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資料2 提出資料1(香取構成員) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39713.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第2回 4/17)《厚生労働省》
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医療・介護提供体制にかかる課題

~ 我が国の一般病床・療養病床 ~

・ 老人医療費無料化時代(1973~82年)から1980年代頃までは、高齢者の入院・入所ニーズは ほぼ病院
で受け入れていた。
・ 1990年頃から、急性期医療(一般病床)、慢性期医療(療養病床)、介護(介護老人保健施設)のニーズに
応じた機能分化を進めてきたが、機能分化はまだ不十分であるとともに、急性期医療をさらに機能分化・機
能強化するニーズが生じてきている。
(一般病床)
• 急性期医療については、医療資源の集中投入がより必要な重症患者を中心とした急性期医療の機能分化・
重点化が十分でなく、さらに、平均在院日数も諸外国と比較しても長くなっており、全体として非効率である
のみならず、医療の質・患者のQOLにも影響を与えている。
• 他方、そのような重症急性期患者の退院後の受け皿となる、いわゆる亜急性期・回復期にふさわしい、 ある
程度安定した急性期治療やリハビリ等の機能を有する病床は非常に不足している。
この
ことが、一般病床と療養病床の機能分化、平均在院日数短縮が進まない一因となっている。
(療養病床)
• 医療ニーズの強い患者を受けれている事例が存在する一方、いわゆる社会的入院を受け入れる事例もある
など、病院の機能と患者の状態像とが必ずしも合致していない。

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