よむ、つかう、まなぶ。
参考資料1:臨床研究中核病院概要表 (47 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34378.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 臨床研究部会(第33回 8/23)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
先進医療への対応
先進医療の立案支援・実施支援への対応について、本院では積極的に取り組みを進めており、医薬品等迅速評価スキームに該当
する可能性が高い開発品に関する研究や、治験パッケージの効率化を見据えた探索試験、あるいは新しい医療技術を用いた研究に
ついて積極的に先進医療制度の利用を進めている。令和4年度は新たに2件の特定臨床研究が本院主導の先進医療として告示・開
始された。さらに1件が現在申請に向け進んでいる状況である。
患者申出療養への対応
患者申出療養に関する事項の審議・調査等を行うため、令和2年度から神戸大学医学部附属病院患者申出療養委員会を設けており、
病院長が当該委員会委員長を務めている。
患者相談窓口に令和3年に3件の申出療養についての相談が寄せられたが、関東で進行中の治験に参加することになった、当該制
度の対象ではないなどの理由により結果的にいずれも実現には至らず、現在のところ当該療養として実施した実績はない。
国際共同臨床研究・治験の実施状況
国際共同臨床研究や治験について、本院は現在分担施設としての経験はあるものの、主導施設としての経験はない。一方で、近
隣で先導する支援実績を複数有する神戸医療クラスターの医療イノベーション推進センター(TRI)や、国際共同臨床研究実施協力
相互協定を今年度も締結した大阪大学医学部附属病院などとも連携し、本院が既に擁するACRP・SoCRA認定臨床試験支援職者も
活用し、シーズ発掘機能・育成機能の強化、相談応需体制の拡充、本院におけるグローバルプロジェクトマネージャー(GPM)養
成など基礎的試験運営体制を構築し、実務移行を開始した。
ベンチャー企業への支援実施状況
本院において医療系ベンチャーが有する医療シーズに係る相談体制の構築を、開発伴走経験のあるスタッフや薬事に精通したス
タッフを配置すると共に、医療系ベンチャーの相談窓口をホームページに設置することで継続的に行ってきた。
しかしながら、医療系ベンチャーが有する医療シーズを早期実用化するためには、より専門的で更に幅広い支援システムの構築
が必要と考える。昨年度は相談窓口に続く研究開発支援チームを創設し、支援体制の充実を図ったが、令和5年度には体制強化に加
えて、本学の産学連携本部、未来医工学研究開発センターや株式会社神戸大学イノベーション(KUI)との有機的な連携により、アカ
デミア発医療系ベンチャーを更に育成する協力体制を構築し、ベンチャーからの相談案件に適切に対応した。
先進医療の立案支援・実施支援への対応について、本院では積極的に取り組みを進めており、医薬品等迅速評価スキームに該当
する可能性が高い開発品に関する研究や、治験パッケージの効率化を見据えた探索試験、あるいは新しい医療技術を用いた研究に
ついて積極的に先進医療制度の利用を進めている。令和4年度は新たに2件の特定臨床研究が本院主導の先進医療として告示・開
始された。さらに1件が現在申請に向け進んでいる状況である。
患者申出療養への対応
患者申出療養に関する事項の審議・調査等を行うため、令和2年度から神戸大学医学部附属病院患者申出療養委員会を設けており、
病院長が当該委員会委員長を務めている。
患者相談窓口に令和3年に3件の申出療養についての相談が寄せられたが、関東で進行中の治験に参加することになった、当該制
度の対象ではないなどの理由により結果的にいずれも実現には至らず、現在のところ当該療養として実施した実績はない。
国際共同臨床研究・治験の実施状況
国際共同臨床研究や治験について、本院は現在分担施設としての経験はあるものの、主導施設としての経験はない。一方で、近
隣で先導する支援実績を複数有する神戸医療クラスターの医療イノベーション推進センター(TRI)や、国際共同臨床研究実施協力
相互協定を今年度も締結した大阪大学医学部附属病院などとも連携し、本院が既に擁するACRP・SoCRA認定臨床試験支援職者も
活用し、シーズ発掘機能・育成機能の強化、相談応需体制の拡充、本院におけるグローバルプロジェクトマネージャー(GPM)養
成など基礎的試験運営体制を構築し、実務移行を開始した。
ベンチャー企業への支援実施状況
本院において医療系ベンチャーが有する医療シーズに係る相談体制の構築を、開発伴走経験のあるスタッフや薬事に精通したス
タッフを配置すると共に、医療系ベンチャーの相談窓口をホームページに設置することで継続的に行ってきた。
しかしながら、医療系ベンチャーが有する医療シーズを早期実用化するためには、より専門的で更に幅広い支援システムの構築
が必要と考える。昨年度は相談窓口に続く研究開発支援チームを創設し、支援体制の充実を図ったが、令和5年度には体制強化に加
えて、本学の産学連携本部、未来医工学研究開発センターや株式会社神戸大学イノベーション(KUI)との有機的な連携により、アカ
デミア発医療系ベンチャーを更に育成する協力体制を構築し、ベンチャーからの相談案件に適切に対応した。