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参考資料1:臨床研究中核病院概要表 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34378.html
出典情報 厚生科学審議会 臨床研究部会(第33回 8/23)《厚生労働省》
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先進医療への対応

「臨床研究プロトコール作成支援室」に先進医療担当者を配置し、必要に応じて非臨床や臨床薬理の専門家も参画し、
企画・立案から試験実施計画書等の作成まで、適切に先進医療を実施できる支援体制を整備している。
患者申出療養への対応
患者申出療養の制度に関する相談や助言を行うことで、研究全体の進捗迅速化と質の向上、被験者の保護を重視した
研究の相談対応を行っている。またCRB申請のハードルを下げるため、研究者に対して申請書類作成支援等の申請に
係る負担軽減につながる支援を実施し、より多くの特定臨床研究を推進できる体制としている。
現在1件の患者申出療養を支援中である。
国際共同臨床研究・治験の実施状況
「国際共同開発推進室」を設置し、国際共同開発や臨床研究に関する相談、支援体制を整備している。国際共同開発推進室には北海道大学病院国際医
療部と協力・連携し、国際共同研究が実施される場合の推進担当として、外国人教員を配置している。研究開始に際しての研究者や研究機関の連携に
関する調整や研究推進を行う専任の国際研究推進担当者を新たに配置し、各国の薬事規制情報の調査やレギュラトリーサイエンスに関する相談に応じ
ている。大阪大学及び国立がん研究センター中央病院との協力・連携を図っている。
また、2022年度契約中の治験では、企業治験306件中、国際共同治験233件、医師主導治験61件中、国際共同治験6件を実施している。

ベンチャー企業への支援実施状況
臨床研究支援部門にベンチャー支援窓口を設置し、クリニカルニーズや臨床実態を踏まえた医学的評価、プロトコル作成支援、 薬
事相談等の臨床研究支援機能等を整備するとともに、CRB申請手続き支援により、質の高い研究とスムーズな研究開始の両面のサ
ポートも実施している。また、本学の産学・地域協働推進機構や札幌拠点のベンチャー支援組織との協力体制、MEDISOとの協働
体制により、スタートアップ企業やスタートアップを目指す研究者向けの講演会の開催等を通じた支援活動も積極的に行っている。
現在4件の医療系ベンチャーを支援中である。