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オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版) (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/index_0024_00004.html |
出典情報 | オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版)(4/19)《厚生労働省》 |
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対象患者
オンライン診療の対象は、触診等をしなくても問題がない疾患の患者とし、かつ、対面診療での通院歴のある再診の患者の
みとしている。
3 オンライン診療の実施の流れ
⚫ 患者がインターネット上で予約。
予約
⚫ オンライン診療専用の予約枠は設けていない。
⚫ 予約の受付は事務スタッフが対応。
診療
⚫ オンライン診療は、対面診療の合間に実施。
⚫ 対面診療との組み合わせにより実施しており、病状に応じて近隣の皮膚科の受診を案内す
ることもある。
支払い
処方箋・処方薬の
受け渡し
⚫ オンライン診療システム上でクレジットカード決済。
⚫ 患者の希望に応じて、事務スタッフが患者居宅に処方箋を郵送または、医療機関から患者
の希望する薬局に処方箋をFAX送付するとともに原本を送付。
⚫ なお、オンライン診療システム上で、オンライン服薬指導に対応している薬局を検索し、
予約することが可能。
4 オンライン診療を実施する際の課題と工夫点等
把握した効果等
オンライン診療ではカメラの画像が粗く、患部の詳細な確認ができないことがある。そのため、問診が一層
重要となり、患者から適切な情報を引き出すための工夫が必要であると感じる。当院では、オンライン診療
の対象を対面診療での通院歴のある患者に限定しており、患者の診療情報を十分に把握した上でオンライン
診療を行うようにしている。また、遠方に住んでいる患者については、病状に応じ近隣の皮膚科の受診を案
内することもある。
オンライン診療の対象を、対面診療での通院歴のある、再診の患者のみとしているため、既に患者とは信頼
関係を築くことができており、大きなトラブルなくスムーズに診療を行うことができている。
5 オンライン診療の効果と今後の展望
今後の展望
オンライン診療を活用することで、遠方に転居・転勤したことで通院ができなくなった患者の診療を継続す
ることができている。
電子処方箋とオンライン診療システムが繋がると、より適切な診療や円滑な処方薬の受け渡し等につながる
のではないかと考える。
オンライン診療で診療を行って良いか否かの判断は、現状では医師個人の判断に委ねられており、精神的な
負担が大きい。判断する際の参考となるような指針が学会等から示されると良い。
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オンライン診療の対象は、触診等をしなくても問題がない疾患の患者とし、かつ、対面診療での通院歴のある再診の患者の
みとしている。
3 オンライン診療の実施の流れ
⚫ 患者がインターネット上で予約。
予約
⚫ オンライン診療専用の予約枠は設けていない。
⚫ 予約の受付は事務スタッフが対応。
診療
⚫ オンライン診療は、対面診療の合間に実施。
⚫ 対面診療との組み合わせにより実施しており、病状に応じて近隣の皮膚科の受診を案内す
ることもある。
支払い
処方箋・処方薬の
受け渡し
⚫ オンライン診療システム上でクレジットカード決済。
⚫ 患者の希望に応じて、事務スタッフが患者居宅に処方箋を郵送または、医療機関から患者
の希望する薬局に処方箋をFAX送付するとともに原本を送付。
⚫ なお、オンライン診療システム上で、オンライン服薬指導に対応している薬局を検索し、
予約することが可能。
4 オンライン診療を実施する際の課題と工夫点等
把握した効果等
オンライン診療ではカメラの画像が粗く、患部の詳細な確認ができないことがある。そのため、問診が一層
重要となり、患者から適切な情報を引き出すための工夫が必要であると感じる。当院では、オンライン診療
の対象を対面診療での通院歴のある患者に限定しており、患者の診療情報を十分に把握した上でオンライン
診療を行うようにしている。また、遠方に住んでいる患者については、病状に応じ近隣の皮膚科の受診を案
内することもある。
オンライン診療の対象を、対面診療での通院歴のある、再診の患者のみとしているため、既に患者とは信頼
関係を築くことができており、大きなトラブルなくスムーズに診療を行うことができている。
5 オンライン診療の効果と今後の展望
今後の展望
オンライン診療を活用することで、遠方に転居・転勤したことで通院ができなくなった患者の診療を継続す
ることができている。
電子処方箋とオンライン診療システムが繋がると、より適切な診療や円滑な処方薬の受け渡し等につながる
のではないかと考える。
オンライン診療で診療を行って良いか否かの判断は、現状では医師個人の判断に委ねられており、精神的な
負担が大きい。判断する際の参考となるような指針が学会等から示されると良い。
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