よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[552KB] (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

本例は医薬品医療機器総合機構を通じて入手した薬剤師による予防
接種後副反応疑い報告書(厚生労働省受付番号:v2310000748)で
ある。

患者情報:86 歳 5 ヶ月、女性

予診票での留意点:無し

合併症は特発性血小板減少性紫斑病があった(治療継続中)。

併用薬:エソメプラゾール、マグミット錠、リセドロン酸 Na 錠、
アミティーザ、プレドニゾロン錠、レボレード錠、バイアスピリン
錠、ピタバスタチン Ca/OD(適応症不明の薬剤使用)

治療薬は報告されなかった。

免疫性血小板減少
159

アナフィラキシーシ

症;

2023 年 10 月 07 日

発熱

朝から発熱などはなかった。

ョック

13 時 32 分、COVID-19 予防のため、スパイクバックス筋注(1 価:
オミクロン株 XBB.1.5)の 6 回目を接種した(投与経路:筋肉内、
投与量:0.5 ミリリットル、ロット番号:710014A)。

13 時 40 分、接種後の 15 分待機中に患者は嘔吐し、倦怠感を訴え
た。集団接種会場の医師判断にてアナフィラキシー症状と診断され
たため、救急要請となった。

15 時 08 分、A 救急センターに搬送された。来院時、嘔気、嘔吐、
呼吸困難感、疼痛部位はなかった。ワクチン接種後より発熱があり
(来院時、腋窩体温:39.3℃)、呼吸:20 回/分、SPO2:97%、血
圧:149/84mmHg、脈拍数:109 回/分、普段より意識レベル低下が
あり、インフルエンザ A:陰性、インフルエンザ B:陰性、コロナ
IDNOW 検査:陰性であった。

アナフィラキシーショック、嘔吐、発熱の転帰は回復。

8