関する支出を前回から引き続き調べるとともに、2024年度の診療報酬改定で行った入院時の食費の基準引き上げ前後の状況を把握するため、ナショナルデータベースから、算定回・・・

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2024年10月28日(月)

[医療提供体制] 最低賃金の引き上げに見る病院経営への影響とその対応

ベースアップ評価料等について(4/15~都度更新)《厚生労働省》
発信元:厚生政策情報センター   カテゴリ: 特集 Scope
はじめに 近年、医療業界において、賃上げは大きな話題となっています。岸田政権の「骨太の方針2024」では、2035年までに最低賃金を1,500円以上にすることを目標として掲げられました。さらに、10月に石破政権が発足し、その流れはさらに加速しています。賃上げは、医療機関の経営にも影響を与える重要な要素となっています。このコラムでは、最低賃金の引き上げの現状や他産業との比較を踏まえ、病院経営における賃上げへの対応・・・

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2024年10月16日(水)

注目の記事 [医療提供体制] 医療と介護の物価・賃上げ対策をけん制、財務省

財政制度等審議会 財政制度分科会(10/16)《財務省》
発信元:財務省   カテゴリ: 医療提供体制 介護保険 医療保険
 財政制度等審議会の財政制度分科会が16日、2025年度の予算編成に関する提言の取りまとめに向けて議論を始め、財務省は、医療や介護の保険給付に物価・賃金の伸びを反映させることは現役世代の負担増につながるとけん制した<doc17224page18>。これは診療報酬や介護報酬での物価・賃上げ対策を念頭に置いた指摘で、財務省は、医療や介護の保険給付の伸びを抑えて現役世代の負担増を和らげるための制度改革を改めて主張する方・・・

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2024年10月09日(水)

注目の記事 診療報酬] 医療経済実態調査のスケジュール案を了承 中医協・総会

中央社会保険医療協議会 総会(第596回 10/9)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬
 中央社会保険医療協議会は9日の総会で、2026年度の診療報酬改定の基礎資料にする医療経済実態調査の実施スケジュール案を了承した。25年6月を調査月に設定し、同年11月中旬を目途に結果を報告する<doc17157page1>。中医協の調査実施小委員会が調査設計の議論を月内に始める。 厚生労働省は、物価高騰や新型コロナウイルス感染症に関する調査項目の取り扱いや、サンプル数が少ないと見込まれる一般診療所の診療科別の集計・・・

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2024年09月17日(火)

注目の記事 [医療提供体制] 396病院全体の経常収支、赤字に転じる 3団体調査中間報告

2024年度 病院経営定期調査-中間報告-(9/17)《日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会》
発信元:日本病院会 全日本病院協会 日本医療法人協会   カテゴリ: 医療提供体制 調査・統計
 日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会が17日に公表した2024年度の「病院経営定期調査」の中間報告によると、全国396病院の23年度の医業収支は、前年度の赤字額から若干改善したものの、経常収支は1.3億円の黒字から0.3億円の赤字に転じた。コロナ関連の補助金の縮小による影響が大きく、経常収支ベースの赤字病院の割合は28.3ポイント増加の51.0%と半数を超えた<doc16848page6><doc16848page7>・・・

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2024年07月22日(月)

診療報酬] 24年度の病院経営定期調査を開始 日病など3団体

2024年度病院経営定期調査について(7/22)《日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会》
発信元:日本病院会 全日本病院協会 日本医療法人協会   カテゴリ: 診療報酬 調査・統計
 日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体は、2024年度の診療報酬改定の影響を調査・検証する病院経営定期調査を開始した。23年と24年の6月時点での外来と入院の行為別診療報酬の点数や医業損益などを比較し、今回の改定内容が病院経営に及ぼす影響について検証する<doc16079page2>。 改定前後の同月比較のほか、22年度と23年度の通年比較も行い、収支状況の変化についても調べる。8月30日まで調査票による回・・・

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2024年05月31日(金)

診療報酬] 月平均夜勤時間変動の届け出、猶予特例を延長 厚労省

新型コロナウイルス感染症に係る施設基準等に関する取扱いについて(5/31付 事務連絡)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 新型コロナウイルス
 厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の患者の受け入れに伴い看護職員1人・1カ月当たりの平均夜勤時間が1割以上変動し、入院基本料の施設基準をクリアできなくなったとしても、3カ月を超えない期間に限り変更の届け出を猶予する特例の期限を2025年3月31日まで延長した<doc15122page1>。 この特例は、新型コロナの患者を受け入れたため入院患者が一時的に急増することや、新型コロナに感染して出勤できず、職員が一時的・・・

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2024年04月10日(水)

診療報酬コロナ治療薬「ラゲブリオ」、薬価8.2%引き下げ 中医協

中央社会保険医療協議会 総会(第587回 4/10)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 医薬品・医療機器
 中央社会保険医療協議会は10日の総会で、新型コロナウイルス治療薬のラゲブリオカプセルの薬価を8.2%、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病治療薬のケレンディア錠は2.7%をそれぞれ引き下げることで合意した。費用対効果評価の結果に基づく価格調整で、7月から適用する<doc14299page1><doc14300page1>。 「ラゲブリオカプセル200mg」(現行2,357.80円)の改定薬価は2,164.90円。一方、ケレンディア錠10mg(147.90円)・・・

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2024年03月29日(金)

[看護] 看護職員処遇改善評価料、半数超が対象外 日看協

2023年 病院看護実態調査 報告書(3/29)《日本看護協会》
発信元:日本看護協会   カテゴリ: 看護 調査・統計
 日本看護協会の調査によると、全国にある3,699病院のうち、2022年10月に新設された看護職員処遇改善評価料の対象外となった病院は51.5%を占めた。そのうち、看護職員の基本給の引き上げを行ったのは27.0%、手当の引き上げを行ったのは14.1%だった(複数回答)<doc14181page50>。 調査は23年10-11月に実施し、全国の8,130病院の看護部長に、看護職員の離職率や給与の状況などを聞いた(有効回答数3,699施設)・・・

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2024年03月28日(木)

注目の記事 [医療提供体制] 救命救急センターの充実段階評価、「S」が約32% 厚労省

令和5年救命救急センター充実段階評価のヒアリング対応について(3/28)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 医政局 地域医療計画課 災害等緊急時医療・周産期医療等対策室   カテゴリ: 医療提供体制
 厚生労働省は、救命救急センターの充実段階評価で2023年は「S評価」が97施設あり、全304施設の約32%を占めたことを明らかにした。「A評価」が201施設(約66%)で最も多く、「B評価」は6施設(約2%)あった。「C評価」の施設はなかった<doc14247page3>。 23年は、全ての項目を原則除外せずに充実段階評価を実施した。ただ、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行する同年5月8日までは、本来の機能を十分に果たせな・・・

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2024年03月13日(水)

診療報酬] ゾコーバ通常承認の薬価、算定組織で検討へ 中医協

中央社会保険医療協議会 総会(第585回 3/13)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 医薬品・医療機器
 中央社会保険医療協議会は13日の総会で、新型コロナウイルス感染症の治療薬「ゾコーバ錠」の通常承認に基づく薬価について、企業の意見を踏まえて中医協の薬価算定組織で検討することを了承した。算定組織での算定結果に基づき総会でも検討する<doc13752page13>。 また、同剤に係る収載後の価格調整(市場拡大再算定)の扱いは対象疾患の特性を踏まえたルールとされているが、このルールを継続するかどうかについては薬価・・・

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2024年03月08日(金)

注目の記事 [医療提供体制] 22年度一般病院の経営状況、赤字割合3割超 福祉医療機構

2022年度 病院の経営状況について(3/8)《福祉医療機構》
発信元:独立行政法人福祉医療機構   カテゴリ: 医療提供体制 調査・統計
 福祉医療機構のリサーチレポート「2022年度の病院の経営状況」によると、一般病床の割合が 50%超の「一般病院」(1,143病院)の赤字割合は、同年度は31.1%で21年度から2.7ポイント拡大した<doc13807page4>。療養病床の割合が 50%超の「療養型病院」(537病院)でも6.3ポイント拡大し、22年度は32.2%と3割を超えた。一方、精神病床 80%以上の「精神科病院」(311病院)の赤字割合は28.6%で、前年度の31.5%から2.9ポ・・・

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2024年03月05日(火)

診療報酬] 新型コロナ、検査などの報酬特例5月末終了へ 厚労省

令和6年度診療報酬改定による恒常的な感染症対応への見直しを踏まえた新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の取扱い等について(3/5付 事務連絡)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 新型コロナウイルス 臨時・特例措置
 2024年度の診療報酬改定で感染症への対応を見直すことになったのを受けて、厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症関連の診療報酬上の新たな取り扱いに関する事務連絡を出した。それによると、入院患者にPCR検査や抗原検査を行った場合に判断料の算定を認めるなど、コロナの検査に関する特例は5月末で終了させる<doc13701page3>。 また、小児科外来診療料などを算定する患者に新型コロナの抗ウイルス剤を処方する際、薬・・・

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2024年03月05日(火)

注目の記事 [医療提供体制] 病床確保料、診療報酬コロナ特例3月末で廃止へ 厚労省

新型コロナウイルス感染症の令和6年4月以降の医療提供体制及び公費支援等について(3/5付 事務連絡)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対策本部 医政局 総務課 地域医療計画課 健康・生活衛生局 感染症対策部 感染症対策課 医薬局 総務課 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 老健局 高齢者支援課 認知症施策・地域介護推進課 老人保健課 こども家庭庁 支援局 障害児支援課   カテゴリ: 医療提供体制 新型コロナウイルス
 厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため継続していた医療機関に対する特例措置を3月末で全面的に終了すると都道府県などに5日付で周知した。診療報酬コロナ特例や病床確保料などの公費支援も廃止となる<doc13690page2>。 政府は2023年5月の新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付け変更に伴い、幅広い医療機関による自律的な通常の対応に移行させる方針で、それに合わせて公費支援も段階的に・・・

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2024年02月22日(木)

注目の記事 [医療費] 健保組合分の医療費5.1兆円、22年度 健保連調べ

令和4年度健保組合医療費の動向に関する調査(2/22)《健康保険組合連合会》
発信元:健康保険組合連合会   カテゴリ: 医療保険 医療提供体制
 健康保険組合連合会は、2022年度の健保組合分の医療費が前年度から6.5%増え、5兆1,261億円だったとする調査結果をまとめた。診療区分別では「訪問看護」で13.6%増と伸びが目立つのに対し、「医科入院」は0.3%減少した<doc13525page6>。 それらのほかは「医科入院外」の医療費が11.9%、「調剤」は6.3%、「歯科計」は1.8%前年度からいずれも増えた。入院と入院外を合わせた「医科計」は7.4%の増だった・・・

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2024年02月20日(火)

[医療提供体制] 救命救急センターの希望でヒアリング実施、23年評価

令和5年救命救急センターの充実段階評価の取扱いについて(2/20付 通知)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 医政局 地域医療計画課   カテゴリ: 医療提供体制
 厚生労働省は、救命救急センターの充実段階評価(2023年分)の取り扱いを20日付で各都道府県に通知した。新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行した5月8日までの実績に影響が及んだセンターに配慮し、希望する場合は新型コロナの診療への貢献度などをヒアリングする<doc13490page1>。 ヒアリングを希望する救命救急センターは、都道府県を通じて「ヒアリング用紙」を3月1日(厳守)までに提出する必要がある・・・

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2024年01月22日(月)

[介護] 高齢者施設の感染症対応、介護報酬で底上げ 加算新設

社会保障審議会 介護給付費分科会(第239回 1/22)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 老健局 老人保健課   カテゴリ: 介護報酬改定 2024年度改定
 特別養護老人ホーム(特養)など高齢者施設の感染症対応力を向上させるため、厚生労働省は2024年度の介護報酬改定で医療機関との連携体制の整備を新たな加算で評価する。新たに作るのは、「高齢者施設等感染対策向上加算I」(月10単位)と「同加算II」(同5単位)で、特養など介護保険施設のほか、認知症グループホームや有料老人ホーム、ケアハウスなどが算定する<doc13054page46>。 高齢者施設等感染対策向上加算Iは、▽・・・

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2024年01月22日(月)

注目の記事 [介護] 24年度介護報酬改定案を了承、3つの加算を一本化へ 社保審・分科会

社会保障審議会 介護給付費分科会(第239回 1/22)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 老健局 老人保健課   カテゴリ: 介護報酬改定 2024年度改定
 社会保障審議会・介護給付費分科会は22日、2024年度に行う介護報酬の改定案を了承した。介護職員の処遇を改善するため、現在設定されている3つの加算を「介護職員等処遇改善加算」に一本化する<doc13051page36>。新たな加算は6月1日に施行される<doc13051page52>。ただ、厚労省は24年度末までの経過措置期間を設定する<doc13051page36>。 介護職員等処遇改善加算は、評価のベースとなる「加算率」をサービス・・・

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2024年01月11日(木)

診療報酬診療報酬で賃上げ「どう考えても財源不足」 全自病会長

全国自治体病院協議会 記者会見(1/11)《全国自治体病院協議会》
発信元:全国自治体病院協議会   カテゴリ: 診療報酬 2024年度改定
 全国自治体病院協議会の小熊豊会長は11日の定例記者会見で、2024年度の診療報酬改定で行う医療関係職種の賃上げの財源について、どう考えても足りないという認識を示した。全自病では、職種ごとの賃上げに関する国の詳しい方針が示されてから対応を検討するという。賃上げが施行される6月に間に合わせるため厚生労働省は、対応の枠組みを月内に固める方針。 24年度の診療報酬改定は、国費ベースで800億円程度の財源を確保し、医・・・

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2023年12月13日(水)

注目の記事 診療報酬] 新型コロナ、入院患者の診療報酬は出来高算定継続へ 中医協

中央社会保険医療協議会 総会(第572回 12/13)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 新型コロナウイルス 2024年度改定
 中央社会保険医療協議会は13日、新型コロナウイルス感染症の入院患者の診療報酬をDPC対象病院が出来高で算定する現在の対応を2024年度の報酬改定で継続させる対応案を了承した。 24年度に行う診断群分類ごとの点数の見直しには、22年10月-23年9月の12カ月分の診療実績データを使うことになっているが、新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に変更されるなど政策の見直しがこの期間に重なった。厚労省は、入院診療の実態がそ・・・

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2023年12月06日(水)

注目の記事 診療報酬] 消費税負担の補填率、22年度「医科全体」で107.1% 厚労省報告

中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 医療機関等における消費税負担に関する分科会(第24回 12/6)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 調査・統計
 厚生労働省は6日、消費税率の引き上げに伴う医療機関や薬局の負担増を和らげるため診療報酬で行っている補填(2021、22年度分)の分析結果を、中央社会保険医療協議会の分科会に報告した。それによると、病院と一般診療所を合わせた「医科全体」での補填率は22年度107.1%、21年度105.6%だった<doc12360page11>。 医科の補填率の内訳は、22年度は病院が112.8%(21年度は113.2%)と過剰だったのに対し、一般診療所は94.・・・

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2023年12月01日(金)

注目の記事 診療報酬] 支払側「経営堅調」、診療側「倒産相次ぐ恐れ」 実調への見解

中央社会保険医療協議会 総会(第569回 12/1)《厚生労働省》
発信元:厚生労働省 保険局 医療課   カテゴリ: 診療報酬 2024年度改定
 中央社会保険医療協議会・総会が1日開かれ、支払側と診療側が医療経済実態調査の結果に対する見解をそれぞれ示した。その中で支払側は、医療機関や薬局の経営は「総じて堅調だ」と指摘した。これに対して診療側は、物価高騰や医療従事者の賃金が上昇する中でコロナ特例が廃止されれば、地域医療の提供体制を維持できなくなるなどと訴えた。支払側と診療側は、2024年度の診療報酬改定に対する意見を次回以降の総会で出す。 支払・・・

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2023年11月29日(水)

[医療提供医体制] 全ての医療関係職種の賃上げを厚労相に要望 日看協など

すべての医療関係職種の賃金引上げを要望(11/29)《日本看護協会、チーム医療推進協議会》
発信元:日本看護協会 チーム医療推進協議会   カテゴリ: 医療提供体制
 日本看護協会とチーム医療推進協議会は、看護職員をはじめ全ての医療関係職種の賃上げが可能となるよう、2024年度の診療報酬改定率の確保を求める要望書を、武見敬三厚生労働相に提出した。 診療報酬は公定価格のため、医療機関は物価高騰分を価格に転嫁できない。そのため全産業並みの賃上げを行いたくてもできない状況だ。 看護職員の処遇改善については、22年10月に「看護職員処遇改善評価料」が新設された。ただ、この対象・・・

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