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オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_0024_00004.html
出典情報 オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版)(4/19)《厚生労働省》
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事例7

新中野皮膚科クリニック
所在地

東京都中野区

⚫ 安全・安心にオンライン診療を実施するため、通院歴のある再診の患者を対象としてオンラ
事例の
ポイント

イン診療を実施
⚫ 患者の増加に伴い、医師と事務スタッフ等で役割分担を見直し
医療機関の概要

遠隔医療の実施状況
2020年4月

-(無床診療所)

開始時期
診療科

診療科

皮膚科、アレルギー科、形成外科

対象患者

通院歴のある再診の患者

職員数

医師6人、看護職員5人、事務スタッフ2人、看護助手3人

患者数

約4人(2024年1月)

設立主体
病床数

医療法人

皮膚科、アレルギー科

1 オンライン診療の導入の経緯
遠方へ転居・転勤する患者の診療をどのように継続すると良いか考えていたところ、オンライン診療システ
ム提供事業者から、導入について提案があった。
費用面などを考慮し、当該事業者のオンライン診療システムを導入することとし、2020年にオンライン診療
を開始した。

2 オンライン診療の導入までの流れ
オンライン診療の導入に向けて、オンライン診療システム提供事業者から説明を受けた。当時はまだオンラ
イン診療が一般的ではなかったため、実施しながら試行錯誤した。
当初はオンライン診療の患者は非常に少なかったため、オンライン診療の書類説明等の対応は基本的には医
師が行っていた。患者が指定する薬局への処方箋の送付等は事務スタッフが実施した。
新型コロナウイルス感染症の流行を期に、オンライン診療の患者が増えたことで、院内の役割分担を見直し
た。具体的には、予約や保険証の確認は受付の事務スタッフ、診察は医師、処方箋(原本)の郵送は受付の

事務スタッフが行うこととした。
オンライン診療の開始にあたり、オンライン診療システム提供事業者から提供された、オンライン診療や利
用方法等を解説したパンフレットを患者に手渡したりした。インターネット上でもオンライン診療の案内を
出しており、オンライン診療の対象となる条件や、症状によってはオンライン診療ができないこと等を説明
している。

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