よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_0024_00004.html
出典情報 オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版)(4/19)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3 オンライン診療の実施の流れ
予約

⚫ 診療時間外も含めてオンライン診療の予約を受け付けている。受付のスタッフの負担も
考慮して、できるだけ診療時間内で対応するようにする予定。

診療

⚫ 対面診療を目的として来院している患者を待たせてオンライン診療を行う事は難しく、昼
休憩の時間で対応。
⚫ 患者の状況によるが、少なくとも3か月に1回は対面診療を組み合わせている。

支払い

⚫ 振込用紙を送付して入金してもらう方法を採用している。オンライン診療システムにク
レジットカード決済機能もあるため、未収金も減らすために今後活用するか検討予定。
⚫ 診療時間外にオンライン診療をする場合があるので、事務手続きについて、連絡ノート
を用いて院内で情報共有。

処方箋・処方薬の
受け渡し

⚫ 事務スタッフが患者の希望する薬局に処方箋をFAX送付するとともに原本を送付。

4 オンライン診療を実施する際の課題と工夫点等
患者の希望する薬局がオンライン服薬指導や自宅への薬剤の配送に対応しているか、医療クラークや事務ス
タッフが協力して確認している。

5 オンライン診療の効果と今後の展望
把握した効果等
通院の負担軽減になっている。
医療機関等との連携では、近隣の薬局がオンライン診療を実施した離島の患者への薬剤の配送などの対応を
してくれており、適宜相談している。また、オンライン診療を実施し、訪問看護ステーションを利用してい

る患者については、情報共有をするようになった。

今後の展望
オンライン診療のシステムは多数あるが、現状では年配の方の中にはアプリを使いこなせない方もいるため
、オンライン診療の普及に伴い、電話と同等程度に直感的に使用可能なアプリが開発されることが望まれる。

23