よむ、つかう、まなぶ。
資料1-4 ソマトロピン(遺伝子組換え)の電子化された添付文書一覧 (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24579.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和3年度第31回 3/22)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
4. 成人成長ホ ル モン分泌不全症
1) 比較対照試験
GH 分泌刺激試験 によりGH 頂値 が 3ng/mL 未満 であった 成
人 成 長 ホル モン 分 泌 不 全 症 患 者 を 対 象 に 0.021mg/kg/
週 ~0.084mg/kg/ 週 を 皮下投与した 。
項目
投与群
試験開始
本剤
躯幹部
体脂肪
量 (kg)
群間差
(95%
信頼区間 )
p値
変化率
(%)
24 週後
10.28±4.15 8.85±4.44 -16.16±1.81
(n=56)
プラセボ
(n=54)
9.85±4.13
9.97±4.27
* 6.
1.66±1.84
ヌーナン症候群 に お ける低身長
ヌーナン症候群 における低身長小児 を 対象 に 0.033mg/kg/ 日
(0.23 mg/kg/ 週 に 相当 ) 又 は 0.066mg/kg/ 日 (0.47 mg/kg/ 週
に 相当 ) を 104 週間皮下投与した 11) 。
1) 身長 SDスコアの 変化量
項目
-17.82
(-22.90,
-12.74)
p<0.0001
Δ 身長
SDスコア
104 週後
0.23 mg/kg/ 週
(n=25)
0.84±0.09
0.47 mg/kg/ 週
(n=26)
1.47±0.09
投与群
血清
本剤
(n=56)
IGF-I
SD
プラセボ
スコア (n=54)
試験開始
24 週後
変化量
-2.16±1.33
1.16±1.92
3.35±0.17
-2.47±1.11 -2.44±1.26
0.01±0.17
群間差
(95%
信頼区間 )
p値
2) 身長 SDスコア及 び 成長速度 SDスコアの 経時推移
項目
投与群
ベース ラ イ ン
52 週後
104 週後
身長 SD
0.23 mg/kg/ 週
(n=25)
-3.24±0.76
-2.62±0.71
-2.40±0.72
3.34
(2.87,
3.81)
p<0.0001
0.47 mg/kg/ 週
(n=26)
-3.25±0.71
-2.25±0.84
-1.78±0.94
0.23 mg/kg/ 週
(n=25)
-1.99±1.17
2.80±1.13
0.58±1.59
0.47 mg/kg/ 週
(n=26)
-1.70±1.33
5.01±1.92
2.65±1.76
スコア
平均 ±SD
成長速度
2) 長期投与試験
SDスコア
比較対照試験 を 完了した 成人成長ホルモン分泌不全症患者
を 対象 に 皮下投与した 。
• 用量調整群 : 0.021mg/kg/ 週 から 投与 を 開始し、臨床症状
及 び 血清 IGF-I 濃度 を 参照して 用量 を 調整
• 固定用量群 : 0.021mg/kg/ 週 ~0.084mg/kg/ 週
項目
投与群
用量調整群
躯幹部
(n=65)
体脂肪
量 (kg) 固定用量群
(n=31)
平均 ±SD
注 ) ベースライン時 の 成長速度 SDスコアは 本剤 の 投与開始前 1 年間 の 成長速度 に 基 づ
き算出した 。
【薬 効 薬 理】
群間差
(95%
信頼区間 )
p値
試験開始
48 週後
変化率
(%)
9.37±3.77
8.73±4.15
-8.12±2.36
9.79±5.26
9.15±5.71
1. 身体成長促進作用
下垂体摘出ラットによる体重増加 、脛骨成長及 び 軟骨成長 を 検
討した 各試験 において 、下垂体 より抽出したヒト成長ホルモン
製剤とほぼ 同等 の 身体成長促進作用 を 示 す 9) 。
1.23
(-7.03,
9.48)
-9.35±3.42 p=0.7684
2. ソマトメジン C 増強作用
健康成人 において 血中 のソマトメジンC 濃度 を 有意 に 上昇 さ
せることが 認 められている 10) 。
平均 ±SD
項目
投与群
試験開始
用量調整群
血清
-0.54±2.52
(n=69)
IGF-I
SD 固定用量群
-0.94±2.28
スコア (n=34)
【有効成分 に 関する理化学的知見】
群間差
(95%
信頼区間 )
p値
48 週後
変化量
0.27±1.52
0.90±0.18
0.59±1.86
1.38±0.26
一般名 : ソマトロピン( 遺伝子組換 え )
[ 命名法 : JAN]
Somatropin (Genetical Recombination) [ 命名法 : JAN]
化学名 : ヒト成長ホルモン( 遺伝子組換 え )
growth hormone human (genetical recombination)
分子式 : C990H1528N262O300S7
分子量 : 22,125
構造式 : 191 個 のアミノ酸 からなるペプチド
性 状 : 本品 は 白色 の 粉末 である 。
-0.48
(-1.11,
0.15)
p=0.1312
平均 ±SD
5. SGA 性低身長症
SGA 性低身長小児 を 対象 に 0.033mg/kg/ 日 (0.23mg/kg/ 週 に
相当 ) 又 は 0.067mg/kg/ 日 (0.47mg/kg/ 週 に 相当 ) を 208 週間
皮下投与した 。
1) 身長 SDスコアの 変化量
項目
Δ 身長 SD
スコア
投与群
52 週後
104 週後
208 週後
0.23
mg/kg/ 週
0.55±0.05
(n=33)
0.79±0.07
(n=33)
1.08±0.09
(n=30)
0.47
mg/kg/ 週
0.89±0.05
(n=34)
1.39±0.07
(n=34)
1.92±0.09
(n=29)
無治療群
0.08±0.08
(n=15)
-
-
*【承
【包
装】
ノルディトロピン フレックスプロ注 5 mg: 1 筒
ノルディトロピン フレックスプロ注 10 mg: 1 筒
ノルディトロピン フレックスプロ注 15 mg: 1 筒
【主 要 文 献】
1) Gustafsson J.: Acta Pediatr Scand Suppl, 362: 50, 1989
2) Randall R.V.: Acromegaly and Gigantism, Chapter 26:
Endocrinology, Vol.I, 1989, W.B. Saunders Company
3) 海外 ( 英国 ) において 実施 された 生物学的同等性試験
最小二乗平均 ±SE
身長 SD
スコア
成長速度
SDスコア
投与群
ベース ラ イ ン
52 週後
104 週後
156 週後
認 条 件】
医薬品リスク管理計画 を 策定 の 上 、適切 に 実施 すること 。
2) 身長 SDスコア及 び 成長速度 SDスコアの 経時推移
項目
0.63
(0.38, 0.88)
p<0.0001
最小二乗平均 ±SE
ANCOVA model 、有意水準両側 5%
平均 ±SD
項目
群間差
(95% 信頼区間 )
p値
投与群
( 社内資料 )
4) 新美仁男 ほか : 小児科臨床 , 52: 923, 1999
5) 髙野加寿恵 ほか : 薬理と臨床 , 1: 71 , 1991
6) 髙野加寿恵 ほか : 基礎と臨床 , 21: 6812, 1987
7) 髙野加寿恵 ほか : Progr Med, 9: 1236, 1989
8) 清野佳紀 ほか : ホルモンと臨床 , 43: 1041, 1995
9) Jørgensen, K.D.: Acta Endocrinol, 114: 124, 1987
10) 髙野加寿恵 ほか : ホルモンと臨床 , 35: 1265, 1987
* 11) ノルディトロピン 第 3 相試験 (GHLIQUID-4020)
208 週後
0.23
-2.95±0.62 -2.43±0.67 -2.19±0.72 -1.99±0.79 -1.88±0.78
mg/kg/ 週
(n=33)
(n=31)
(n=31)
(n=27)
(n=27)
0.47
-2.90±0.67 -2.02±0.78 -1.41±0.69 -1.12±0.71 -0.91±0.72
mg/kg/ 週
(n=34)
(n=34)
(n=32)
(n=29)
(n=28)
0.23
-1.70±0.99 2.47±1.93 1.11±1.24 0.69±1.09 0.28±1.33
mg/kg/ 週
(n=33)
(n=31)
(n=31)
(n=27)
(n=27)
0.47
-2.03±1.45 4.79±1.94 2.89±1.13 2.16±1.59 1.47±1.87
mg/kg/ 週
(n=34)
(n=34)
(n=32)
(n=29)
(n=28)
( 社内資料 )
平均 ±SD
注 ) ベースライン時 の 成長速度 SDスコアは 本剤 の 投与開始前 1 年間 の 成長速度 に 基 づ
き算出した 。
- 325
1) 比較対照試験
GH 分泌刺激試験 によりGH 頂値 が 3ng/mL 未満 であった 成
人 成 長 ホル モン 分 泌 不 全 症 患 者 を 対 象 に 0.021mg/kg/
週 ~0.084mg/kg/ 週 を 皮下投与した 。
項目
投与群
試験開始
本剤
躯幹部
体脂肪
量 (kg)
群間差
(95%
信頼区間 )
p値
変化率
(%)
24 週後
10.28±4.15 8.85±4.44 -16.16±1.81
(n=56)
プラセボ
(n=54)
9.85±4.13
9.97±4.27
* 6.
1.66±1.84
ヌーナン症候群 に お ける低身長
ヌーナン症候群 における低身長小児 を 対象 に 0.033mg/kg/ 日
(0.23 mg/kg/ 週 に 相当 ) 又 は 0.066mg/kg/ 日 (0.47 mg/kg/ 週
に 相当 ) を 104 週間皮下投与した 11) 。
1) 身長 SDスコアの 変化量
項目
-17.82
(-22.90,
-12.74)
p<0.0001
Δ 身長
SDスコア
104 週後
0.23 mg/kg/ 週
(n=25)
0.84±0.09
0.47 mg/kg/ 週
(n=26)
1.47±0.09
投与群
血清
本剤
(n=56)
IGF-I
SD
プラセボ
スコア (n=54)
試験開始
24 週後
変化量
-2.16±1.33
1.16±1.92
3.35±0.17
-2.47±1.11 -2.44±1.26
0.01±0.17
群間差
(95%
信頼区間 )
p値
2) 身長 SDスコア及 び 成長速度 SDスコアの 経時推移
項目
投与群
ベース ラ イ ン
52 週後
104 週後
身長 SD
0.23 mg/kg/ 週
(n=25)
-3.24±0.76
-2.62±0.71
-2.40±0.72
3.34
(2.87,
3.81)
p<0.0001
0.47 mg/kg/ 週
(n=26)
-3.25±0.71
-2.25±0.84
-1.78±0.94
0.23 mg/kg/ 週
(n=25)
-1.99±1.17
2.80±1.13
0.58±1.59
0.47 mg/kg/ 週
(n=26)
-1.70±1.33
5.01±1.92
2.65±1.76
スコア
平均 ±SD
成長速度
2) 長期投与試験
SDスコア
比較対照試験 を 完了した 成人成長ホルモン分泌不全症患者
を 対象 に 皮下投与した 。
• 用量調整群 : 0.021mg/kg/ 週 から 投与 を 開始し、臨床症状
及 び 血清 IGF-I 濃度 を 参照して 用量 を 調整
• 固定用量群 : 0.021mg/kg/ 週 ~0.084mg/kg/ 週
項目
投与群
用量調整群
躯幹部
(n=65)
体脂肪
量 (kg) 固定用量群
(n=31)
平均 ±SD
注 ) ベースライン時 の 成長速度 SDスコアは 本剤 の 投与開始前 1 年間 の 成長速度 に 基 づ
き算出した 。
【薬 効 薬 理】
群間差
(95%
信頼区間 )
p値
試験開始
48 週後
変化率
(%)
9.37±3.77
8.73±4.15
-8.12±2.36
9.79±5.26
9.15±5.71
1. 身体成長促進作用
下垂体摘出ラットによる体重増加 、脛骨成長及 び 軟骨成長 を 検
討した 各試験 において 、下垂体 より抽出したヒト成長ホルモン
製剤とほぼ 同等 の 身体成長促進作用 を 示 す 9) 。
1.23
(-7.03,
9.48)
-9.35±3.42 p=0.7684
2. ソマトメジン C 増強作用
健康成人 において 血中 のソマトメジンC 濃度 を 有意 に 上昇 さ
せることが 認 められている 10) 。
平均 ±SD
項目
投与群
試験開始
用量調整群
血清
-0.54±2.52
(n=69)
IGF-I
SD 固定用量群
-0.94±2.28
スコア (n=34)
【有効成分 に 関する理化学的知見】
群間差
(95%
信頼区間 )
p値
48 週後
変化量
0.27±1.52
0.90±0.18
0.59±1.86
1.38±0.26
一般名 : ソマトロピン( 遺伝子組換 え )
[ 命名法 : JAN]
Somatropin (Genetical Recombination) [ 命名法 : JAN]
化学名 : ヒト成長ホルモン( 遺伝子組換 え )
growth hormone human (genetical recombination)
分子式 : C990H1528N262O300S7
分子量 : 22,125
構造式 : 191 個 のアミノ酸 からなるペプチド
性 状 : 本品 は 白色 の 粉末 である 。
-0.48
(-1.11,
0.15)
p=0.1312
平均 ±SD
5. SGA 性低身長症
SGA 性低身長小児 を 対象 に 0.033mg/kg/ 日 (0.23mg/kg/ 週 に
相当 ) 又 は 0.067mg/kg/ 日 (0.47mg/kg/ 週 に 相当 ) を 208 週間
皮下投与した 。
1) 身長 SDスコアの 変化量
項目
Δ 身長 SD
スコア
投与群
52 週後
104 週後
208 週後
0.23
mg/kg/ 週
0.55±0.05
(n=33)
0.79±0.07
(n=33)
1.08±0.09
(n=30)
0.47
mg/kg/ 週
0.89±0.05
(n=34)
1.39±0.07
(n=34)
1.92±0.09
(n=29)
無治療群
0.08±0.08
(n=15)
-
-
*【承
【包
装】
ノルディトロピン フレックスプロ注 5 mg: 1 筒
ノルディトロピン フレックスプロ注 10 mg: 1 筒
ノルディトロピン フレックスプロ注 15 mg: 1 筒
【主 要 文 献】
1) Gustafsson J.: Acta Pediatr Scand Suppl, 362: 50, 1989
2) Randall R.V.: Acromegaly and Gigantism, Chapter 26:
Endocrinology, Vol.I, 1989, W.B. Saunders Company
3) 海外 ( 英国 ) において 実施 された 生物学的同等性試験
最小二乗平均 ±SE
身長 SD
スコア
成長速度
SDスコア
投与群
ベース ラ イ ン
52 週後
104 週後
156 週後
認 条 件】
医薬品リスク管理計画 を 策定 の 上 、適切 に 実施 すること 。
2) 身長 SDスコア及 び 成長速度 SDスコアの 経時推移
項目
0.63
(0.38, 0.88)
p<0.0001
最小二乗平均 ±SE
ANCOVA model 、有意水準両側 5%
平均 ±SD
項目
群間差
(95% 信頼区間 )
p値
投与群
( 社内資料 )
4) 新美仁男 ほか : 小児科臨床 , 52: 923, 1999
5) 髙野加寿恵 ほか : 薬理と臨床 , 1: 71 , 1991
6) 髙野加寿恵 ほか : 基礎と臨床 , 21: 6812, 1987
7) 髙野加寿恵 ほか : Progr Med, 9: 1236, 1989
8) 清野佳紀 ほか : ホルモンと臨床 , 43: 1041, 1995
9) Jørgensen, K.D.: Acta Endocrinol, 114: 124, 1987
10) 髙野加寿恵 ほか : ホルモンと臨床 , 35: 1265, 1987
* 11) ノルディトロピン 第 3 相試験 (GHLIQUID-4020)
208 週後
0.23
-2.95±0.62 -2.43±0.67 -2.19±0.72 -1.99±0.79 -1.88±0.78
mg/kg/ 週
(n=33)
(n=31)
(n=31)
(n=27)
(n=27)
0.47
-2.90±0.67 -2.02±0.78 -1.41±0.69 -1.12±0.71 -0.91±0.72
mg/kg/ 週
(n=34)
(n=34)
(n=32)
(n=29)
(n=28)
0.23
-1.70±0.99 2.47±1.93 1.11±1.24 0.69±1.09 0.28±1.33
mg/kg/ 週
(n=33)
(n=31)
(n=31)
(n=27)
(n=27)
0.47
-2.03±1.45 4.79±1.94 2.89±1.13 2.16±1.59 1.47±1.87
mg/kg/ 週
(n=34)
(n=34)
(n=32)
(n=29)
(n=28)
( 社内資料 )
平均 ±SD
注 ) ベースライン時 の 成長速度 SDスコアは 本剤 の 投与開始前 1 年間 の 成長速度 に 基 づ
き算出した 。
- 325