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オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_0024_00004.html
出典情報 オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版)(4/19)《厚生労働省》
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事例5

峯レディースクリニック
所在地

東京都目黒区

⚫ オンライン診療が円滑に実施できるよう、専用アプリ使用上の注意点をまとめた
事例の
ポイント

患者向け説明資料を作成
⚫ オンライン診療により、男性の不妊治療への参加率が向上
⚫ 新型コロナウイルス感染症に罹患し来院できない患者でも、オンライン診療により治療を継続
医療機関の概要

設立主体
病床数

医療法人

診療科

産婦人科、婦人科

職員数

医師3人、看護職員6人、事務スタッフ6人

遠隔医療の実施状況
開始時期
診療科

-(無床診療所)

対象患者
患者数

2018年8月
産婦人科、婦人科
婦人科の検査結果説明やカウンセリング目的で
の受診の患者
53人(2023年11月)

1 オンライン診療の導入の経緯
オンライン診療は2018年から導入した。
不妊治療では、男性は検査結果の説明を聞くためだけに来院することになる場合も多いため、結果説明のみ
であれば、女性が聞けば十分であると考える男性も多かった。不妊治療は夫婦・パートナーで取り組むもの
であり、男性に直接結果や留意事項を説明する必要性を感じていたことから、男性も含めて夫婦・パートナ
ーで受診がしやすい診療形態がないか検討していた。そうした中、オンライン診療の案内を見かけ、導入を
検討することとした。

2 オンライン診療の導入までの流れ
導入時はオンライン診療システム提供事業者が少なく、選択肢は限定的であった。オンライン診療の案内を
出していたオンライン診療システム提供事業者に連絡したところ、事業者側が丁寧に説明や勉強会の開催を
行ってくれたため、当該サービスの導入を決めた。
導入を決めてから実際に開始可能になるまで、2~3か月ほどの期間を要した。
導入までに、オンライン診療システム提供事業者による勉強会等を通じて、医師や看護師、事務スタッフ等
はシステムの利用方法やオンライン診療について理解を深めた。

なお、オンライン診療専用のアプリを通じた予約の受付や検査結果のアップロード、決済等の支払いの受付
、処方箋の送付等は事務スタッフが対応している。オンライン診療専任の職員はいない。

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