よむ、つかう、まなぶ。
参考資料1:臨床研究中核病院概要表 (35 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34378.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 臨床研究部会(第33回 8/23)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
先進医療への対応
①相談窓口機能の整備:先進医療に関する院内外からの相談を受けるため先端医療開発部(臨床研究相談窓口)及び地域連携・患者相談センター
(患者申出療養相談窓口)にそれぞれ相談窓口を設置し、先端医療開発部、経営企画課、医事課のスタッフが連携して相談者の要望に応じた対応を
行っている。
②相談体制の整備:先端医療開発部に寄せられた相談案件の中で先進医療Bに関係する案件に関しては事前相談を厚生労働省研究開発振興課のご指導
を受けながら行っている。2022年度は5件の先進医療関連の相談案件の中で、3件の支援を開始し、その内一件に関しては申請書の作成、提出の支援
を行い、先進医療Bとして2022年9月1日告示を得た。
患者申出療養への対応
①インフィグラチニブ経口投与療法(官報告示平成30年12月13日):症例登録は終了し、継続投与中である。
②エヌトレクチニブ経口投与療法(官報告示令和2年7月20日):最終観察を終了し、総括報告書を作成、終了届を提出した。
③免疫グロブリンGサブクラス4自己抗体陽性難治性慢性炎症性脱髄性多発神経炎患者に対するリツキシマブ追加投与療法(官報告示令和3年8月11日
):全登録患者の最終観察を終了し、結果の取りまとめ段階となっている。
国際共同臨床研究・治験の実施状況
① 「piggyBac トランスポゾン法によるキメラ抗原受容体遺伝子改変自己 T 細胞療法」:名大病院では急性リンパ性白血病に対して、名大が技術提供
したタイ王国チュラロンコン大学では悪性リンパ腫に対してそれぞれ臨床試験を行った。後者の成果は2023年3月28日、タイでの記者会見につながっ
た。この成果を受け、国内でも悪性リンパ腫に対する多施設共同医師主導治験実施の準備を進めている。
② 「新型コロナウイルス感染症などの多発微小肺血栓塞栓症に対する吸入tPA療法の第Ⅱ相医師主導治験」 :名大病院による血液粘弾性検査機器を
用いたCOVID-19の過凝固状態の定量的評価の臨床研究の結果と、情報提供いただいた英国University College London(UCL)での臨床試験の結果を
踏まえて医師主導治験を予定していたが、新型コロナウイルス感染症が引き起こしている社会情勢の変化により治験実施計画の見直しが強いられてい
る。
ベンチャー企業への支援実施状況
①医療系ベンチャー支援窓口の業務として下記の支援を行っている。
- 各種実施フィールドの提供
- クリニカルニーズや臨床実態を踏まえた学術コンサルティング
- 医学的評価、プロトコル作成支援、薬事相談等へのサポート支援等
②学内では、Medical Innovation Unitを設置し、ベンチャー育成関連セミナーの実施、名古屋大学発ベンチャー称号授与制度の活用などを行っている。
③学外向けでは、MEDISOとの連携による各種支援、ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミットなどへの出展を活用したアウトリーチを行っている。
①相談窓口機能の整備:先進医療に関する院内外からの相談を受けるため先端医療開発部(臨床研究相談窓口)及び地域連携・患者相談センター
(患者申出療養相談窓口)にそれぞれ相談窓口を設置し、先端医療開発部、経営企画課、医事課のスタッフが連携して相談者の要望に応じた対応を
行っている。
②相談体制の整備:先端医療開発部に寄せられた相談案件の中で先進医療Bに関係する案件に関しては事前相談を厚生労働省研究開発振興課のご指導
を受けながら行っている。2022年度は5件の先進医療関連の相談案件の中で、3件の支援を開始し、その内一件に関しては申請書の作成、提出の支援
を行い、先進医療Bとして2022年9月1日告示を得た。
患者申出療養への対応
①インフィグラチニブ経口投与療法(官報告示平成30年12月13日):症例登録は終了し、継続投与中である。
②エヌトレクチニブ経口投与療法(官報告示令和2年7月20日):最終観察を終了し、総括報告書を作成、終了届を提出した。
③免疫グロブリンGサブクラス4自己抗体陽性難治性慢性炎症性脱髄性多発神経炎患者に対するリツキシマブ追加投与療法(官報告示令和3年8月11日
):全登録患者の最終観察を終了し、結果の取りまとめ段階となっている。
国際共同臨床研究・治験の実施状況
① 「piggyBac トランスポゾン法によるキメラ抗原受容体遺伝子改変自己 T 細胞療法」:名大病院では急性リンパ性白血病に対して、名大が技術提供
したタイ王国チュラロンコン大学では悪性リンパ腫に対してそれぞれ臨床試験を行った。後者の成果は2023年3月28日、タイでの記者会見につながっ
た。この成果を受け、国内でも悪性リンパ腫に対する多施設共同医師主導治験実施の準備を進めている。
② 「新型コロナウイルス感染症などの多発微小肺血栓塞栓症に対する吸入tPA療法の第Ⅱ相医師主導治験」 :名大病院による血液粘弾性検査機器を
用いたCOVID-19の過凝固状態の定量的評価の臨床研究の結果と、情報提供いただいた英国University College London(UCL)での臨床試験の結果を
踏まえて医師主導治験を予定していたが、新型コロナウイルス感染症が引き起こしている社会情勢の変化により治験実施計画の見直しが強いられてい
る。
ベンチャー企業への支援実施状況
①医療系ベンチャー支援窓口の業務として下記の支援を行っている。
- 各種実施フィールドの提供
- クリニカルニーズや臨床実態を踏まえた学術コンサルティング
- 医学的評価、プロトコル作成支援、薬事相談等へのサポート支援等
②学内では、Medical Innovation Unitを設置し、ベンチャー育成関連セミナーの実施、名古屋大学発ベンチャー称号授与制度の活用などを行っている。
③学外向けでは、MEDISOとの連携による各種支援、ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミットなどへの出展を活用したアウトリーチを行っている。