よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-4 ソマトロピン(遺伝子組換え)の電子化された添付文書一覧 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24579.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和3年度第31回 3/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【包

4)SGA性低身長症 9)
グロウジェクトBC注射用8mgのSGA性低身長症を対象とした
臨床試験(第Ⅲ相)における主な成績を下表に示した。SGA性
低身長症患者に各表中に示す投与量を1日1回皮下投与した。
①身長SDSの変化量
群(用量)

12ヵ月後(例数)

0.23 mg群
0.634±0.322(42)
(0.23 mg/kg/週)



【主要文献】

1)Gustafsson, J.:Acta Pediatr. Scand.[Suppl.]362, 50, 1989
2)Randall, R.V.:Acromegaly and Gigantism,
Chapter 26:Endocrinology, Vol.1,
1989, W.B.Saunders Company
3)渡瀬貴博 他:基礎と臨床, 27
(15 Nov), 5733, 1993
4)ヒトでの皮下投与における生物学的同等性試験(社内資料)
5)田中敏章 他:新薬と臨床, 47
(8), 1251, 1998
6)田中敏章 他:薬理と治療, 27
(12), 1857, 1999
7)成人成長ホルモン分泌不全症(AGHD)に対するJR - 401の
プラセボ対照二重盲検群間比較試験(社内資料)
8)成人成長ホルモン分泌不全症(AGHD)に対するJR - 401の
長期投与試験(社内資料)
9)SGA性低身長症に対するJR-401の臨床試験(社内資料)
10 )田中敏章 他:基礎と臨床, 26(1 Jan), 443, 1992
11 )野崎 修 他:基礎と臨床, 25(12 Sep), 3672, 1991
12 )河野誠一 他:基礎と臨床, 25(12 Sep), 3683, 1991
13 )下垂体摘出成熟ラットの体組成および脂質代謝異常に対
するJR-401の効果(社内資料)
14)野村啓一 他:基礎と臨床, 25(12 Sep), 3599, 1991

24ヵ月後(例数)
0.840±0.418(43)



0.47 mg群
1.025±0.336(45) p<0.001* 1.497±0.440(45) p<0.001*
(0.47 mg/kg/週)

*:0.23 mg群との群間比較[t検定]

Mean±SD

②身長SDS及び成長速度SDSの経時推移
項目

群(用量)

装】

1バイアル(添付溶解液付)

試験開始時(例数) 12ヵ月後(例数) 24ヵ月後(例数)

0.23 mg群
­3.176±0.672(43)­2.512±0.751(42)­2.336±0.820(43)
(0.23 mg/kg/週)
身長
SDS
0.47 mg群
­3.211±0.710(45)­2.186±0.814(45)­1.714±0.861(45)
(0.47 mg/kg/週)
0.23 mg群
成長(0.23 mg/kg/週)­1.986±1.400(43)2.636±1.854(42) 0.640±1.285(42)
速度
0.47 mg群
SDS
­1.539±1.194(45)4.822±1.866(45) 2.648±1.453(43)
(0.47 mg/kg/週)

【文献請求先】
**
主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。

Mean±SD
2.抗ヒト成長ホルモン抗体
国内での臨床試験205例(グロウジェクト注射用1.33mg:成
長ホルモン分泌不全性低身長症63例、ターナー症候群97例、
グロウジェクト注射用8mg:成長ホルモン分泌不全性低身
長症45例)
において、その検査で一度でも10倍以上の抗hGH
抗体が出現した症例は16例(7.8%、内訳 グロウジェクト注
射用1.33mg:成長ホルモン分泌不全性低身長症7例、ター
ナー症候群6例、グロウジェクト注射用8mg:成長ホルモン
分泌不全性低身長症3例)であった。この抗体出現率は、他
の同種同効製剤とほぼ同率であった。5)、6)、10)

JCRファーマ株式会社 マーケティング部
(住所) 〒659ー0021 兵庫県芦屋市春日町3ー19
(電話) 0797ー32ー3635

【薬効薬理】

1.身体成長促進作用
下垂体摘出ラットにおける脛骨骨端軟骨の増大及び各種骨
端軟骨への 35Sの取り込み作用を試験し、これらの作用はい
ずれも下垂体由来ヒト成長ホルモン製剤とほぼ同等である
ことが確認されている。11)
2.IGF-Ⅰ増加作用
下垂体摘出ラットを用いた試験、また健常成人における試
12)
験で、血中IGF-Ⅰを増加させることが認められている。
13)
3.体組成及び脂質代謝改善作用
下垂体摘出成熟ラットを用いた試験で、除脂肪体重の有意
な増加及び血清LDL-コレステロールの有意な低下が認めら
れている。また、副腎皮質ホルモンおよび甲状腺ホルモン
との併用試験においても、同様の作用を示すことが認めら
れている。

【有効成分に関する理化学的知見】14)

一般名:ソマトロピン(遺伝子組換え)
Somatropin(Genetical Recombination)
化学名:ヒト成長ホルモン(遺伝子組換え)
growth hormone human(genetical recombination)
構造式:191個のアミノ酸からなるペプチド
分子量:約22,125
性 状:白色の粉末で、においはない。

製造販売元

- 10-

〒659 ー 0021 兵庫県芦屋市春日町3-19
5

:登録商標

Code No. 42435
PI-GJ2-017A