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オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版) (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_0024_00004.html
出典情報 オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版)(4/19)《厚生労働省》
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対象患者
再診患者で、定期投薬による経過観察が可能な方、検査等が不要な方を対象にしている。
初診患者を対象とするためには、患者側へのアプリインストールや電子カルテシステムの新規患者登録(本
人確認)、予約管理の煩雑性など課題が多く残っている。一方、再診患者の場合は、アプリインストール時
に事務スタッフのサポートのもとで実施ができること、検査不要等の判断がしやすいこと、電子カルテシ
ステム上の患者情報にて診察時に次回予約日時の調整も可能である。よって、先ずは再診患者のうち、定
期投薬等の経過観察が可能、かつ検査等が不要な患者を対象としている。
関連在宅施設において訪問診療を利用されている入居者。

月に2回、関連の在宅施設への訪問診療を実施しているが、一部の入居者に対しては、うち1回をオンラ
インにて診療している。

3 オンライン診療の実施の流れ
予約

⚫ 患者がオンライン診療システム上で予約、問診記入。
⚫ 事務スタッフが患者の予約内容を確認。
⚫ 看護師が問診結果を確認し、必要があれば電子カルテに転記。

診療

⚫ 看護師がオンライン診療システムを操作し患者と接続。
⚫ 医師のオンライン診療中、看護師も立ち合い。
⚫ 訪問診療の患者は、医師から本人及び家族に説明し同意が得られた方に限り、月2回の
定期往診のうち1回をオンライン診療に切り替え。

支払い

⚫ オンライン診療システム上でクレジットカード決済。

処方箋・処方薬の
受け渡し

⚫ 院外処方の場合は、事務スタッフが患者の希望する薬局に処方箋をFAX送付するとともに

原本を送付。
⚫ 院内処方の場合は、事務スタッフが薬を患者居宅に郵送。

4 オンライン診療を実施する際の課題と工夫点等
かかりつけ患者を対象に地域医療の一環としてオンライン診療に取り組んでいるが、患者にオンライン診療
の案内をする中で、オンライン診療を知っている方が少ないと感じた。
そこで、法人主体で実施している地域の健康イベントに遠隔医療ブースを設置したところ、盛況だった。興
味のある方は多く、地域で周知して広げていく必要性を感じた。

5 オンライン診療の効果と今後の展望
把握した効果等
オンライン診療は医師の負担、患者の負担を軽減していると感じる。より多くの方に効果を実感していただ
くため、数値で示していけたら良いと思っている。

今後の展望
電子聴診器自体は法人で有しているため、オンライン診療にも活用していきたい。
法 人 事 務 局 と共同研究を進めているAMI株式会社が開発している“心疾患診断アシスト機能付き遠隔医療対
応聴診器「超聴診器」”を起点としたオンライン診療サービス(D to P with N)を通じ、オンライン診療時
における心疾患のスクリーニング検査の実施等、更に質の高い遠隔医療の提供へ貢献していきたい。
地域中心の医療になっていく中で地域と医療をつなぐためオンライン診療を活用したい。地域とのつながり
を増やしていきたい。

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