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資料2 提出資料1(香取構成員) (61 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39713.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第2回 4/17)《厚生労働省》
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• 現在でも、65歳以上の高齢患者の多くが同一月内に複数の医療機関を受診。
重複検査・重複受診・多剤投与の問題は、医療費適正化の観点のみならず、当該患者
にとって最適の医療を提供するという観点からも重要な問題。
患者・家族の立場に立って最適の医療が提供されるよう必要な調整を行う機能は、地
域医療体制に不可欠の機能。
さらに言えば、患者は医療以外の多様なニーズ(介護・生活支援・フレイル・栄養管理
等々)を持ち、医療だけではその人の生活を支え切ることは困難。
包括的で継続的な切れ目ないサービスは医療を超えて保障されなければならない。
• 地域包括ケアネットワークはまさにそのことのために構想されているもの。
個々の制度を越え、財源も専門性も規制も異なる様々なサービスや専門職の働きを横
串で繋いでいく「メタ制度 ―Integrated care network」として機能するもの。
• 医療は地域包括ケアネットワークの重要な構成要素。
医療提供体制改革は、地域包括ケアネットワークの文脈の中で機能するものとして進
められることが必要。
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